ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

米自動車大手救済法案が廃案に

2008年12月13日 23時53分02秒 | 時事
米自動車大手救済法案が廃案、ホワイトハウスが選択肢検討(トムソンロイター) - goo ニュース

12日の22時過ぎにワシントン・ダラス空港を離陸したユナイテッド航空976便がドバイ国際空港に着陸したのは13日の19時30分頃。飛行時間は12時間半程度だ。Eゲートを通り、ダラス空港のセキュリティーチェックと比べたら信じられないくらいのスピードで入国、免税店でビールとワインを買い、予約していたハーツのレンタカーでドバイ・マリーナに到着したのは21時をちょっと回った頃だった。

アパートの部屋のドアーの前に置いてあった、今朝のガルフニュースの1面トップがワシントン発のこの記事だった。多極化する世界の中で存在感を強めつつあるインドや中国といった新興国との関係を強化するというムハンマド首長の方針はUAE政府広報誌と評されるガルフ・ニュースでもさんざん語られてはきた。だが、今回の米国発の金融危機は世界経済が依然として米国の政策に強く依存していることを図らずも露呈した。

あれほど勢いのあったドバイですら、今はただ事態の好転を神に祈るしかないようにみえる。

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