ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

ありがとうございました!

2011年03月30日 16時47分42秒 | あんなこと、こんなこと
20日にありました
沖縄県名護市民会館中ホールでのコンサート

今回の大震災のために
お客さまから頂戴いたしました義援金は
総額196,691円となりました。

その中には私や中川くんのCD売上
能祖さん詩集売上も含まれます。




温かなお気持ち
心より感謝しております!


皆さまの善意は
教育委員会より名護市を通じて
被災地の支援と復興の義援金として
届けていただけるとのことです。





ここに
ご報告させていただきます。
ありがとうございました!

蓄える

2011年03月29日 22時37分45秒 | あんなこと、こんなこと
昼間はあったかで
でも夕方には風が冷たく
早く春になってほしい。

東北に吹く風
早く優しくなってほしい。





皆さま
お元気でお過ごしですか?

今日は
宝くじランチタイムコンサート親睦会
へ出席してきました。



東京都宝町にある
宝くじドリーム館にて
ランチタイムの1時間のコンサート(無料です)

毎回たくさんのお客さまが楽しみにしてくださる
好評のコンサートです。

(7月には
大阪・宝くじ館での
ランチタイムコンサートにも出演します)





出演者や関係者の皆さまが集まっての
和やかな懇親会


とは言いましても
このたびの大震災について

被災された方、ふるさとが東北の方
東北に縁の深い方

全国各地に演奏に行ってるアーティスト
皆何かしらのつながりがあり

想いは熱いものが。



黙祷
チェロの長谷部一郎くんの
祈りのバッハ演奏と

私、中鉢くん、中川くん、みほちゃんによる
「You raise me up」の演奏
大震災で亡くなられた方々への献杯



ユー・レイズ・ミー・アップは
宮城県名取市文化会館で
はじめて大森・神谷・中川の
トリオ演奏した曲

みほちゃんの弾く前奏が聞こえてきたら
会館の皆さんの顔がバーッと浮かんで
熱いものがこみあげてきた。。。








音楽が
被災地の方々
大震災で傷ついた人々に必要とされる
そのときまで
力を蓄えて蓄えて

そのテンションで
すごく盛り上がった1日でした。




「せーの、頑張ろう日本!」
みんな笑顔弾けてる
音楽家パワー、やはりすごい!




ひたちなか

2011年03月24日 20時35分26秒 | あんなこと、こんなこと
スーパーでは
ミネラルウォーターが早速売り切れ

この地域
そんなに乳幼児がいたのかな・・・。






今日
ひたちなか市文化会館の
Yさんと電話でお話できました。


茨城県も被害を受けていること
報道では見ていたのですが
ひたちなか市もかなり被害が大きいご様子でした。


会館は
大ホールの天井が落ち
小ホールも破損したそうで
修復には相当時間がかかるとのこと。


いつも元気なYさんの
淋しそうなお声が本当にお気の毒でした。






ひたちなかのイケメン3人組さん
心から応援してますからね!
秋には一緒にものづくりしましょうね!!

おめでとうございます!

2011年03月24日 11時02分53秒 | あんなこと、こんなこと
3月17日
昭和音楽大学の卒業式が行われました。

安全面を考慮して
創立以来初めての
食堂にて2回に分けての式となりましたが

晴れやかな姿を
4年生3人が送ってくれました。

左から
小林香織さん
平栗麻理さん
中村愛希子さん



また
3月22日には
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部の修了式

修了証書を手に
写真送ってくれたのは
深瀬恵さん







皆さん
卒業、修了おめでとうございます!

過ごした時間は貴く
必ず
これからの人生の支えになってくれるはずです。


音楽を愛する気持ちを大切に
それぞれの道を堂々と歩んでください。




皆さんのすぐそばに
歌はあるよ、いつでも。

ぬちぬすーじ・ゆいまーる

2011年03月23日 23時11分22秒 | あんなこと、こんなこと
名護市市制40周年記念事業
平成22年度芸術鑑賞体験事業

芸術空間2011
「NAGO好きんちゅアーティスチュ集まれ!
いちゃりばちょーでーチャンプルーコンサート」

2011年3月20日
名護市民会館中ホールにて

出演
大森智子(ソプラノ)
神谷未穂(ヴァイオリン)
中川賢一(ピアノ)
能祖將夫(朗読)
井上大輔(コンテンポラリーダンス)
辻田暁(コンテンポラリーダンス)



