グローバル・スタンダードの最高峰資格CFAとCFPを持つ完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤峰男の書評ブログ

びとうファイナンシャルサービスはお客様の利益のみに目をむけた金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーです。

『夜と霧』V.E.フランクル(みすず書房)を読んで

2013-08-01 14:15:12 | 書評
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お知らせ情報
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-こうすればセカンドライフを豊かに過ごすことができる-
毎回わかりやすいと大変好評なセミナーです。ぜひお越しください。かならず役立ちます!

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大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなっています。日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、自分でしっかりお金を運用する必要があります。このセミナーで、他では絶対に聞けない、人生を安心して過ごせる「正しいお金の運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!

お話しする内容:
● なぜ日本だけに投資していてはダメか、海外投資の必要性とメリット
● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも
● 証券会社や銀行がいう通りにしては、必ず失敗する。
● よい金融商品とはどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。

日時:2013年8月24日(土)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階) 
http://tkpteigeki.net/access/index.shtml
(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
~参加料1,000円(当日支払い)、限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「8月24日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
E-メール: info@bfsc.jp
Tel: 03-6721-8386

講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。



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● 退職金が入ったが、どう(運用)したらいいかわからない…。

● お金はほとんどが、利息のつかない定期預金においてある。

● 自己流の運用のやり方でほんとうにいいのか、自信がない。

● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

資産運用は、やり方によって大きな差が出ます。金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーが価値あるアドバイスを提供する「無料個別相談」をお気軽にご利用ください。

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毎週水曜日 18:30~
毎週土曜日 13:00~、15:00~、17:00~

なお、他の曜日につきましても別途調整いたしますので、ご相談ください。
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『夜と霧』V.E.フランクル(みすず書房)を読んで


この本は、ドイツ強制収容所の体験記録として、有名な書だ。少壮の心理学者が、その実体験を述べながら淡々と筆を進めていき、収容所での凄惨さや人間の極限状態での心理や行動を明らかにしていく。この書の前半は、収容所での生活や労働について書かれているが、この書の秀でているところは、そういう極限状態における人間の心理や精神状態を、世界的に著名な心理学者が実体験に基づいて、極めて深く分析しているところだ。

精神面・肉体面でこれだけ長期間にわたり極限状態を続けた人間の分析を、その当事者である心理学者が書くのだから、説得力があり、重いものがある。


・ 愛は、結局人間の実存が高く翔り得る最後のものであり、最高のものである。たとえ、もはやこの地上に何も残っていなくても、人間は-瞬間であれ-愛する人間の像の心の底深く身を捧げることによって浄福になり得る。-離れ離れとなった妻を思いながら

・ 私は次のことを知り、学んだのである。すなわち愛は、独りの人間の身体的存在とはどんなに関係薄く、愛する人間の精神的存在とどんなに深く関係しているかということである。

・ 人が彼から最後の息を引き取るまで奪うことのできなかった人間の精神の自由を、また彼が最後の息を引き取るまで彼の生活を有意義にする機会を、彼に見い出さしめたのである。

・  いちじるしく困難な外的状況こそ、人間に内面的に自らを超えて成長する機会を与える。-著者は、多くの囚人はこう思わず、現在の存在を真面目に受け取らず、それをある重要でないものに貶め、過去の生活に思いを寄せることによって現在の前でも目を閉じるのがよい、と考えるとしている。そしてそれが、多くの囚人のごとく貧しい生存をするか、あるいは少数のまれな人々(囚人)のごとく内的勝利を得るかの違いとなる。

・ 『「苦悩」という情緒はわれわれがそれに関して明晰判明な(別の)表象をつくるや否や消失してしまう』エチカ-極限状態でもこうして耐えたと著者は言う。

・ 『なぜ生きるかを知っている者は、ほとんどあらゆる如何に生きるか、に耐えるのだ』ニーチェ

・ 人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、人生が各人に課する使命を果たすこと、日々の務めを行なうことに対する責任を担うことに他ならないのである。

・ 唯一つで一回的である人間の運命は、この具体性を伴っているのである。如何なる人間、如何なる運命も他のそれと比較されえないのである。

・  人間は苦悩に対して、彼がこの苦悩に満ちた運命と共にこの世界でただ1人1回だけ立っているという意識にまで達せねばならない。-何人も彼の代わりに苦悩を苦しみ抜くことはできない。

・ 『苦悩の極みによって如何に昴められし』リルケ-全くわれわれにとって苦悩し抜くこと、「苦悩の極みによって昴められ」得ることは充分あったのである。

・ 待っている仕事、あるいは待っている愛する人間、に対して持っている責任を意識した人間は、彼の生命を放棄することはできないのである。

・ 彼はまさに彼の存在の「なぜ」を知っているのであり-したがってまた「ほとんどいかなる如何に」に耐えうるのである。


『夜と霧』V.E.フランクル(みすず書房)

『エマソンの「偉人論」』(R.W.エマソン著)を読んで

2013-07-31 11:10:19 | 書評
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場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階) 
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『エマソンの「偉人論」』(R.W.エマソン著)を読んで


原題は、「Representative Men(代表的人間)」。エマソンが、偉人として、ナポレオン、ゲーテ、シェークスピア、スウェーデンボルグ、プラトンを上げる。ナポレオン、ゲーテとは、エマソンは同時代を生きている。この二人は現代において代表的な偉人だが、同じ時代にすでに上げているところは興味深い。19世紀の偉大な思想家エマソンが、これらの偉人について述べる内容から学べることは実に多い。


