ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

心の花!

2007年07月02日 12時16分23秒 | あんなこと、こんなこと
大分県豊後大野市での旅を終えて帰ってまいりました。


いらしてくださったたくさんのお客さま、ありがとうございました
土曜日の『わくわくクラシックコンサート』、いつまでも思い出に残るものになりました。



第1部
◎アヴェマリア・・・シューベルト
◎愛を分からずに The salley gardens・・・アイルランド民謡
◎私を泣かせて下さい(オペラ「リナルド」より)・・・ヘンデル
◎月の光(ピアノソロ)・・・ドビュッシー
◎ことりのうた・・・芥川也寸志
◎サッちゃん・・・大中恩
◎青い目の人形・・・本居長世(岩河智子編曲)
◎ゴンドラの唄・・・中山晋平(岩河智子編曲)

第2部
◎恋するナイチンゲール(オペラ「イポリートとアリシ」より)・・・ラモー
◎ムゼッタのワルツ(オペラ「ラ・ボエーム」より)・・・プッチーニ
◎今の歌声は(オペラ「セヴィリアの理髪師」より)・・・ロッシーニ
◎コンソレーション第3番(ピアノソロ)・・・リスト
◎前奏曲(ピアノソロ)・・・ラフマニノフ

◎皆さんと創る大即興幻想曲『Festa di Bungono』

アンコール
◎心の花


1部は、クラシックの中でも特に血圧下げて落ち着ける癒し?の音楽と
日本の美しいクラシック・童謡、そして中山晋平の「ゴンドラの唄」熱唱?でシメました。
2部は、開放的にオペラアリアを3つ歌ったあと中川くんの素晴らしいソロへと続き、
そしてお客さまと私たちとの即興演奏→私たちと神楽とのセッションへという
大即興幻想曲!



音響のよいホール(とても歌いやすかった!)にパンパン響く拍手を受けながら、
はじめから気持ちよく演奏することができました。
即興演奏もお客さまノリノリで楽しんでくださり、
長時間にもかぎらず最後までほんと素晴らしいお客さまに恵まれました



1部はドレスにスーツ、2部の中川くんソロのときダッシュで着替え、
そのあと私がお話しているうちに中川くんお着替え、というシステム。



天上の神・猿田彦神(さるたひこのかみ)と地上の神・天宇受売命(あめのうずめのみこと)が出会い、
それを八百万神(やおろずのかみ)が祝福する(やがて二人は結婚するのです)、
という場面の御神楽に歌とピアノが加わり(途中私たちだけのセッションあり)
にぎにぎしく歌い、奏し、舞います。


お囃子の皆さんも舞いの皆さんも汗びっしょりになりながら精一杯努めている姿、
お客さまが感動しないわけはありません。
しかも神楽のリズムがDNAに刻まれているであろう、神楽の地・豊後大野の皆さん。

身体を揺らしていたり、手拍子が出たり、最後は万雷の拍手を浴びてエンド!!






三重高校・三重総合高校神楽部の皆さんと指導の広瀬先生。
大変大変お世話になりました!
みんなこんなにカワイイのに舞台の上では衣裳や面をつけ超ド迫力
素晴らしかった~(ああ、写真なくて残念・・)






アンコールの『心の花』、実は、三重東小学校で初披露させていただいた拙作です。。
もともとはその小学校に捧げたものなんですが、ホールの方やいろいろな方が
気に入ってくださって、ならばアンコールで、ということに。





      心の花          作詞  はいだて山花太郎(かたろう)
                    作曲  おおもりともこ
                    編曲  中川賢一



      はいだて山が見えますよ  ぼくらの教室から
      季節の花が咲きますよ   ほら春夏秋冬(はるなつあきふゆ)

      ぼくらも山に見られてる  心の花を見られてる
   
      はいだて山が見えますよ  ぼくらの教室から
      きれいな花を咲かそうよ  心の中に






エイトピアおおのの、ユニークな館長はじめ気持ちのよい皆々様、ありがとうございました!
気持ちよく仕事をさせていただきまして本当に感謝しております!


そして担当者金田さん(とカワイイいろりちゃん

お会いしてから5年、ついに一緒に創りあげることができましたね。
それを思うとグッときます。
あなたの熱い想いでここまでこれたようなものです。 



どうぞこれからも熱い花をどんどん咲かせていってくださいね。 


そしてまた、近いうちに・・