中川くんと同じく
仙台にてリハーサル中に被災し
その後
山形→新潟と苦労して帰京していた
仙台フィルのコンサートマスターみほちゃん

コンサートに参加してくれることが急激に決定
連絡した翌朝には沖縄へ向けて出発

中川くんによる
素晴らしいヴァイオリンパートのアレンジも加わり
最強のチームでのコンサートになりました。






舞台に登場したときの
お客さまからの「お帰りなさい」空気にはじまり

盛大な拍手、指笛や
ペンライトや携帯ライト?やカチャーシー

源河小のこどもたちとの
「島ラッキョの歌」の共演まで

皆さんの笑顔とともに
コンサートは楽しくすすんでいきました。





アンコール最後の曲の前
地震のことに初めて触れさせていただき

中川くんとみほちゃんからも挨拶

私もみほちゃんも
そしてお客さまも
涙・涙・涙。



そのあとの
「アメイジンググレイス」

終わって
「頑張ろうー」「負けるなー」 の掛け声や指笛とともに
すべてのお客さまが席を立って
長い長い
そしてとても熱い拍手をしてくださいました。



あの光景
一生忘れません。







終演後
私たち出演者も募金箱をぶら下げて
ロビーに出ました。

たくさんのお客さま(ちいさいお子ちゃままで)が
あたたかい言葉とともに
募金に協力してくださいました
ありがとうございました!

集まった義援金は
名護市を通じて
被災された方々へ送っていただきます。
(詳細は、会館から連絡来次第
またブログでお伝えさせていただきます)




(大ちゃん撮影・お化粧全部流れました…)






沖縄には
ぬちぬすーじ(命の祝事)
という習慣があり


2日目の夜
名護の皆さんが集まってくださったとき
中川くんは「ぬちぬすーじ」をうけました。



また
「ゆいまーる」が沖縄にはあります。

助け合いの精神
しかも見返りを求めない心の在り方

今回
ゆいまーるの素晴らしさを
なぐんちゅ(名護人)の皆さまから
あらためて教えていただきました。


戦争でとてつもなく悲しい想いをしてきた
沖縄の人々だからこその
ぬちぬすーじ、ゆいまーる

大きな大きな
目に見えない宝ものを
頂戴した数日間でした。






コンサートを決行してくださり
募金やコンサートの内容について
すべて賛同し応援してくださいました
愛する名護市民会館の皆さま
いつも支援してくださいますなぐんちゅの皆さま

本当にありがとうございました!


皆さまからいただいたカリー
(嘉例・幸せという方言です)

再びお返ししに必ず伺います!


名護でのこと

2011年03月23日 21時19分38秒 | あんなこと、こんなこと
なかなか更新できずにごめんなさい。
沖縄県名護市より戻ってきました!

今回の
名護での数日間は
終生忘れ得ぬものとなりました。





アウトリーチは
源河小学校と
児童養護施設「なごみ」にて


源河小の全校児童36人(幼稚園児2人含む)とは
コンサートでも共演しました。



実は
大地震が発生してから
まったく歌う気持ちになれませんでした。

こどもたちの前で久しぶりに声を出したわけですが
キラキラしたこどもたちの瞳や歌声に

歌いたい、届けたい
という想いが強く呼び起こされました。



喜納校長先生はじめ先生方には
こどもたちの歌の練習など
大変お世話になりました!


校長室でご馳走になった
島ラッキョチャンプルー




あたたかいおもてなし
ありがとうございました!




翌日の「なごみ」では
名護入り3日目にして
ようやくのいいお天気になったので
ピアノを中庭に出させていただいて
即席野外コンサート




ダンサーの大ちゃん、暁ちゃんが
芝生を駆け巡って踊ったり





施設のれいかちゃんの弾くピアノに
中川くんのピアノが重なり
二人のダンスが加わり
私の歌が入り、皆さんの歌声も


とっても素敵なセッションになりました。






仙台のご実家で被災し
体育館、みほちゃん家での避難生活
山形行きのバスを懸命に探し、
新潟をまわって長時間をかけて
なんとか沖縄入りの前夜に東京に戻ってきた中川くん