ナポレオン

・ 窮地から脱する唯一の手立ては勇気と創意。

・ ナポレオンの生き方から学べる最大の教訓は「勇気」の一言に尽きる。

・ ナポレオンは、自分の肌身で感じたことだけを信頼し、「ああでもない、こうでもない」という他人の思惑に左右されることがなかった。

・ ナポレオンは、誹謗中傷などものともせずに、あくまでも己の信念を貫き通した。

・ 「次になすべきことを知っていれば、あわてずに落ち着いて行動できる。」


ゲーテ

・ 私にだって、憶測の類ならば腐るほどある。だが、いやしくも本を書こうというのなら、自分が本当に身をもって体験して知っていることだけを書くべきなのだ。

・ 彼は誰よりも率直に、飾らずに書きました。どんな事柄を説明する場合でも、過不足のないぴったりとした言葉で表現することができました。

・ 心から伝えたければ、ふさわしい表現方法が生まれる。

・ 何かの思想信条を表明する場合でも、それは生まれ持った一貫した個性と深く結びついていなくてはなりません。ものの見方や表現の仕方も、決して取って付けたようなものではなく、「その表現しかありえない」という、嘘のない信念に裏打ちされていなければならない。

・ 文章の力は、その背後に人間らしさが息づいているか否かで、雲泥の差がついてしまいます。

・ 本当に優れた本であれば、一行一行から決然とした書き手の信念が伝わってきます。どの一語にも迫力と威厳がみなぎり、句読点にいたるまでみずみずしい神経が行き届き、文章そのものがダイナミックに躍動して、地域を越え時代を超えて多くの人たちの魂を捕らえるのです。

・ 「人間が生きていく目的は、その自己修養・完成のためであって、外面的な偉業をなすよりも、自らの内面を充実させるほうが大事である」

・ 起こった事実そのものよりも、「起こった事実からどのような影響を受け、どのような糧を得るか」ということのほうが、はるかに大切である。

・ ゲーテの尽きることのない情熱とエネルギーの秘訣は、ときおり、仕事の種類を変えることで上手に気分転換を図り、いつでも新鮮な感動を保ち続けたことにあるのではないかと思います。


シェークスピア

・ まことの英雄は、普通の人々の中に立ち交じって様々な人生経験を重ねることで、衆人が求めるところを察知し、彼らの願いをわが願いとし、その願いを実現するために、高い見識と力量を持って全力を尽くす。

・ 偉人とは、もっと同時代の人たちの考え方やニーズに寄り添い、その時代の息吹を全身で呼吸しながら、徐々に傑出した仕事をなしていくものなのです。

・ シェークスピアの処女作「ヘンリー6世」全体の6043行のうち、1771行が、そっくりそのまま先輩作家からの引用であり、2373行が過去の作家の文章を下書きにして、彼が手を加えた文章であり、全くシェークスピア自身が一からすべて創作した文章は、わずか1899行に過ぎない。


スウェーデンボルグ

・ スウェーデンボルグの持論は、一つひとつの自然法則が、全宇宙を貫く普遍的なものだということであり、宇宙にあるすべてのものが生々流転の法則の元にあり、全要素が照応しあっている、という説です。

・ スウェーデンボルグは生来、具体性を極端に尊ぶ資質がありましたので、何を考察する場合でも、単なる抽象論で終わることなく、常に具体的なビジョンの形で探究したり、身近な会話体を用いたり、実際の事例から題材を取ったりしました。したがって、抽象的な法則を説く場合でも、一般の人の理解になじみやすいように、必ずわかりやすいたとえ話を用いて説明するように心がけました。

・ 貪欲の塊のような人は、狭い穴蔵に閉じこもり、そこに金銀をため込んでいるのですが、そこにはネズミが棲みついて、彼らの大切な宝を食い尽くしてしまいます。


プラトン

・ 真の独創家は、誰よりも模倣の大切さを知っているのです。すべての良書は、引用に満ちています。プラトンは、その時代の学問・知識を精力的に吸収しました。学べるだけのものを学びつくしたのです。

・ 本物の勇気とは、真実を知る勇気にほかならず、人間に恵まれうる最高の幸せとは、自らの内なる神霊に導かれて、本当に自分だといえるもの、己自身の真実の姿をつかみきることです。

偉人と接すれば、自分の考えも偉大になる-エマソン

・ 先行き知れぬ人生行路の中にあって、何よりも心強い支えとなるのは、人と人との結びつきではないでしょうか。互いに相手をいたわりあう気持ちこそ、何物にも変えがたい心の財産ではないでしょうか。

・ 他人の力を借りてこそ、一人ではできない大事業もなしえるのです。よき聞き手があれば、自分ひとりではとても思いつかない妙案が浮かんでくることもあるでしょう。また、他者というレンズを通して自分自身の心が見えてくることもあります。

・ 偉人の感化は、人生の難問を解く鍵にもなる。

・ 人間というのは、教育によって自ら内なる力を開発していくことができる、もっと自律的な存在なのです。

・ 自らのうちに秘めた天分を発見して力強く生きていくことに比べれば、神や他者の恩恵にすがって生きる生き方は、まだまだ他律的で、人間本来の面目を体現しているとはいえません。一方的に人から教わるだけでなく、自ら主体的に学んだことには、なんともいえない達成感が伴うものですし、そのようにして体得したことは、一生の財産になるでしょう。

・ 人間一個の本当の生き方とは、本来、自律的、内発的なものであり、自らの魂のうちから外へと流れ出してやまないものなのです。「与えられるだけ」の生き方は、宇宙の理法に反しています。「お世話になった人々に対してお返しをしていこう」という感謝と奉仕のこころを持った人だけが、自らの足で立って生きていけるのです。

・ 人は独立独歩で生きていくべきです。結局、どんな人でも、他人の生き方に関しては、間接的な影響を与えるのが関の山です。ただ、とりわけ偉人は、私たちの模範にして代表的人物であり、その偉大な精神力によって私たちを感化し、限りなく豊かにしてくれるでしょう。

