DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

パソコンとの出会い

2015-08-05 03:29:31 | 雑感

 私が始めてパソコンと出合ったのは、今から考えると、相当昔の話になる。四十数年前のことだろう。先輩が極々小さな機械のようなものを持ってきて、何やらいじくっていた。今から考えると、ポケコンだったようだ。当時、私の通っていた大学にファコムが入って、それに伴って、プログラミングについての授業が開講されることになり、私も、受けてみたが、何やら面倒くさいことばかりで、コンピュータを実際に動かす前に挫折した経緯があった。

 それから6,7年経った頃、パソコンが一般にも出回るようになった。当時は、本体、ディスプレー、プリンター等動かせるようなものを揃えると、100万円を越すような高価な代物で、とても私に手が届くようなものではなかったが、電気店にはそういった商品が並ぶようになっていた。妻に、「これからの時代は、コンピュータを使えないとだめだ。子どもにコンピュータを教えないといけない、そのためには俺が使えるようにならないと・・・・」とか何とか言いくるめ、次男の出産手当金の中から8万円を強引に横取りして、最初のパソコンを手に入れた。私の記憶の中、買った当初、妻はいなかったような気がするので、まだ、出産のために実家に帰っていた不在のときだったのだろうと思う。

 梱包を解いて、取り出し、取り扱い説明書を見たが、まず、付属のテープのバックアップを取ってから使うようにと書いてあった。バックアップの取り方を覚えるのに、1週間も掛かった。シャープが出したMZ2000という機種で、カセットテープが付いていて、カチャカチャとテープが動き、プログラムを読み込んでいくという代物。電源を入れ、テープを入れると、勝手にカセットテープが動き出す。それがすごくショックで、感動した時のこと、今も覚えている。内部メモリーが16Kバイトだった。今では、1Gバイトとか8Gバイトだから実に1000000分の1の世界だ。パソコンがあっても、動くプラグラムが買えないのだから、自分で作るしかない。BASICなる言語を覚えのがすごく面倒くさかったのを覚えている。ただ、一つ一つに感動があり、それが次のステップへの原動力となって、どうにかこうにかパソコンが使えるようになった。ただし、系統的に勉強したわけではなく、作るプログラムは全くの自己流で、場当たり的。他の人が読んでも、意味不明だったり、回りくどかったりで、とても人に見せられる代物ではなかったように記憶している。大体、画面の設計がまるでなされておらず、目的の作業に必要なものしか表示されていないものだった。でも、まあ、使えるには使えるという程度のものだった。このスタイルは、今でも、あまり変わっていない。

 それから何台変え買えたことか、今使っているのは100円パソコンというもので、通信契約を2年間継続すると、100円でパソコンが買えるという代物だ。でも、デジタルオーディオプロセッサーとか、外部CD装置とか、アンプとかスピーカーとか何やかんやで、机の上はごちゃごちゃだ。大体、退職して身近にデータがなく、データ処理の必要がないので、今は専ら音楽を聴く、ネット検索する、このブログを書く、Eメールを読む程度のことに使っているだけだ。ビジュアルベーシックを覚えようという気はあるが、そっちの方は一向に進んでいないのが現状だ。

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