ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ドバイで今年最も不快な日

2007年07月06日 00時04分00秒 | 気候
7月5日付のガルフ・ニュースによれば、4日は今年最も不快な日だったという。4日の不快指数の10点満点で8点は、「極度に不快」(extremely unconfortable)を示すというが、今年に入って6月16日以来2度目だという。どうりで蒸し暑いと感じたわけだ。

4日の最高気温41度、最低気温32度はこの時期普通だ。不快さをもたらす主な原因は湿度で、4日昼過ぎの湿度は62%だったという。英国人の友人からは、夏場は100%近くまで行くと脅されてきたし、80%を超える日本の梅雨を経験している我々にとってさほどの驚きはない。砂漠なのにどうして湿度が高いのかという質問をよく受けるが、北西から吹く風が海から水分を含んだ空気を運んでくるのが原因という説明だ。同じ湾岸諸国でも、例えばクウェートはからっとしていると聞くのも、東側に海があることを考えれば、つじつまが合う。

ドバイでは昨年までは不快指数は最高10まで行ったそうだ。10というのは「極度のストレス」(extreme stress)の状態だという。こうなるともうがまん大会のようで、今から楽しみだ。

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