・ 私たちは、まったくのところ、私たち人類の代表者たる偉人の恩恵によって、一身にして千の人生を生きることができるのです。

・ 精神の競技場において繰り広げられる数々の妙技の中でも、想像力の織りなす力は圧巻です。その想像力が目覚めると、人はそのもてる力を十倍、百倍、いや千倍にも増大することができるでしょう。精神が想像力の翼に乗って羽ばたけば、めくるめく新天地が開かれ、いつでも稀有壮大な境地に遊ぶことができるでしょう。

・ 天はすべての生き物に、無限に発展する可能性を分けへだてなく与えました。誰しも、その秘めたる輝きを鮮やかに解き放ち、才能を最高レベルで開花させるまでは、安んずることなく黙々と修行の日々を重ねていく必要があるのです。

・ 人類史を飾る天才たちの伝記こそが、私たちの宇宙の秘史・年代記のまことの主題なのです。


『エマソンの「偉人論」』R.W.エマソン著(幸福の科学出版)

『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン著(扶桑社)を読んで

2013-07-26 14:39:25 | 書評
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『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン著(扶桑社)を読んで


この本は、2000年に発行されベストセラーとなった、アメリカ心理学者が書いた人間心理の本だ。二匹のねずみと二人の小人を登場人物に、これまでふんだんにあったチーズが突然なくなったことに対してのそれぞれの行動の仕方について、物語形式で述べていくものだ。そしてこのような事態が起こったときに、人間としてどう対処するのがいいのかを解いていく。わずか90ページほどの本だが、その奥行きは大変深い。本の書き方としては、非常にユニークで、そのあたりがベストセラーになった所以でもあろう。

変化に対して、いち早く察知し、勇気を持ってこれに立ち向かう。変化に対して機敏に行動するべきというのが、この本のエッセンスだ。立ち止まってはいけない、じっとしていてはいけないというのである。われわれ日本人にこそ、いま求められることといえる。


・ 勤勉に働いても成果が上がるとは限らない。

・ 物事を簡潔に考え、柔軟な態度で、すばやく行動すること。

・ 問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて、われを失ってはいけない。

・ 変化に早く対応すること。遅れれば、適応できなくなるかもしれない。

・ その変化は、誰にも訪れる。

・ 最大の障害は自分自身にある。自分が変わらなければ好転しない。


なにやら、いまの日本でどう対処すべきかを示唆しているようでもある。


『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン著(扶桑社)

『またあなたから買いたい!』齋藤泉著(徳間書店)を読んで

2013-07-24 09:53:09 | 書評
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日時:2013年8月24日(土)15:00~17:00
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『またあなたから買いたい!』齋藤泉著(徳間書店)を読んで


この本は、山形新幹線に乗る食品・みやげの車内移動販売員(アテンダント)が書いた本である。考え抜いた工夫で、ここまで売り上げが違ってくるのか、それは、驚くべきものがある。


・ 片道3時間半、乗客400人の列車で、187個の弁当を販売

・ 通常の売り上げの4倍を販売

・ 自ら商品を開発し、実売14倍増の人気商品を生み出す。


あらゆることで、お客様を喜ばせたい、いい気持ちにさせてあげたい、そしてそれが売り上げにつながるというスタンスだ。一言で言うとこうだが、それがあらゆるところにあらわれる。

トローリーへの商品の入れ方、ディスプレイ方法、小銭のポケットに入れる位置、お客様を背中から見て、何をほしがっているかを読む、時間帯別ニーズ、場所別ニーズ、日にち別ニーズ、気温別ニーズ、お客様へのさまざまな対応法、効率的な時間の使い方・・・。

いいアイディアが浮かべば、アルバイトであっても会社に積極的に提案し、多少衝突してもあきらめない。すごいものだ。何をやるにも、やり方、心構えで全く変わってくるということが、この本からよくわかる。


・ ちょっとした工夫や気遣いで、売り上げの結果が大きく変わってくる。私が人に驚かれる実績を残しているとすれば、こうした工夫や接客方法について、つねに気を配り、目を配り、心を配り、試行錯誤を繰り返してきた積み重ねだといえます。

・ その根本にあるのが、「もし自分だったら、どうされたら気分がいいか」ということにつきます。

・ 「こうしたほうが、よりいいんじゃないのかな?」と思うことは、日々出てきます。それらを、一つひとつ変えてみて、試してみる。

・ 乗車時間の3時間半をいかにプロデュースするかは、そのときの状況に応じて、緩急をつけることが実はとても大事なのです。そのためにいろいろな工夫をします。

・ 「自分がお客様だったとして、やってもらいたいこと、心地よいこと」という視点に立てば。様々な改善点が見えてきます。

・ どんな仕事でも、準備をしっかりしてこそ、より成果が出せるのではないでしょうか。

・ お客さまのちょっとした一言に耳を傾け、お客さまの気持ちになることが、とても大切なことだと思います。

・ 「もう二言目」を添えることで、豊かなコミュニケーションと、ひいてはお客さまの潜在的ニーズを引き出すことにもつながるのだと思います。

・ 心に届く二言目は、お客さまの満足度を高めます。「いいおもい」を持ってかえっていただくためのもう一言。それを私は大切にしたいと思っています。

・ 「どうして、そういうところまで、気がつくのですか」と聞かれることがありますが、それは、お客さまを注意深く観察して、「今、お客さまは何を求めているのだろうか」と、常々考えているからだと思います。観察と考える習慣が、ちょっとしたサインにも気がつくことにつながっているのかもしれません。

・ 問題というのは、意識していなければ見過ごされてしまうのですが、日々改善しようと考えていると、次から次へと出てくるものでもあります。

・ 何事もまずは自分で積極的に動いてみる。そしてあきらめないこと。そうすることで、なかなか進展していかない物事も、必ず動き出すものだと実感しました。

・ できることから始めてみる。


『またあなたから買いたい!』齋藤泉著(徳間書店)

『プロジェクトファシリテーション』関尚弘・白川克著(日本経済新聞出版社)を読んで

2013-07-23 10:36:52 | 書評
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お知らせ情報
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大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなっています。日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、自分でしっかりお金を運用する必要があります。このセミナーで、他では絶対に聞けない、人生を安心して過ごせる「正しいお金の運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!

