これまで国際的な様々な問題に対して、国連はそれなりの働きを見せ、世界平和に貢献してきたことは否定できない。しかし、根本的に、第二次世界停戦後、戦勝国が中心となって作り上げられた結果、大戦での戦勝国(イギリス、アメリカ合衆国、フランス、中国、ソ連)が常任理事国として指定され、その国々に拒否権が与えられている。このことが、国連の活動の最大の足かせとなり、国際紛争では、これら国の利害によって拒否権が発動され、国連は全く無力化してしまっているのが現実だ。
今回のウクライナでの戦争も、ロシアが当事者であり、国連としての根本的な対策は全く講じられていない。第二次世界大戦からもう80年近く経過しているのに、未だに当時の戦勝国?が国連を牛耳っていること自体、不合理で、理不尽な話はない。この際、日本、ドイツ、カナダ、オーストラリア、インドといった国々が力を合わせて、常任理事国といった実態に合わない制度を廃止し、民主的で、かつ、公平な制度に改編していく必要があるのではないでしょうか?
日本は、常々常任理事国に入りを目指して、裏工作をしてきたようだが、そんな無駄な努力はやめにして、世界の国々と力を合わせ、な国際秩序作りに力を注いだら良いのではないだろうか!
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