富士山麓より ・・・ 一歩ずつ ・・

富士山麓をステージに、一歩ずつ・・・日常で、フィールドで、出会った諸々を、見るがまま、自然のままを、徒然に・・・!

天を恐れぬ、原始力使用のつけ ・ ・ ・

2011年03月18日 06時55分22秒 | 自然のつぶやき ・・・

人類は、原子力に手を出した時、それを「神のわざ」と自らを賞賛した。
日本人も、過去の辛い被爆の現実から目を逸らし、原子力の道に歩み入った。
そして、この大震災・原子炉の静かなる暴走だ。

資料は、MSNニュースからのものである。
一見、進行が止まっているようにも見えるが、その後の情報が止まっている
のが気になる。

人類の英知・ハイテクの集積であるべきエネルギー源であったはずなのに、
津波による補助電源の喪失だけで、管理・制御不能となり、爆発や炎上、
放射能の放出を繰り返している。

おまけに、最終手段がへりや放水車による水掛けとは、野火の消火と変わらない。
てっきり、ハイテクのロボットとか、遠隔操作の大型重機とか、
万が一の処理作業が行える、先進装備があるかと思っていたが・・・

結局は、「神のわざ」に足を踏み入れながら、"驕り"のなか、数を増やすばかりで、
神のわざの"恐れ"を忘れて、対策を怠って来たということだ。

スーツを着た関係者の儀礼的なお詫びだけで、
多くの人・生物たちが、未来に渡って放射能の悪影響にさらされることは、
理不尽としか言いようがない。
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