お話しする内容:
● なぜ日本だけに投資していてはダメか、海外投資の必要性とメリット
● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも
● 証券会社や銀行がいう通りにしては、必ず失敗する。
● よい金融商品とはどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。

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講師:尾藤 峰男 びとうファイナンシャルサービス代表取締役
プロフィール:
米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。



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● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

● 銀行や証券会社は、高い手数料の商品ばかり勧めるので、信用できない。

● お金の運用を、本当に信頼できる人に訊きたいが、誰に訊いたらいいか
  わからない。

● 大切な老後の資金を間違いなく、着実に殖やしたい。

● 仕事が忙しいので、お金の運用に時間はないが、それでもしっかり殖やし
たい。

● 今後の日本のことを考えると、海外に投資すべきだと思うが、どうしたらいいかわからない。

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『プロジェクトファシリテーション』関尚弘・白川克著(日本経済新聞出版社)を読んで


この本は、古河電工の人事BPR(ビジネスプロセスエンジニアリング)プロジェクトを、外部のコンサルタントと古河電工の担当者が著者で、登場人物をすべて実名で綴ったノンフィクションだ。

このプロジェクト実現まで、社内での説明会は230回、会議は2300回というからすごい。古河電工では、各工場やグループ会社などがすべて独自の仕組みで給与や人事システムを行っていて、非効率極まりなくなっていた。属人ベースで担当者その人がいなくなると回らなくなるので、退職を伸ばしたというケースも出るほどだった。それを、ハブアンドスポークで、ハブに当たるセンターに事務を集中しようというプロジェクトだ。

この物語の中では、暗礁に乗り上げたり、各部署の関与の度合いが低かったり、完全な合意が得られず不完全のまま終わったりとプロジェクト特有の障害が次から次にくるのだが、それをみんなの協働という形で乗り越えていく。プロジェクト成功には、この本のタイトルにあるような仕組み、キーとなる人のプロジェクトにかける情熱、コンサルタントの質、みんなのコンセンサス、上層部の理解などが重要な要素になる。

この種のプロジェクトの成功率は、30%程度だそうだ。それだけ、全社を巻き込んだプロジェクトの成功確率は低い。なぜなら、直接利益に結びつかないからだ。それをどう成功に結びつけるか、これは、どの企業にとっても、頭の痛いところだ。

プロジェクト推進のスキル・テクニックへの習熟度は、日本は、特に欧米に比べ遅れている印象が強い。労働生産性が伸びないのはこのあたりも原因と考えられ、留意すべきところである。


『プロジェクト・ファシリテーション』関尚弘・白川克著(日本経済新聞出版社)

『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)を読んで

2013-07-22 14:47:49 | 書評
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『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)を読んで


この本も、読んだ後に大変心地よさが残る。なぜだろう。私のこころが動かされたからだろう。この本はマーケティングの本である。しかし、マーケティングのテクニックも書かれてはいるが、実は人間の生き方、信頼、ひととの交わりなど人間としてぜひ重きを置くべきことについても、十分書かれている。マーケティングの本は様々あるが、この本は、著者の実体験に基づいていて、非常にわかりやすい。手にとって見ることを勧める。著者は日本コカコーラの現会長で、表紙が真っ赤なのに(コカコーラのコーポレートカラー)おもわず微笑んでしまう。ここにも、マーケティングの色が出ている。


第2章 原点は人に喜んでもらうこと

・ マーケティングの仕組みを変える。仕組みを変えれば変わるんだ。(ライオン勤務時代に個別訪問ではなかなか会えない歯科医師向けに、歯科医師会で虫歯のメカニズム、虫歯予防のセミナーを開催)

・ 現場には、マーケティングのヒントがたくさんある。そしてどんないい商品を開発しても、簡単には売ってもらうのは無理だ。お客さまに手にとってもらうだけの意味や仕組みというものが、絶対に必要になる。


第3章 顧客は見えているか

・ 24時間、いつでもどこでも、顧客のことを考えよ。

・ マーケティングは、気持ちだ。気持ちの入れようだ。


第4章 現場に足を運んでいるか

・ (著者が最初に勤めていたライオンで)新しい商品が出ると必ずやらなければならないと定められていたことがある。それは、発売2週間後、北海道から沖縄まで、各地域を広告代理店の担当者と一緒に回り、ストアチェックをすることだった。

・ 現場にこそ、次の施策のヒントがある。現場にこそ、新しい価値のヒントがある。

・ 市場の声を聞けばニーズがわかるというわけではない。むしろ、お客様の声をあまり意識しすぎると、意外に小さくまとまった、面白みのない商品になってしまうことも少なくない。結局のところ、消費者のニーズを探っているだけでは、新しい価値を提案することはむずかしい。

・ 妥協を許さないことは、マーケティングでは、非常に重要なことだ。ぎりぎりまで考え、こだわりぬく。たとえ朝令暮改になっても、やっぱり違うと思ったことはいわないといけない。二人のマーケターは、十数人にしか話を聞いていない。でも確信が持てたなら、もう下手にマーケティング調査など、する必要はない。絶対に成功する。成功させると確信を持って、突き進むべきだ。


第5章 飛びぬけた商品を提供できているか

・ モノつくりをするときに、最も陥りがちな、ある危険が潜んでいる。それは、これぞ消費者ニーズではないか、と平均的で汎用的なモノを作ってしまうということだ。

・ マーケティングとは、「明日」のためにおこなうもの。

・ 「爽健美茶」でもそうだったが、ターゲットはかなり絞り込んで商品を作りこんでいったほうがいい。あまりにターゲットを絞り込むことは、一見売る対象が狭くなっていくように思える。しかし、それは実は「今日」の話だ。マーケティングは「明日」のために行うものだ。

