ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

キタ―――(゜∀゜)――――!!

2006年04月30日 10時51分34秒 | あんなこと、こんなこと
【しゃくやく日記】

・・・アキバ系にしてみました。


しかしほんとに見事に、花ひらきました~。
5本のうちの1本だけなんですよ、ほかはいまだに丸い玉。
どういうことなんでしょね。どうせなら帰ってくるまでそのまま待っていてほしい。

香りも清らかで、花って美しい生きものですねえ。
2日後にはどうなっているか、楽しみ。


では、今晩は新潟からお届けします。
行ってきまーす!

                  
                  やっぱり撮られにくるんですよねえ、彼女。                 

ほころぶ

2006年04月29日 18時33分00秒 | あんなこと、こんなこと
今日は寒くてカーボンヒーターをつけてしまいました。
この時期は暖かかったり冷えたりと忙しいですね。


【しゃくやく日記】

ほら、ほころびはじめましたよ!
となりの丸い玉もかわいいですが、ここからもまた楽しみです。

                      

ですが!明日から新潟のため、2日間しゃくやく日記が書けないことに今頃気づいた私。。。
しまった~、持っていきたいな~



ところで新潟は、ようやくの桜満開だそうです。
桜をまた楽しめるなんて、お仕事に感謝ですね。
春らしく、明るく、お客さまのお顔がほころぶようなコンサートにしたいと思っています。


それでは明日からは、携帯「ともこもなこ!」です。
さてさて!荷物の準備っと・・。

思い

2006年04月29日 02時34分21秒 | おんがく
今日は大学で補講。

連休をはさみ、次のレッスンまでちょっと空くので、娘たち(あ、今年は息子も一人できたんです!)に
宿題?を多めに渡しました。

1年生といえば基礎力を養う大切な時期なので、この連休でうっかり遊ばれてしまうのが恐いことです。
スポーツマンが筋肉をつけ維持するためにトレーニングをかかさないように、
歌い手も、歌うために必要な「歌筋」を育てなくてはならないのです。

ピアノなどは、毎日7~8時間練習する人もザラみたいですけど、さすがに「声帯」という小さな楽器には無理な話です。
肝心なのは時間ではなくて、毎日すこしづつでもいいから続けること、なんですね。
そして、自分は「人」であってまた「楽器」でもある、という自覚を持つことがまず大事だなぁと常々思います。
共に頑張ろうね!


ところで今日は、明後日からの新潟の事業のための準備がすべてうまくいきそうだとの吉報をいただきました。

今回の2回の本番で、私と中川氏とでの「即興演奏」をプログラムに入れたのですが、そのためにアウトリーチ先の
小学校やお寺で事前に準備してもらいたいことが出来てしまいました。
それを頼んだのが急だったし、学校は年間スケジュールが決められているので、何かのために臨時に時間を割くというのは
難しいことも知っていたので、無理なようだったら他の手立てを考えねば、と思っていました。
なので、その吉報は本当に有難く、うれしかったです。

コンサート(に限らずですが)をつくるために関わる全ての人が(この場合ホールの担当者の方ですが)
「アーティスト」である、と私は考えています。
基本的にアーティストは「夢見る人・夢をかたちにしたいと思う人」だと思うのです。
「夢」というものは幅が広くて、非常に現実的だったり、限りなく不可能に近かったりします。
その夢を、どう捉えるか、なのかなと。

一緒に、同じ夢を見てくれる方にコーディネイトしていただくと、ほんとうに幸せな夢を堂々と見られます。
(これまでにもどれだけたくさんの素敵な夢を目の前に見させていただいたか。この場をお借りして皆さまに感謝申し上げます。)

ただ、「夢」は「正夢」にしなくてはいけません。
責任重大です。
・・・絶対楽しい夢になりますから、ご安心くださいね、えのもとさん!
(ああ、それにあのホールには館長という、とてつもない夢見る人もいらっしゃるのだヮ


今日はほかにもうれしいこと・思うこと・ありがたいことがたくさんあって充実の一日でした。



【しゃくやく日記】

あんまり変化なし。でもよーく見ると、つぼみが少しだけゆるんでいる!
                   
