錦織圭の優勝を阻むのは誰か？

バリバオープンテニスで、錦織圭は順調に勝ち進み、準決勝が明朝６時に行われる。相手は１７位のジャック・ソック。ランキングから行くと、相当下位に当たり、順当に考えると、勝てる公算が大きいと思う。

　現在勝ち残っているのは３位スタン・ワウリンカ、９位ロジャー・フェデラー、１５位ニック・キリオス、２１位パブロ・カレノブスタであるが、そのうち、ニック・キリオスとパブロ・カレノブスタは調子の好調不調がまだ大きく、錦織圭が余程調子を崩さない限り、勝てる相手だと思う。

　３位のスタン・ワウリンカには何度か勝っているし、それほど苦手意識もないようだ。

　そうなると、やはり一番の強敵は、ロジャー・フェデラーということができる。特に、ケガで半年以上休み、順位を落とし、復帰したからのフェデラーの強さはケガをする以前のフェデラーとは比べ物にならないくらい強く、全盛期の強さを回復している。

　錦織圭自身がフェデラーに対して苦手意識というか、一枚も二枚も上の相手だと思っている。だからこそ、相手の術中に嵌りやすい。とても厄介な相手だ。でも、それらを乗り越えて、今回は、勝って優勝して欲しいと思う。

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嘘はいけませんよ！身を滅ぼずぞ

　稲田防衛大臣が日誌を廃棄して存在しないと答弁し、その日誌が後から出てきて、収拾がつかなくなった件や、森友学園理事長との関係を否定し、後に、弁護士として裁判に出廷していた件などで、窮地に立たされている。どれも、きちんと確認せずに、その場しのぎの答弁から、発したものだろう。

　安倍首相も、森友学園との関係を否定し続けていたが、森友学園理事長が１００万円の寄付を貰ったとの発言から、事態は急展開し、国会で証人喚問が行われる事態を招いている。

　人間正直であらねばならない。それはどんな些細なことであっても、そうなのだ。もし、いったん嘘をつくと、その辻褄合わせた必要となり、さらに嘘をつかねばならなくなる。いったん嘘をついたことで、何を発言しても、常に疑惑の目で見られるようになり、簡単に了解を得られるようなことであっても、すったもんだを繰り返す羽目に陥るのだ。「覆水盆に返らず」という言葉を噛み締め、くれぐれも慎重に発言して欲しいものだ。