・ 必要なのは、「今日」の人たちをコアターゲットにし、彼らに受け入れられるものをつくり、ブランド価値を主張してコミュニケーションすること。本当にいいものであれば、その周辺には、商品に対する理解者が必ず増えていく。まずは小さな器をイメージして、その器に入れることにこだわり続ける。そうすると、いつの間にか器からあふれていることに気づく。

・ 逆に、最初から大きな器をイメージしてしまうと、何とかして器をいっぱいにすることを考えてしまう。そのためには、大きなパワーを要する。結果的に限りある力が分散してしまい、弱いメッセージしか送れなくなる危険がある。

・ すばやく1位を獲得したらその地位は簡単には変わらない。

・ 同じ市場の枠組みの中でも、新しい需要の創造を目指して(キリンの「午後の紅茶」に対し、コカコーラは新しいセグメントの高級な甘い味のミルクティー「紅茶花伝」を出し、大ヒットさせる)、飛びぬけたサブカテゴリーを作ったことこそ、紅茶花伝の成功要因だった。細分化とセグメンテーションの重要性を、そして早く1位を獲得したらその地位は簡単には変わらない「一番手の法則」を改めて教えられた。


第7章 人のこころを動かしているか

・ 結局のところ、マーケティングとは、人のこころを動かせるかどうかに、尽きる。


第8章 関係者を巻き込んでいるか

・ マーケティング担当者があんなに熱意を持ってがんばっているんだから、何とかしてやろう、そういう意識をチームのメンバーにいかに持ってもらえるか。それが問われる仕事でもある。それは自然に伝わっていく。

・ 大きな仕事は、一人では決してできない。多くの人を巻き込むことこそ、成功の鍵だ。


第9章 常識にチャレンジできるか

・ マーケティングを突き詰めると、新しい価値を世の中に打ち出していくことだ。まさに需要創造だ。


終章 マーケティングとは経営そのものである

・ マーケティングの面白さは、先回りして驚かせ、感動させるところにこそ潜んでいる。

・ マーケティングとは何か。世の中は人を中心にできている。人の行動や心理、そういうものに興味を持ち、そこに、なにか新しい価値を作っていこうという思いであり、こだわり、志だと思う。

・ 人について考え、人について思い、人を喜ばせたい。人のこころを動かしたい、そういう思いを持つことこそが大切であり、頭でっかちにマーケティングをとらえすぎると、マーケティングの神髄の部分には行き着くことができない。

・ 小さくまとまってはいけない。いつも大胆に考えるべきだ。こぢんまりとまとまらない。常識を疑ってみよう、人を驚かせよう、感動させてやろうと、思い切ったことを考える。そういう姿勢を持つことだ。


おわりに

・ マーケティングは、実はものすごく身近にあるものだ。自分も面白がり、相手も面白がらせようとすること。この感覚こそ、人生でも、もちろん仕事でも、いいマーケティングを作り出してくれる。

・ オバマ氏の就任演説を聞いていて、この人はマーケティングがよくわかっている、と思った。人のこころを動かすことを、よく考えている。常日頃から、それを考え実行している。


『こころを動かすマーケティング』魚谷雅彦著(ダイヤモンド社)

『福翁自伝』福沢諭吉著(岩波文庫)を読んで

2013-07-18 10:56:01 | 書評
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『福翁自伝』福沢諭吉著(岩波文庫)を読んで


一言でいえば、大変すっきり読めた。自伝というと、堅苦しい雰囲気が漂うが、この本は違う。福沢諭吉の人柄、生き方が如実に出た稀有な自伝といってよいだろう。福沢諭吉を知ることのみならず、自伝書としての価値をここに見る。速記者に口述し、それを福沢自ら加筆・修正を加えるのだから、中身の信頼性は高く、話の流れは大変スムーズだ。

稀代の著作家でもあり、優れた語り手という条件が重なり、語るに千金に値する生涯を綴るのだから、面白いのは当然ともいえよう。

正直なところ小生は、福沢諭吉は中津藩出身の武士で、慶応義塾の創始者、『西洋事情』『文明論の概略』の著者程度のことしか知らなかった。また、幕末の志士(あるいは志士との交流が深い)という誤ったイメージがあった。ところが違う。

中津藩から出て長崎に行き、その後江戸を目指すが、大阪の緒方洪庵塾入りを勧められ、そこでしばらく蘭学を学ぶ。江戸入り後は、米国などとの対外交渉のため幕府側の文書の翻訳者あるいは通訳だった。つてを頼り、咸臨丸での米国行きを実現し、その後欧州視察団にも加わり、欧米民主主義の状況を『西洋事情』に紹介し、世の中の大反響を受けた。

芝に私塾をつくり、英語書物の解釈、翻訳などをやっていた。これが慶応義塾の発祥だ。幕末、維新の騒乱とは一切かかわらず、上野の戦いの際も塾は開講していた。官とはまったくかかわらず、常に野にいた。また儒学や漢学を排除し、西洋文明に立脚していたことも大きな特徴だ。福沢諭吉の果たした大きな役割は、幕末、維新前後に海外視察で見聞した西洋文明のいち早い日本への紹介や啓蒙だろう。

福沢個人としての特徴は、常に恬淡として、金に執着せず、マイペースで自分の人生を淡々と生きたという印象だ。人間としても個性的でおもしろい。人生をさわやかに生きた偉人の生涯が手軽に読める古典といってよいだろう。


『福翁自伝』福沢諭吉著(岩波文庫)