終了後の夕焼け撮っていたら
僕にもちょうだいって




想いが一緒だと思いました。
この夕焼け空、忘れません。


羽田

2011年03月16日 18時49分43秒 | あんなこと、こんなこと
人いっぱいです。



節電のために
空港内の照明が半分ほど落とされています。


空港までは電車で来ましたが
計画停電のためか
駅のホームへ降りるエスカレーターが止まっており

大きいキャリーで
どうしようかと思っていたら

後ろから来たお兄さんが
「持ちましょう」と
下まであっという間に運んでくれました。


乗り換えの駅では
階段でベビーカーの手伝いをする若者も見ました。





みんな
何かを感じてる
ように思う



助け合い日本
素敵です!

えがお

2011年03月15日 21時38分28秒 | あんなこと、こんなこと
今日も
停電にならなかった。


節電に励むことで
無駄な電力いままで消費してたのだなぁと気づく
今月の電気代はグッと減るはず

災害によって
思い出したり学んだりすること、多いです。




大地震発生の日から
リハーサルや打ち合わせや
いろいろがキャンセルになり
今日は久しぶりに1日家にいました。


テレビ
各局が朝から晩まで地震の報道をしていて
映されている被災者の方々の姿に
本当に心が痛みます。


笑顔がありません。


被災者の方々にも
そして
その方々を心配し見つめる我々にも。



日本中に
早く笑顔が戻ってきますように
心から願います!






明日から
私は南の島へ行きます。

あちらでも
公演をどうするか
協議し尽くされたようです。


向こうで待っていてくださる方々のために
いま自分が出来る限りのことをしてきます。



少しでも多くの皆さんの
笑顔が見られるように。

初舞台

2011年03月14日 21時31分21秒 | あんなこと、こんなこと
スーパーでは
電池や懐中電灯
トイレットペーパーや納豆
パン、カップラーメンなどが売り切れて

結局
計画停電初日は
私の地域では実施されませんでしたが

これからある期間続くということなので
停電対象地域にお住まいの皆さま
落ち着いて対処していきたいですね。







ところで
私の弟子で
藤原歌劇団の研修所でオペラを学んでいる
深瀬恵さんが

昨日
研修所修了オペラ
ドニゼッティ「連隊の娘」に出演

初舞台デビューしました。
(写真の左から3番目
マリーを演じたふかどん)


ゲネプロ中の地震発生
熟慮の上、公演の決行が決定

さらに
彼女は宮城県鳴子温泉の出身で
ご実家と連絡が思うようにとれない中での本番

苦しい想いをたくさんしたようですが
それを強いバネにし
とてもいい公演になったようですし

彼女自身の歌も
本番が一番よかったと
先生方に言っていただけたようです。



私は残念ながら
観ることが出来ませんでしたが

まじめで
コツコツと積み重ねてきた彼女の頑張りは
ずっとみてきていたので

とてもとても嬉しかったですし
心配やとまどいや不安を乗り越えて
歌いきった彼女を
本当に素晴らしいと思います!




ふかどん
おめでとう!

七ヶ浜!

2011年03月14日 09時54分22秒 | あんなこと、こんなこと
まったく連絡とれないでいた
七ヶ浜の国際村ホールの職員Oさんから
メールがありました!




避難所として
ほぼ24時間勤務とのこと

悲しいことも
たくさん起こっているそうですが
心を強く持って頑張っている様子

粘り強い東北人
皆さん必ず乗り越えてくださると
私も粘り強く信じます!




‐‐‐‐‐‐‐‐


今回の地震のこと
いろいろと感じていますが

それは私のまわりの
大学生にとっても同じようです。


何がいまの自分にできるのか
一生懸命に考えており

この大惨事を目の当たりにすることによって
はからずも
人として成長している、ように感じました。


でも
そんな彼らも

一人暮らしの部屋で揺れに耐えたり
帰宅難民になったり
実家の親となかなか連絡とれず
不安な時間を過ごしたりと

東北で被災された方々の
比べものにはならないかもしれないけれど

少なからず
心にダメージを受けていると思うのです。


そのダメージをちゃんと癒してあげること
にも自分の目を向けてほしいな

と思います。





健やかな心と体
こんなときだからこそ
大切に思います。