ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

犠牲祭の初日は12月7日

2008年12月01日 23時20分11秒 | 文化・宗教
あいかわらずUAEの休日は直前になるまで読めない。

連邦結成記念日(National Day)が12月2日であることは、前からわかっていた。だが、今年は3日も休みにするという噂が広く流れていた。結局、民間部門は12月2日のみであることがわかったのが今日。フリーゾーンからメールで通知があり、ただちに社内に周知する。3日が休みになることをあてこんで、ゴルフの予約を入れていた駐在員を慌てさせた。逆に、中央銀行に従う市中銀行では、急遽3日が休日になることがわかり、銀行の駐在員からゴルフの誘いの電話が入ったりする。

犠牲祭の休日はさらに混乱している。当初9日と思われていた犠牲祭の初日は、8日となる見込みとイスラム三日月観測委員会が発表したのが11月19日労働省の発表ではそれよりさらに早まり、7日からの3日間が犠牲祭となるようだ。

一方で、政府関係機関では、犠牲祭の開始日に関わらず、2日から11日までの10日を休暇とすることを発表している。12日も金曜日で休日、土曜日が休日のところはなんと12日間連続の休日となる。

民間でも、例えばアブダビの石油会社ADNOCは2日から13日までを休日と発表、ADNOCに倣う慣行がある日本の石油元売各社もただちに追随した。たまたま仕事がありアブダビに行っていた私は、来年のカレンダーを配ることができてよかった。

休日も早くからわかっていれば、計画が立てられてよい。だが、今回のように直前にわかるとかえって迷惑なことがある。12月の最初の2週間は多分仕事にならないと、あらかじめ本社には言ってある。果たしてそのとおりになりそうだ。

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