ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

七ヶ浜にて!

2011年11月08日 23時42分58秒 | あんなこと、こんなこと

宮城県七ヶ浜町より戻りました!






今回
七ヶ浜国際村ホールの皆さまの
手厚いご協力のもと

日本クラシック音楽事業協会の
「心の復興音楽基金」の支援を頂戴して


七ヶ浜町立汐見保育所にて
「しちがはま・にっこり音楽会」をしてまいりました。




七ヶ浜は
大地震による津波で
甚大な被害を受けました。

だいぶ
片付けられてきてはいましたが
町のあちこちが
山のような瓦礫置き場になっていたり

まだ街灯が復旧されておらず
道の暗いところがあったり

流失した家の跡地は
手付かずで淋しい地区になっていたりと

胸の痛む景色は
依然変わらずでした。。。




130人の
ちっちゃなこどもたちが

キラキラしたにっこり笑顔と
会場が割れんばかりの大きな声で
演奏会を楽しんでくれたので

逆に
にっこり元気をたくさんもらいました!
(こどもたちの笑顔
皆さんにお見せしたかったですが
写真撮り忘れ…)






そして夜は
民宿《とと家》にて
「とと家10周年コンサート」と題し

女将さんのHさんととと家を愛する
七ヶ浜の素敵な皆さまのために
ガッツリ2時間近く演奏しました!



これまで7年近く毎年伺っていて
七ヶ浜での宿泊先は
ずーっととと家

Hさんがつくる
それは美味しい晩ご飯を毎回楽しみにし

帰宅すると
すぐに部屋着に着替え
ダイニングでHさんとあれこれ話しながら
ゆるゆるとした時間を過ごし

気づくと
1日の疲れがリセットされていたのでした。


何年も来ていて
七ヶ浜で外食したの
お蕎麦屋さんとカレー屋さんだけだもの
(その2つとも
津波で流されてしまいました…)





そんな
私たちの
愛するとと家が10周年とあり

ぜひお祝いしようと
去年のうちに
4人のスケジュールを合わせていました。




そこへ大震災が発生
とと家は
13メートルの高台に建っていながらも
津波が1階まで押し寄せ
Hさんのお母さまは
室内にいながら溺れかかって…


そして
とと家にあったアップライトピアノは
ぷかぷかと水に浮いていたそうです…

でも!
内部には水がほとんど入らなかった!
そんな奇跡のピアノでのコンサートとなりました。







いらっしゃったたくさんのお客さま
はじめから
熱いまなざしと拍手で
盛り上げてくださいまして
ありがとうございました!
(素晴らしい歌声も!)


皆さまが持ち寄ったご馳走の数々









コンサート後に
とと家の
ゆるりとした空間で
美味しいご飯をいただき

Hさんはじめ
国際村の皆さんやお客さま方と
乾杯できる幸せ



Hさん
いろいろとありましたけれど
とにもかくにも
とと家10周年、おめでとうございます!




アンコールに歌った
「明日に架ける橋」の歌詞のよに


君のそばにいるよ すぐそばに


私たちが
そばにいますから、ね。







国際村の
素敵な事務局長を囲んで





大好きなスタッフの皆さまにも
久しぶりに会え
みんながにっこりだった夜


能祖さん、中川くん、未穂ちゃん

ありがとう
チームあわび
やはり最高です!

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