ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

マサフィの山 4cm高くなる

2008年02月22日 23時23分03秒 | 時事
2月22日のガルフニュースの1面の片隅に、興味深い記事が載っていた。昨年3月10日にマサフィ周辺で起きた地震の影響で、ラス・アル・ハイマ東部の山が4センチほど隆起したことが、確認されたというのだ。

調査結果を発表したのは、アブダビにある石油機関(Petroleum Institute)と日本石油開発公団(JODCO)で、衛星からのデータなどを利用して得られた結論だという。

ドバイでバージュ・ドバイのような高層建築が可能なのは、地震がないからだと言われる。確かにドバイで地震の揺れを感じることはないが、UAEの東部では時々地震が観測されている。

石油関連会社の知人によれば、東部にある山脈も地殻の移動により地面が盛り上がってできたものだという。アラビア半島はゆっくりと移動していて、やがてはイランと地続きになるのだとも聞いた。我々が生きている短い間ではなく何千年後の話らしいが。

日本でも、地震のたびに山が数センチ単位で高くなったりしているのだろうか。地震の数が多すぎて、ニュースにならないだけなのかもしれない。

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1 コメント

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Unknown (松本)
2008-02-23 17:25:48
ちょっと違うところもあるけれど、日本でも言いますよ。太平洋側の大規模地震については、太平洋の方のプレートが西方に動きながら沈み込んでいて、それに陸側のプレートが引きずり込まれるようになって変形が進んでいって、あるところでそれが跳ね上がるようにズレて地震が起きる、と説明されるのが一般的だと思います。

そういう地震ですから、地震の後では隆起が見られるのはもちろんです。

ただし、山が隆起、という感じの話とは少し違うかも知れません。……なので、もしかすると上記のような話はご承知の上での話だったのかな? (だったらすいません)

上記のメカニズムとは違っても、日本の地震の名前と「隆起」で検索すると、いろいろ説明したページが出ます。
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