東京で男が次々と人を刺す

秋葉原通り魔事件　「逃げろ」悲鳴　被害者の父悲憤「なぜ死んだ」(産経新聞) - goo ニュース

"A man goes on stabbing spree in Tokyo"を訳すと、タイトルのようになろうか。ガルフニュースの世界欄に、日本のニュースが大きく取り上げられるのは久しぶりな気がする。それが、身の毛もよだつ通り魔事件であることが悲しい。

この事件といい、女性会社員がマンションで暴行された挙句殺され、バラバラにされて捨てられた事件といい、東京で吐き気を催すような事件が続く。世界一安全な国だったはずの日本、一体どうなってしまったのだろうか。

秋葉原は５年ほど前、仕事でよく通った街だ。もともとは電気街として栄えたこの街も、最近ではアニメのフィギュアやメイド・カフェなどを目当てに通う客が増え、古くからの住人の顰蹙をかっている。アニメオタクらしい犯人がなぜここを犯行の場所に選んだのか、今後様々な分析が行われるだろう。一つだけ間違いないのは、外国からの観光客も多いこの街のイメージが、今回の事件で大きく損なわれたことだろう。

ＪＳＴＶで日本のニュースを見ていて、芸大４年生で犠牲者唯一の女性が特に不憫に感じられる。娘を持つ父親として、とても他人事とは思えない。全ての犠牲者の冥福を祈りたい。