ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

サイクロン 「ゴヌ」

2007年06月08日 10時31分01秒 | 気候
今朝起きてベランダにでてみると、ジュメイラ・モスクのミナレットの向こうにきれいな海がみえる。いつもは空と海の境目がぼやけてみえないから、これはめったにないことだ。台風一過、というが、サイクロンが大気中の砂をどこかに運んでいってくれたのだろう。

サイクロン「ゴヌ」が上陸したオマーンでは25人の死者が出、UAEの東海岸でも避難する騒ぎとなったが、ドバイでは風で砂が舞って目が痛くなる程度だった。ガルフニュースでは3日にわたり1面トップだが、テレビのチャンネルをあちこちかえてもサイクロンのニュースのとりあげかたは大きくない。台風がくれば日本ではTVでそればかり流したりするのに、意外な感じだ。

なお、ゴヌという聞きなれない名前は、人の名前ではなくて、モルジブの言葉でやしの葉で作るバッグのことだと言う。

[6月8日追記」8日付ガルフニュースによれば、オマーンの死者は49人に増え、27人が行方不明とのこと。また、UAEの船員10人もオマーンの海域で難破した後行方不明とのこと。死者はこの先まだ増えそうだ。

最新の画像もっと見る