ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

【オペラ出演のご案内】

2012年09月24日 23時57分05秒 | あんなこと、こんなこと
ようやく
夏が終わったと思ったら
すっかり
秋めいてきましたね。

芸術の秋
さらう曲たくさん
ありがたやの日々。






さて

来年2月に
オペラに出演することになりまして
皆さまに
お知らせさせていただきます!


‐‐‐‐‐‐

2013年2月10日(日)
15時開演
東京文化会館(JR上野駅公園口直前)

藤原歌劇団公演
ヴェルディ作曲
オペラ『仮面舞踏会』
(ニュープロダクション)

指揮:柴田真郁
演出:粟國 淳

出演
リッカルド:村上敏明
アメーリア:野田ヒロ子
レナート:堀内康雄
ウルリカ:森山京子
オスカル:大森智子
ほか

合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団




来年はヴェルディ生誕200年
所属しております藤原歌劇団では
ヴェルディ中期を代表する名作
オペラ『仮面舞踏会』を取り上げます。

私の役は
物語の主人公である
総領事リッカルドに仕える
お小姓「オスカル」
ズボン役(男役)(*^_^*)です。






10年前に骨折して
2ヶ月入院したのがきっかけとなり
その後
演奏会形式や抜粋形式ではしていましたが
舞台上演からは遠ざかっていました。

その間に
コンサートや宗教曲ソロの喜びを知り
またアウトリーチ活動との出会いがあり
それらのお仕事が主軸となっていました。
(もちろんオペラアリアは大好きで
必ずコンサートのプログラムに入れています)




大学4年生の冬も終わろうとしていた
ある日
当時
藤原歌劇団の合唱指揮をしていらした
O先生と電車内で偶然会いまして
先生が急用で行かれなくなったからと
チケットをいただいて観に行ったのが
プッチーニの「ラ・ボエーム」

そこで
心から感動し
オペラに目覚めてしまった私
決まっていた就職の内定を蹴って
藤原の研修所に入り
フランスへ渡り
戻ってからは
昭和音大や藤原や
新国立のオペラに
出させていただいたり
アンダースタディで
レパートリー開拓したり
オペラひとすじ
狂っていたところへ骨折&入院^ロ^;

退院10日後に
コンサートで復帰しまして
(ステージ裏では杖ついて
リハビリの先生も
コンサートに来てくださいました~)

その後
バロック音楽やコンサート活動という
素晴らしい出会いがありまして





思い返してみても
ほんとうに
人生って
何がどうなるか
わからないものなのだなあって
しみじみ、思います。

そして
いま
オペラ出演のお話をいただいて
また新たなチャレンジができる
なんて幸せなことでしょう。




オペラは
音楽稽古、立ち稽古と
2ヶ月間を要するので
さまざまな方々に
日程調整でお世話になりました。

その皆さまにも感謝しつつ
また再び
あの舞台の世界へ
臆することなく
ぶつかってゆきたいです。



オペラ「仮面舞踏会」は
とても充実した音楽で
素晴らしい作品です!

ぜひ
劇場に足をお運びいただけたら
この上なく幸いです。
(チケットのお申し込みにつきましては
またあらためて
お伝えさせていただきますね!)