どんぴ帳

チョモランマな内容

マッチョと行こう!ホタルイカの旅(その1)

2010-05-31 22:58:01 | 旅行
 深夜三時半、携帯電話のアラームで目覚め、布団からむっくりと起き上がる。

 車庫から車を出し、ETCカードをセットする。
「うー、ケッタりぃ…」
 眠いので高速道路を制限速度でボーっと走る。外はまだ真っ暗だ。

 名古屋市中心部に到着し、携帯電話でマッチョを呼び出す。
「おう、着いたぞ」
「どこだよ」
「ホテルを出て左、交差点を左折!」
「今行くよ」
 数分後、マッチョがバッグを後部座席に放り込み、助手席に乗り込んで来る。
「悪いな、出掛けにトイレに行きたくなってさ」
「ふははは、大丈夫だよ、お前が三十分遅れてくることは計算に入れてあったからな」
「うははは、ま、とりあえず出発するか!」
 早朝五時、私とマッチョはまたしてもむさ苦しい男二人旅に出発した。

 六時半、最初の目的地である岐阜県の郡上八幡に到着する。


小雨の降る中、川魚を探すマッチョ
 マッチョの希望により、早朝の郡上八幡を散策する。
「あのさ、あんまり歩きたくないんだけど…」
 初っ端から私は弱音を吐く。
「そんなにダメなのかよ?」
「うん、歩行距離十数メートルで、もう足が張ってる」
「かなり来てるな…」
 早くも腰にまで筋疲労が起こり始めるが、朝一は症状が強く出るので我慢するしかない。

 ほとんど無人の街中を散策していると、湧き水の前でカメラをショルダーバッグから取り出そうとしたマッチョが突如叫びだした。
「おわっ、何だか中が大変なことに!」
「何だよ?」
「中が水でビチョビチョだぞ!」
「雨?」
「いや、俺のペットボトルの蓋が緩んでたらしい…」


突如マッチョを襲う浸水パニック!
 傘を投げ出し、ペットボトルを手に慌てるマッチョ!雨とは無関係にバッグの中を水害が襲います。
「フヒャひゃひゃひゃひゃ、クハハハハ!」
 あまりの馬鹿げたその様に、私は笑いが止まらない。カメラで撮影する手がブレてしまい、写真もピンボケだ。
「うわぁ、これはお前、ミネラルウォーターで良かったよぉおおお」
「コーラとかならマジで悲惨だったな」
 早朝から笑わせてくれる男だ。


宗祇水
 この先に湧き水があるらしいのだが、私が歩きたくないのでパス(笑)

 四月中旬を過ぎたにもかかわらず、小雨も降ってかなり気温が低いので、当然トイレも近くなります。
 

バスターミナルの公衆トイレ
 何やら注意書きがあります。


『明るい未来に一歩前進』
 そこまで大げさな話じゃ…、まるで地方自治体のスローガンみたいです。


モ○ゾーとキッコ○の子供?(笑)
 とある工芸品店で発見、あの公式キャラはオスとメスなのか?


モ○ゾーとキッコ○の子供??(笑)
 あまりにも体毛と瞳の色が違うので、四匹とも要遺伝子検査です。
(認知問題を公式サイトに問い合わせたりしないよーに!)


散り始めの桜
 岐阜の山間部は気温が低いので、まだ花が残っています。


滝なのか単なる排水なのか不明
 でも何となくイイ感じ。


いがわこみち
 町の中の用水路に鯉や川魚が泳いでいます。

 郡上八幡を出ると、今度は高山に向かって移動を開始します。


雪がパラつくナイスな天気


非常に鬱陶しい状況
 マッチョのショルダーバッグと財布がデフロスターに干されています。
「なあ、凄く鬱陶しいんだけど…」
「そんなこと言ったって、まだ乾いてないんだよ」
「いいよ、そんなの多少湿ってても、少なくとも俺は困らないからさ」
「ふざけんな!」

 時刻はまだ朝の8時過ぎ、長い一日になりそうです。 



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