ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

ワフィ宝石強盗逮捕

2007年04月30日 23時47分55秒 | 時事
ウェブ版の本日付ガルフニュースのトップは、15日にワフィ・ショッピング・センターの宝石店に押し入った強盗の容疑者3名の身柄を拘束したというニュースだ。つかまったのはヨーロッパで100件以上の強盗を働いているプロの強盗団で、日本円にして約4億7千万円相当の宝石は、持主に無事返還されたという。

警察署長(Lieutenant General)のコメントがかっこいい。「ドバイでは、この国を汚して去ろうとするものは、我々はどこまでも追いかけていくのが習いだ」("In Dubai, it is our inheritance that anyone who comes to corrupt our country and leaves, we folow them to the farthest point of life.")

出来過ぎと感じるのは、この国のきまりなのか、容疑者の氏名や顔写真が公表されていないからかもしれない。(5月2日追記:紙面では容疑者3名の顔写真が掲載されていた。)

ドバイでは珍しい強盗事件も、結局はドバイ警察の高い捜査能力を印象づける結果となった。これって、実は、警察が強盗の計画を事前に察知していて、いったん逃がした上でつかまえる筋書きだったのでは、という気もしたが、おそらくは考えすぎだろう。

ワフィ・ショッピング・モールも、何度か行ったことがあるが、そんな高価な宝石がおいてあるだなんて、全く知らなかった。怪我の功名と言うべきか、思わぬ宣伝ができたと喜んでいたりして。ドバイに行ってから、どうもだいぶ人が悪くなったようだ。

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