              

                  
                        写真を撮っていたらまたドリがやってきたので写してあげた。
                        またしてもカメラ目線。うーむ。

                        

猫と芍薬

2006年04月27日 02時08分06秒 | どり
大好きな芍薬(しゃくやく)、やっと手に入れました。

お花屋さんで前に見たときは一本1000円もしてたのが、やっと下がって、
それでも一本400円です!
でも、一番好きな色がお店にあったので、迷わず買ってしまいました。

芍薬のどこが好きかというと、つぼみのときはこんなに慎ましやかで清楚だったり、日ごとに花びらが一枚一枚ゆるみ、
最後には、これでどうよという具合に花ひらき、その様はとても色っぽかったり
(まるでさなぎから蝶に変わる瞬間のように)、ほんと憧れてしまいます。

このつぼみが見事花ひらくまで、毎日ご紹介していこうと思いますので、お楽しみくだされば幸いです~。

猫はオマケです。
めったに椅子には登らないのですが、私が花を生けるのを見に来たので写真に入れてあげました。
単に、食べられるかどうか確かめに来ただけ?

女神

2006年04月25日 23時25分12秒 | うた
今日は大学でレッスン。
空き時間に図書館へ行き、久しぶりに、ほんとに久しぶりにエリー・アメリングを聴きました。

好きなソプラノを挙げろと言われれば、フレーニ、グルベローヴァ、ボニーなどなどキリがないけれど、
アメリングは、私の心の先生、私の女神。困ったときのエリー・アメリング。

今日は、イエルグ・デームスがフォルテピアノ(ピアノの前身です)で伴奏してる
シューベルトが聴きたくなって探したのだけど、レコードしかなかった。

レコード、何年振りに触っただろう。針の落とし方を見事に忘れてしまっていて、
あやうく傷つけそうになりました。。。

でも、針がレコード盤に乗っかってから音が鳴るまでの数秒の空白が、CDにはない
妙なドキドキ感があって、非常によかったです。アナログもわすれちゃいけませんね。

それで・・・

感動。
かなり泣きそになりました。(こらえた!)

声というものが、こんなに一瞬で人の心を捉えてしまうなんて。
彼女の声は、ほんとうに神さまからの授かり物なんだなとつくづく思います。
デームスのフォルテピアノもその鄙びた音色とともに、優しく声を包みこんでいて素晴らしい。。。
ああ、いつかフォルテピアノでコンサートやりたいナ。


シューベルトの歌曲の中で一番好きな歌は「春に Im Fruhling」という作品です。
優しくてほのぼのとして、寂しくてでも圧倒的に温かい。

歌いたい。

どうしたらこんな風に歌えるのでしょう・・ 
どうしたらこんな風に人の心をうち震わせられるのでしょう・・ 

電車の中より

2006年04月24日 22時43分26秒 | あんなこと、こんなこと
「ともこもなこ!」@小田急線です。

ピアノの中川氏との合わせの帰り。
うーん、来週の小千谷市の本番、楽しくなるゾ♪


・・・えー、私の前に座ってる女の子が、一生懸命お化粧してます。
大判の手帳ほどの鏡を片手に、誰にはばかることなくマスカラ塗ってます。

いわゆる「ギャル系」です。
彼女のまつげは、すでにラクダくらいにブァサブァサですが、さらに執拗に重ね塗りしてます。
念には念をいれてます。


・・・と、チラ見しながら、ちょっと感動しました。
妥協してないもん。


・・・やっぱ、練習だ。

というわけで、降ります。
また明日!

めるへんたいむ (8) 

2006年04月23日 21時56分27秒 | めるへんたいむ
今日はおうちで一日練習。
来月歌う、モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」。
久々のバロック、声のスタイルを調整して、音に色づけしたりしなかったりする作業などなどなど・・。
やることいっぱい!
でも、やっぱりバロックは好きです、楽しいです。

コンサートの詳細につきましてはまた後日お知らせいたしますね。


さて、めるへんたいむの時間です。

先日てんとうむしに噛まれてから、そういえば「てんとうむし」って詩があったなぁ
と気になって探したら、ありました。
阪田寛夫さんの詩。

♪サッちゃんはね サチコっていうんだ ほんとはね♪の、童謡「サッちゃん」の作詞者です。
私は、阪田さんの本をみるたび「アホの坂田」の坂田利夫の顔を浮かべてしまいます。
(字づらが似すぎ!)
でも阪田さんも大阪の人だし、本当にあんな顔だったらどうしようと、さっき調べてみたところ、全然違ってました~。
文学者顔で、白髪で、毛もたくさんありました。

では「てんとうむし」と関西弁がおもろい「葉月」の2篇を。



     てんとうむし           阪田寛夫


     ごらんなさい
     この通り
     パンがひとかけ
     ふる靴が片いっぽう
     でもここは
     てんとうむしも通る
     春の道です


