どんぴ帳

チョモランマな内容

交換王(その1)

2009-02-25 09:16:45 | できるかな
 十数年使用しているインターホンが壊れた。

 このところ現場に出ることも無く、非常に弛み切っていた私は、自身にこの機器の交換作業を課してみた。
注1)この作業内容は、電気工事士の資格が必要です。
注2)私がその資格を持っているかどうかは、気にしてはいけません。

 まずは十数年前のインターホンの後継機をネットで探してみる。

意外と簡単に必要な部品を全部そろえることに成功
 『松下電工』から社名変更をした、『パナソニック電工』製のインターホンだ。


これが箱の中身
 カラー玄関番スリム1型(電源直結式・録画機能付)モニター付親機 WQD211W 
 カラー玄関番FFタイプ(埋込横型・広角画像)カメラ付玄関子機 WQD827B
 FFプレート(防雨型)2モジュール用 EJ6712B

 自宅には、十数年前の旧松下電工の埋込式横型のFFタイプ子機が取り付けられており、この場所に綺麗に収まるのは、やはりパナソニック電工の同系商品しか無い。しかもこの『パナソニック電工』のインターホンは、『パナソニック』が安価にホームセンターで販売しているインターホンとは、互換性が全く無いという悲しい事実がある。
 困った事に、このFFタイプのカメラは扱っているお店が少ないだけではなく、親機とのセット商品自体が存在しないというネックがある。最近のインターホンは、そのほとんどがカメラ付子機とセットで売られていることが多く、親機単体での販売がある商品は、非常に高価なランクの物しか無いという現実があった。

 だが、私が機器を購入したお店は、かなりマニアックな品揃えと、対応する親機単体の販売、さらには取り付けプレートまで売っているという、非常にありがたいショップで、一店舗で全ての部品を取り揃える事が可能となった。


これが今回の交換対象製品『らくらく玄関番1型親機 WQS510W』(左側の製品)
 大きく『NAiS』と書かれているが、これは旧松下電工のブランド名です。
 十数年前は、まだまだ白黒モニターが主力商品でしたので、何だか時の流れを感じます。


本体を取り外す
 取付金具と配線が出てきました。
「楽勝!」
 と思っていましたが、よくよく見てみると、取付金具の中を、電線が通っています。
「・・・」
 いきなり困りました。外す方の金具はワイヤーカッターで切断するだけですが、新しい金具を取り付けなければなりません。


いきなり『高速カッター』の出番
 早くもライトな日曜大工から遠ざかり始めます。

 さらに、テキトーに電源を入れたまま作業を行っていたので、インターホン電源のAC100Vをショートさせました。

圧着端子を焦がしたので、新しい端子を取り付けます
 さすがに100Vでは感電死する事はほとんどありませんが、経験上、もろに感電すると心臓がバクバクして、
「ちょっとヤバイか?」
 という気持ちになります(笑)。
 ちなみに200Vはマジでヤバイです、本当に死んじゃいます…。


新しい取付金具をセット
 左下を高速カッターで切断しましたが、そんなに強度を必要とする部品では無いので、問題はありません。

 
本体もセット完了
 基本的には古い配線をそのまま使用するので、非常に簡単な作業です。
 
 本当は右側の門扉開錠装置と同じ高さにセットしたかったのですが、配線穴の位置関係から、ここが限界でした。


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