みちのく旅 ４

昨日今日と、オペラ「あわび伝説」は無事に亦楽小学校の６年生３クラスで初演されました！

「あわび伝説」というのは・・・

この町は古くからあわび漁が盛んで、ある日も船が海へと出かけました。
ところが、突然嵐が船を襲い、船に穴が開いてしまうのです。
漁師たちは「助けてけさえん（ください）、助けてけさえん」と海の神様に祈ります。
すると、穴からどんどん流れ込んでいた水がピタッと止まり、漁師たちは無事に
浜へ戻れました。
不思議に思って船底を見てみると、なんと、あわびが張り付いて穴をふさいでくれていたのです！

このお話を初めて聞いたとき、あわびが穴にピタッと張り付いている姿を思うと
何とも面白くてけなげで、すっかり気に入ってしまったのですよね。

それから足掛け２年近くでようやくオペラ？として実現しました。

このオペラのためにはいろいろな方々にお世話になったのですが、
何より小学校の先生方には大変なご面倒をおかけしまして、ほんとうに感謝しています。
こどもたちの笑顔はもちろんですが、先生方がアウトリーチをご覧になって喜んでいらっしゃった顔を
見れたのがとても有り難かったしうれしかったです。

東北放送の取材も入っていて、今日の夕方のニュースで５分ほどの特集として放送されました。
（苦手なインタビューも受けましたよ）
１０月１日１５時からの、七ヶ浜国際村ホールでのコンサートの第１部最後には
６年生有志７０名が出演して、いよいよお客さまの前で演奏します。


みちのく旅も終盤に近づいてきました。
では明日です～