     
     葉月 


     こんやは二時間も待ったに
     なんで来てくれなんだのか
     おれはほんまにつらい
     あんまりつらいから
     関西線にとびこんで死にたいわ
     そやけどあんたをうらみはせんで
     あんたはやさしいて
     ええひとやから
     ころしたりせえへん
     死ぬのんはわしの方や
     あんたは心がまっすぐして
     おれは大まがり
     さりながら
     わいのむねに穴あいて
     風がすかすか抜けよんねん
     つべとうて
     くるしいて
     まるでろうやにほりこまれて
     電気ぱちんと消されたみたいや
     ほんまに切ない お月さん
     ───お月さん やて
     あほうなことを云いました
     さいなら わしゃもうあかへん
     死ないでおれへん
     電車がええのや
     ガーッときたら
     ギョキッと首がこんころぶわ
     そやけど
     むかしから
     女に二時間待たされてからて
     死んだ男がおるやろか
     それを思うとはずかしい


・・・私の中ではこれ、やっぱり「アホの坂田」が読んどるわ。

のぞいちゃダメよ

2006年04月21日 22時06分02秒 | どり
いい天気!雲が美味しそうに浮かんでる。

オフの今日は、ずっとしたかったことを。
ドリをお風呂に入れました~。

ドリは家猫なので、そんなに汚れはしないのですが、それでもしばらく洗ってないと
毛がパサパサしてきて見た目にも貧相なネコになってしまうので、そろそろだなとタイミングを待ってました。
絶好のお風呂日和でございます。

まず手足の爪を切って準備します。暴れると爪痛いからね。
さぁ行こうね~と抱き上げるとすでに気配を察知して鳴き出した。
ふふふ、観念したまえ。
お風呂場の扉を閉め、温かいシャワーをドリの背中に。
最初はいやがるものの、やっぱり動物だって気持ちいいんですよね、そのうちおとなしくなる。

猫用シャンプーでドリの体をガシガシ洗ってあげると、もうドリの顔は「あ、そこそこ~」ってなものです。
あとドリの好きなのはシャワーを体に当てたままお湯を流すこと。
縁側にじっと座ってるおばあちゃんみたいになっちゃう。ちょっとしたマッサージみたいな感じなのかな。

それにしても、動物を撮るのはムズカシイ・・(ちょっとブレてますね)

2度洗いしてフィニッシュは人間用リンス。(ほんとは猫用じゃないといけないみたいですが)
タオルドライはしっかりと。猫の毛は結構密に生えているので、ここでよく拭かないと乾かすのが大変。

さて、ここからはドリの嫌いなドライヤータイム。
なんせじっとしてくれないからなかなか乾かないし、こちらもとっても疲れます。
が、しつこくしつこく乾かして・・・

はい、出来上がり!
おお、毛はツヤツヤでリンスのいい匂い漂う別嬪さん(古!)になったじゃありませんか。
手足の先まで真っ白、かわいいぞぉ~


        洗い立てのネコと雲 

レッスン室からの風景

2006年04月20日 22時49分21秒 | あんなこと、こんなこと
春の嵐も嘘のように晴れ、午後は雲ひとつない快晴でしたね。

これは大学のレッスン室(6階)からの風景。
いい眺めでしょう?

相模川を望み、緑と田園あふれる山里に大学はあります。
が、厚木の奥地のため、都心へ出るには時間がかかり、レッスンのあとに用事なんか入れられません。
(演奏会は開演時間に間に合わないし、今日だって地域創造の飲み会あきらめたし・・・)
大きな声では言えませんが、不都合は多いです。

それでも、不思議と愛着は湧いてくるもので、
大学が来年新百合ケ丘に移転するため、この眺めとも今年限りと思うと、ちと淋しい。

このレッスン室、すごく集中して練習できるのです。
大学生のときから使い慣れた部屋だから音づくりもしやすいし、ちょっと休憩、のときは大自然?
を見ながらボーッとして。メリ・ハリできるのですよね。

それにしても、今日は10時から6時半まで、お昼休み以外はレッスンに自分の練習(は2時間半できた!)
だもの、よく歌った!自分。
明日はさすがに喉休ませます。まだ病み上がりですし。


ということで、飲み会に行けなかったから自分でかんぱ~い! 
                             あるエライ方から奪った?一升瓶お部屋のインテリアにも最適!(少しヨッパです)