ドバイでタクシーを使う人には朗報だろう。
37回目の連邦結成記念日(National Day)の今日から、ドバイで登録されたタクシーは、道路通行料システム「サリク」による通行料を免除される。
最近では出張で空港に行く時くらいにしかタクシーを使わないが、私の経験では、客にチャージすればよいサリクのゲートを迂回しようとするタクシーはいない。だが、本来は1回分の通行料を払えば済むはずのアル・サファとアル・バーシャのゲートを通過する時、2回分の通行料を要求する運転手が多い。疲れていて口論する元気のないときは、そのまま払ってしまう。助手席に座って、この運転手はどうするだろうかと見張っている必要がなくなるのは、ありがたい。
もともと、サリクが導入された目的とされる渋滞の緩和に効果があったかどうかはかなり疑問だ。むしろ、UAEではまだ整備されていない付加価値税などの徴税システムの先駆けと考えればまだ納得できる。
この時期になぜ、ドバイ政府が、通行料収入を減らす政策に踏み切ったのか、よくわからない。公表されていないが、サリクの通行料収入が予想外に増加したため、免除の対象を拡大したのかもしれない。
来年9月に開業予定のドバイ・メトロの利用料はまだ明らかになっていない。料金次第だろうが、個人的にはかなり利用されるようになるのではないかと予想している。メトロとの将来の競争をにらみ、タクシー料金の実質値下げに踏み切ったとみるのはうがちすぎだろうか。
37回目の連邦結成記念日(National Day)の今日から、ドバイで登録されたタクシーは、道路通行料システム「サリク」による通行料を免除される。
最近では出張で空港に行く時くらいにしかタクシーを使わないが、私の経験では、客にチャージすればよいサリクのゲートを迂回しようとするタクシーはいない。だが、本来は1回分の通行料を払えば済むはずのアル・サファとアル・バーシャのゲートを通過する時、2回分の通行料を要求する運転手が多い。疲れていて口論する元気のないときは、そのまま払ってしまう。助手席に座って、この運転手はどうするだろうかと見張っている必要がなくなるのは、ありがたい。
もともと、サリクが導入された目的とされる渋滞の緩和に効果があったかどうかはかなり疑問だ。むしろ、UAEではまだ整備されていない付加価値税などの徴税システムの先駆けと考えればまだ納得できる。
この時期になぜ、ドバイ政府が、通行料収入を減らす政策に踏み切ったのか、よくわからない。公表されていないが、サリクの通行料収入が予想外に増加したため、免除の対象を拡大したのかもしれない。
来年9月に開業予定のドバイ・メトロの利用料はまだ明らかになっていない。料金次第だろうが、個人的にはかなり利用されるようになるのではないかと予想している。メトロとの将来の競争をにらみ、タクシー料金の実質値下げに踏み切ったとみるのはうがちすぎだろうか。