ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

食料品値上がり

2008年02月14日 23時38分44秒 | 暮らす
先日、仕事を終えてアパートへの帰り道、弁当屋のカウンターで食事をしていると、DIFCで働く日本人女性に声をかけられた。彼女曰く、最近食料品が値上がりしていますよね、と。へえそうですかと答えながら、あまりぴんとこなかった。

自炊をするといってもチョンガーのこととて簡単なものばかりだし、最近は外食の比率も増えた。食料品の価格の変化に鈍感になっていたのは否めない。

14日のガルフニュースの1面をみて初めて合点がいった。ちょうど1年前に比べて、軒並み10%以上値上がりしている。卵が約20%、米は約50%、鶏肉はなんと60%以上もあがっている。

心配しなければならないのは、人件費への影響だ。この国では、そもそも労働組合が存在しないし日本の春闘のようなものはない。だが、消費者物価の上昇は賃金相場を確実に押し上げる。

3月決算の会社はどこもそうだろうと思うが、2008年度の事業計画を立てている。我が事務所は人を雇ってから日が浅いから、今すぐにどうこうということはない。だが、経営者としては、日頃からこういう数字にも目を光らせている必要があると反省した。

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