ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

A HAPPY NEW YEAR 2008

2008年01月01日 23時59分48秒 | 暮らす
元日、目が覚めると11時半だった。ドバイ時間ではまだ6時半だから、時差ボケがとれていないと言い訳ができるかもしれないが、3時頃まで年賀状の印刷に格闘していたせいもある。

新年のあいさつは、年賀状は止めて、メールにする友人も増えてきた。その方が環境のためには良いとも言える。私もたいていのことは、メールですますようになっているが、こればかりはなかなか止められない。

2007年の年賀状も大晦日の晩に近所のポストに投函しに行ったくらいで、年賀状を出すのは例年遅い方だ。ドバイで印刷するつもりで、お年玉年賀はがきを妻に買ってこさせてはいたが、結局ドバイでは手がつけられなかった。大晦日は紅白歌合戦を自室のテレパソの画面の右上でみながら、左下の画面で「筆王」の住所録をカチャカチャ修正していた。1日の23時過ぎに、ようやく印刷し終え、郵便局に持ち込む。

、、、というわけで、私の2008年の年賀状が届くのはもう少し先になる。

家族や友人への安否確認のつもりで始めたこのブログも、早1年以上続いたことになる。子供の頃から、日記はいつも三日坊主だった。我ながら良く続いたと感心するが、面白いとか、文章がいい、とかおだててくれる人もいて、特に、後者は、若い頃に物書きにあこがれたことがある私の自尊心をくすぐった。「豚もおだてりゃ木に登る」、登った木から降りられなくなってしまった。

ドバイに1年住んだ今、他の都市に比べ、ドバイに語るに足ることがあるかと問われれば、様々なリザベーションをつけざるを得ない。ただ、米国の中東に関する外交政策と原油高に大きな変化がない限り、ドバイがオイル・マネーを元にヒト・モノ・カネを集める構造は変わりそうもない。

英語で「ドバイはどう?」(How do you like Dubai?)という質問を受けると、私はたいてい「奇妙な」(Strange)とか「興味深い」(Interesting)と言う形容詞を使って答える。2008年も、この奇妙で興味深い都市に住む日本人駐在員の視点で、見たこと、考えたことをつづっていこうと思う。

いつも読んでいただいている皆さん、2007年はありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

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