『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)を読んで

2013-07-16 14:56:54 | 書評
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米国CFA協会認定証券アナリスト、CFPR、日本証券アナリスト協会検定会員、1級FP技能士、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザーとして、個人の金融資産や退職金の運用助言・ライフプランニングサービスを提供する。2000年当社設立。グローバルな投資理論や外国株投資・国際分散投資への造詣が深い。日本経済新聞、週刊東洋経済、日経マネーなどへのコメント多数。日経CNBCにもたびたび出演。著書に「いまこそ始めよう 外国株投資入門」日本経済新聞出版社。投資助言・代理業として関東財務局登録。



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● 証券会社のいうとおりにしたら、株や投資信託で大損した…。

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たい。

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『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)を読んで


この本は、ほめることについて、事細かに技術的なことも含めて書いている。著者は心理学者であり、実践的にコンサルタント業務も行っている。本文や巻末の参考文献を見ても、いかに心理学の理論的裏づけに基づいて書かれているかはわかる。コミュニケーションの分野でも、参考になる本である。


はじめに

・ 人をほめればほめるほど、その人との関係は良好なものになり、相手も私を好きになってくれる。


第1章

・ 人をほめるのは、説得を成功させる上で必要不可欠な作業だ。

・ 「熟知性の原理」―お互いに何度も顔を合わせていると、親しみを感じるというか、心を許してしまうというか、行為を感じやすい。

・ 初対面の人には、別れ際にほめる。仕事であった人にはメールを使ってほめる。お礼のメールでほめる。

・ 相手から、ホメ言葉に対してネガティブな発言や否定するような発言が出てきたときには、それを再否定するのが正しいやり方。

・ 軽く流されてもホメ言葉は必ず効いてくる。

・ 相談事を持ちかけると、相手は喜ぶ。

・ 人に好かれるコツは、とにかく相談事を持ちかけて、相手の気分をよくすることだ。―アメリカ心理学者ジョン・グレイ


第2章

・  疑り深いタイプは最低2度、ほめろ!

・ 2度ほめてもだめなら、3度。3度ほめてもだめなら4回ほめる。

・  あまり親しくない相手には、友人を介してほめろ!

・ 下手に出れば出るほど、人間関係は間違いなく円満になる。

・ 「しゃべらないで」と頼んだほうが、かえってたいていの人は、しゃべってしまう。


第3章

・ ほめ上手の人から、ワザを盗め!

・ ホメ上手になるには、自分の中にある「うぬぼれ」をできるだけ小さく抑えておくことが必要。「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」

・ 絶対に悪いイメージをもたれるな!

・ 相手に必ず好かれる5つのやり方
1. 常に尊敬の念をアピール
2. 上手に質問をしていく
3. 相手の「感情語」に反応してあげる
4. 批判はせずに、最後まで聞く
5. 共感を示す

・ 自分の発言量は30%を目安に

・ 人と話すときには、〝手〟と〝目〟に気をつけろ。本当に大切なのは、会話の中味なんかより、あなたの身振りのほう。

・ お世辞やおべっかを言った直後には、頼みごとをしない。お願いやセールスは、少し時間を空けてからする。

・ 人に嫌われることを恐れると「自分の人付き合いができない。」もっといい加減に。嫌われたら、まぁ、そのとき。そういうアバウトな考えで相手に接しよう。そのほうがうまくいくことを心理学のデータが語っている。


第4章

・ 「念を押す」というのは、基本的に避けたほうがいい。念を押そうとすればするほど、相手は忘れてしまう。

・ しかり方のコツは、叱るというより、むしろ「心配する」という雰囲気を漂わせること

・ いいたいことがあるからといって、それをダイレクトに表現すると必ず失敗する。悟らせるように仕向けることだ。自分で問題に気づくように仕向ければ、改善するときにも、本気で取り組む。

・ 本当に一流の人は、すぐに名刺を片付けたりしない。


第5章

・ 相手が不安や動揺を感じている発言をした場合には、すぐに「励まし」をしてあげる。

・ 現状にほめるところがないときには、将来のことをほめろ。その場合にはどんどんうそをついてあげるべき。

・ うそでもほめてあげるほうが、はるかに効果的。ほめるべきところは、あなたが作ってあげる。どんどんうそをつけ。今はうそでも、そのうち、真実となる。

・ ホメ言葉に関しては、悪いうそなどない。ほめてあげるなら、どんなうそでも「いいウソ」になる。

・ 相手のために時間を使ってあげることは、十分に報酬的で、うれしいことだ。

・ 故郷をほめると、誰でも喜ぶ。

・ 「仮定法」を使ってほめる。(もし○○さんが本気になったら、・・・)仮定の話なんだから、どんなにほめても大丈夫。ホメ言葉は相手を伸ばす効果がある。

・ 照れくさいときは、わざと誇張してほめろ!普通にほめるのではなく、もうこれ以上ないというほど、誇張してほめる。ほめるときは中途半端が一番よくない。ちょっと大げさなくらい誇張したほうがいい。そのほうがスムーズにほめられる。

・ 誇張した表現を使って冗談っぽくほめられたほうが、もっと、ずっと楽しい。

・ ホメ言葉を勘違いさせたままほうっておくと、取り返しのつかない事態になる。

・ ほめられ上手は、相手にほめられているときに、感激しているところを見せるのがうまい。


最後に

・ どんなほめ方でも間違いはない。
・ ほめるのに、うまい、下手などはない。ほめるか、ほめないか、のどちらかだ。


『すごい!ホメ方』内藤誼人著(廣済堂文庫)

『ミル自伝』ジョン・スチュアート・ミル(岩波文庫)を読んで

2013-07-12 18:08:46 | 書評
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お知らせ情報
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毎回わかりやすいと大変好評なセミナーです。ぜひお越しください。かならず役立ちます!

