声帯

昨日は臨時レッスンでした。

ここ数日間は喉も夏休みだったので
声帯も身体もだらっとしてました。

今週からは大学も始まるし、怒濤の下半期へ突入するので
さあ、モードを変えないとね。


ところで、歌い手仲間が声帯にポリープが出来、手術をしたため
出演予定だったオペラをキャンセルしたと聞きました。


声帯。
小さな小さな楽器ゆえ、しかも自分では見たり点検したりできない楽器ゆえ
気がつけば時すでに遅し、ということがあります。
（なんせ声帯は１秒間に約２００回も振動するのだそうですから
お疲れさまですよ～！）

不本意ながら舞台を下りなければならないときの気持ち
痛いほど理解できる。。。


私は幸いにして声帯に傷をつけたことはないけれど、
この楽器とできるだけ長くつき合っていくためには
『正しい道』をたえず模索しながら歌ってゆくしかないのです。
年齢の変化とともに声の出し方も変わってゆくし。
（大好きな歌手フレーニはこれまでに３度、発声を一から変えたという話ですし）
休ませることも大事な仕事のうち、です。


彼も休息をとって美声を取り戻し
舞台の上で再び輝くでしょう。


というわけで声帯さん、よろしくです～
（ああ、整体行きたい。。）