全豪オープン、錦織圭が初優勝なるかと期待された大会だが、結果的に見ると、ロジャーフェデラーに4回戦で負けてしまい、敗退に終わった。
それにしても、男子ではランク1位のマレーも、ランク2位のジョコビッチも早い段階で若手に負け、テニスも新時代に入ったかと思ったら、何のことはない、一時代王者として君臨していたフェデラーとナダルが決勝に進んで、今日、決勝戦が行われるという。女子の方も、ランキング上位が悉く破れ、これも一時代、王者として君臨していたビーナス姉妹が決勝戦を戦い、妹の方が優勝した。男女揃って、若手が頑張ると同時に、さらにその上を行き、一時代前の選手が頑張って優勝を飾るという皮肉な結果となった。
時代というものは、このように行きつ戻りつして進んでいくのだということが良く分かった大会となり、非常に面白かった。全盛期を過ぎても、頑張っていれば、何とかトップに返り咲けるものだということが良く分かり、一つの励みになりそうだ。ぼちぼち頑張ることにしようと思う。