びとうファイナンシャルサービスが、今後の日本の将来を見通して、お金の運用をどうしたら間違いなくできるかをわかりやすくお話しする下記セミナーを開催します。金融機関や証券会社から完全独立の立場で、お客様にもっとも適した金融商品やアドバイスを提供する弊社のセミナーは、お越しいただいた方から大変好評です。ぜひご参加ください!お待ちしています。

大切なお金の運用で、本当のことを知るのはたいへんむずかしくなっています。日本の将来が不透明感を強め、国の年金にも頼れない中、自分でしっかりお金を運用する必要があります。このセミナーで、他では絶対に聞けない、人生を安心して過ごせる「正しいお金の運用法」をぜひ学んでください。きっとかけがいのない時間となることでしょう。

30年以上の経験と資産運用で頂点のグローバル資格を持つ、金融機関から完全独立のFP・資産運用アドバイザー尾藤 峰男だから語れる「人生を豊かに過ごすためのお金の運用法」をお話します!

お話しする内容:
● なぜ日本だけに投資していてはダメか、海外投資の必要性とメリット
● 本当に正しい資産運用法の実践法-やり方によって人生の分岐点にも
● 証券会社や銀行がいう通りにしては、必ず失敗する。
● よい金融商品とはどういうものか。
● 安心してお金の相談をできるところはどこか。

日時:2013年7月21日(日)15:00~17:00
場所:TKP東京駅丸の内会議室ミーティングルームC(日比谷帝劇ビル地下1階) 
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(最寄り駅:有楽町・日比谷駅)
~参加料1,000円(当日支払い)、限定10名~
申し込みは、下記メールまたは電話にて「7月21日セミナー参加希望」として、お名前とご連絡先をお知らせください。
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『ミル自伝』ジョン・スチュアート・ミル(岩波文庫)を読んで


経済学者として、思想家として、19世紀イギリスで大きな足跡を残したミルの自伝である。論理学、哲学、倫理学、文芸評論、宗教論争のどの分野でも、それぞれ一人の人間が一生かかるほどのことを見事に成し遂げたミルの力の秘訣が語られている。この書を読んで、親の影響力の強さ、いかに人間が高められうるか、高めるためにどう鍛錬に励むべきか、人とのかかわりの大切さ、討論の重要性、著述の方法など、示唆されたものは非常に多かった。折に触れて振り返るべき書である。

・ 父が常に私に示した比較の対象は、他の人たちが何をしているかではなくて、人に何ができるか、人は何をなすべきか、であった。

・ 父が説いて聞かせた道徳の教えはいかなる場合にも主としてソクラテス学徒のそれで、正義、節制(これを父は非常に広い範囲に応用した)、真実、忍耐、苦痛特に労働を進んで受け入れる精神、公共のためを考える気持ち、人はその真価により物はその内包する有用性によって評価すること、放縦な安楽で怠惰にふける生活と反対の意味での努力の生活、などであった。これらのまたそれ以上の道徳を父は、その折々の必要に応じて、あるいは厳粛な勧告、あるいはきびしい叱責や軽蔑の意をふくんだ短い言葉で述べるのだった。

・ ギリシャの哲学者たちが意図した広い意味での節制が―何に耽るにもせよ適度のところでやめるということが-父にとっても彼らにとっても教育のほとんど中心点となった。父がこの節制の徳をしきりに説いたことは、私の幼時の記憶の中で大きな位置を占めている。

・ 人間が大きな気宇を養うのに、その住まいの大らかさ自由さくらい大きな力を及ぼすものはない。

・ 私自身が人にたよらない独立の思想家として本当にスタートしたのは、私は常にこのときの討論からだと考えている。―皆との討論の重要性を説く。

・ 思索の方面で私が今までにしてきた、あるいはこれからするであろう、すべての仕事の元になっている一つの精神的習慣、それは、難問の半分だけの解決を決して全面的解決として受け入れぬということ、なぞを中途で放棄してしまうことなく、はっきりするまでは何度でも繰り返してそこにもどってゆくこと、ある問題の曖昧な隅々をそれが重要と思えないからといってけっして未踏のままに残さぬこと、ある問題の全体を理解するまではそのいかなる部分をも完全に理解したと考えぬこと、というようなものだが、そういう習慣を私が身につけた、あるいは非常に強化したのも、これらの討論を通じてであった。

・ 分析ということの最上の長所は(私の考えたところでは)、何であろうと先入主によって生まれたものをそれが弱めくつがえすという傾向を持つことであり、ただ不安定にいっしょになっただけの思想の結びつきを理知的に切り離すことを可能にするということである。いかなる連想といえども、究極においてこういう解きほぐす力に抵抗することはできない。また、分析のおかげで本質的に永続する因果関係が、事と事との間の、人間の意志や感情に依存するのではない真の関係が、はっきりとわかってくる場合もある。

・ 1841年の4月から年末にかけては、割きうる時間のすべてを、この著作(論理学)の巻頭から全部をすっかり書き直す仕事にあてた。私の著作はすべてこういう方法で書き上げてきた。つまり、いつの場合にも少なくとも二度は全文を書きおろす、全巻の第1稿をまず最後まで書き上げて、そのあとで全体をもう1度新しく書き改めるのである。といっても二度目の執筆の際には、旧稿のうちの文章あるいは文章の一部で、これ以上は書けないと思えるだけに自分の意図にぴったりなものは、全部取り上げて組入れる。こういう風に二度にわたって原稿を書くという方式に、私は非常な利益を認めている。これは、最初の着想の新鮮さ力強さと、長期にわたって考える結果からくる一段とすぐれた正確さからいうと、文章なり表現なりの細部に入念な注意を払うのに必要な忍耐心は、一度問題の全部に頭をはしらせて、言いたいことはすべて実質上、たとえ不完全な形ででも、何とか紙に書き付けてしまった後の方が、はるかに少ない労力ですむのである。最初の草稿をつくる際に、私ができるかぎりきずのないものにしようと非常に注意を払うただ1つの点は、配列ということである。もしこれがまずいと、思想をつなぐ糸がすっかりこんがらかってしまう。間違った前後関係のなかにおかれた思想は、正しい配列にふさわしいように述べられてはおらず、第1稿がはじめからこういう欠陥を持っているとすれば、最後の仕上げをするための手がかりとして、ほとんどなんの役にも立たないのである。

