てんとうむし

いまだ弱弱（よわよわ）ちゃんですが、今日は大学でレッスンでした。

学生たちみんな、まじめでかわいいなぁ。一生懸命な眼差しは美しいなぁ。
親睦会、やらねばなぁ。

さて！お昼休み。久しぶりにお弁当つくりました。
えーと、古代米のご飯、卵焼き、蟹シュウマイ（最近の冷凍食品は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なかなかですね）、プチトマト、ひじきと豆の煮たの、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今が旬のたけのこ煮、鳥の胡麻つき照り焼き、でございます。


レッスン室に入る春のうららかな陽射しとお腹いっぱいとが相まって（だってご飯はお茶椀２膳分ですからね）、
あぁ、気持ちよか・・・
ピアノ椅子に座ってしばしウトウトしていると、

ポト。

開いたままの窓から飛んできたのかな、てんとうむしが鍵盤の上に。
残念でした、もうお食事終わっちゃったんです。


てんとうむしって「天道虫」って書くんですよね。飛び立つときに枝先などに登る習性があって、
天への道を教えてくれる虫、ということみたいです。

その天道虫、白鍵の上をテテテテ、テテテテ歩いてどこ行こうか迷っているみたいだったので、
その姿を激写して（う～ん、カワイイのにわかりづらい！ただの汚れみたいだ）、では外へ戻して差し上げましょうと
手のひらに乗せ窓枠に連れて行ったところ、

あ！

かすかに噛んだ、私の手を。
君は、なにが気に入らなかったのかい・・・。


そのあとレッスンの続きをして、夕方窓の外を見たら、私を噛んだ天道虫はもういなかった。
お天道様まで上っていったの？


おしまい。