・ 私は今は確信しているが、人間の運命の大きな改善は、彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない間は絶対に不可能である。

・ 「自由論」は私の名を冠したほかのどの著作と比べても、より直接に文字通りに二人(ミルとテイラー夫人)の合作であった。その中のどの1文にしても二人で何度も推敲し、いろいろと吟味し、内容にせよ表現にせよ見つけえた限りのすべての欠点を丹念に刈り取るということをしなかったものはない。単なる文章の模範としては、それ以前それ以後に私の生み出したどの作品をもはるかに凌いでいるのは、まさにこのためである。

・ 「自由論」は一個の真理を説いた哲学の教科書のようなものにしており、その真理とはつまり、性格のタイプにはいろいろの種類があって、しかも人間の性格が無数の相矛盾する方向に向かってそれぞれ完全に自由にのびてゆけるようにしてやることが、個人にとっても社会にとっても重要なのだという一事である。


『ミル自伝』ジョン・スチュアート・ミル(岩波文庫)

『ドラッカーへの旅』J・A・クレイムズ著(ソフトバンククリエイティブ社)を読んで

2013-07-11 13:19:18 | 書評
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『ドラッカーへの旅』J・A・クレイムズ著(ソフトバンククリエイティブ社)を読んで


この本を読むと、いかにドラッカーが戦後、企業の経営に大きな影響を及ぼしてきたかがわかる。ドラッカーの源流はドイツの1920年代にまでさかのぼる。自宅は当時サロンの様相を呈し、シュンペーターにも会っていたという。

ドラッカーは自身を著述業としているが、思想家でもあり経営コンサルタントでもあり学者でもある。その思考は深遠であり、未来を見通し、示唆に富んでいる。ドラッカー教崇拝者は、米国の経営者にも非常に多い。


第4章 顧客の視点に立つ

・ ドラッカーは80:20の法則を引き合いに出しながらも、現実はむしろ90:10に近いと述べている。つまり、企業の成果の90%は、努力全体の10%から生まれるというのだ。

・ 業績を最大化するには、一部の分野に努力を集中させることだ。


第5章 生来のマネジャーと中間管理者

・ ヒューレット・パッカードの創業者であるD・パッカードは、自社の目標を定めるにあたって、ドラッカーの「現代の経営」をひも解いたという。この本について、「ビジョナリー・カンパニー」の著者コリンズは、「現代の経営」を「おそらく歴史上最も重要な経営書でしょう」といっている。


第6章 明日だけを見つめよ

・ 古くなったマニュアルを書き換える。トヨタの大躍進は、たゆまぬ改善を目指すという、この会社に深く根付く伝統に支えられている。


第7章 強みのたな卸しをする

・ 能力向上はひとえに本人にかかっている。


第8章 何より重要なこと

・ 優れたリーダーは、何よりも人柄がよくなくてはいけない。


第9章 ドラッカー、ウェルチについて語る

・ ウェルチは、生来のリーダーだ。特に優れているのは、『自分は何をなすべきか』を問う力、自分は優先事項に専念して、そこから注意をそらさないことがいかに大切かを知っていた。


第12章 ドラッカーの戦略論

・ すべての出発点は目標である。目標こそが優先順位、戦略、計画、仕事の割り振りなどの土台なのだ。組織は戦略に従う。

・ お客様に献身する。顧客から見た購入対象、つまり「価値」こそが決定的な意味を持つ。顧客こそ、企業の拠りどころであり、存続を可能にするものである。雇用を生み出すのも顧客である。

・ 優先順位は、何も決められないよりは、たとえ間違っても判断を下したほうがいい。

・ 目標は戦略を映す鏡である。企業の目標は、「自社の事業は何か、将来の事業は何か、何を事業にすべきか」という問いを元に決めなくてはならない。目標はお題目ではなく、行動を約束するものである。

・ 戦略的な提携を通して成長する。未知の市場への参入や新技術の獲得を目指す組織は、いきなり他社を買収するのではなく、提携、合弁事業、少額出資などを通して戦略的にタッグを組むべきだろう。


第14章 リーダーにとって何より重要なこと

・ すさまじいプレッシャーをはねのけて成果を挙げたリーダーとして、ドラッカーはウィンストン・チャーチルの名前を挙げ、「20世紀最高のリーダー」とたたえている。

・ 幸か不幸か、どの組織も危機とは無縁ではありえない。危機は必ず訪れる。そのときこそリーダーの出番である。

・ あらゆる局面でリーダーに求められる条件
―人の意見を聞こうという意欲と、そのための能力と習慣
―人々とのコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう能力
―逃げ道を作らない
―任務の重要性について、自分がいかに小さな存在かを自覚する力


第15章 イノベーション

・ 企業の目的は顧客を生み出すことであるため、どの企業も大本の役割は二つに限られる。マーケティングとイノベーションである。

・ 実際のところ、顧客が何に価値を見出すかは非常に難しい問題で、答えを見つけられるのは顧客だけである。経営者やマネジャーは推測すらすべきではなく、必ず体系的に答えを探り、顧客にじかに尋ねるべきなのだ。


エピローグ 巨星ドラッカーの誕生

・ 状況こそ人を育てる。少なくとも一番よい面を引き出すのは状況だ。


『ドラッカーへの旅』J・A・クレイムズ著(ソフトバンククリエイティブ社)