ともこもなこ !

ソプラノ大森智子のページです。
ふわふわと流れてゆく雲のように
あんなことこんなこと・・・

本番!

2006年02月25日 23時56分05秒 | おんがく
遅ればせながら・・
ステージラボ・ランチタイムコンサート、無事に終了いたしました!

どのようなコンサートになったかと言うと・・・

受講生をA班・大森組、B班・田中組の二班に分け、
それぞれアーティストの特性を生かしたコンサートを企画するというものでした。

さて、いきなり会ったばかりのアーティストにどんなコンサートを企画するのが適当なのか、
最初はお互い探り合いで足踏み状態。
はじめにこのお話をいただいたとき、コーディネーターの小澤さんが
「大森さんのやりたいようにやってください」と言ってくださったので、
‘このラボのときだからこそ、この集まった人たちだからこそのものをやりたい’と思ってました。
なので、いわゆる「リサイタル形式」のようなものは避けたいと皆さんにお願いしました。
みんなであーでもないこーでもないと悩み、挙げ句にふっと湧いてきたのが、ブログ。そこからは、早かった!

『ユージという青年が、バイト先のコンビニによく訪れる女性に恋をし、
どうやら彼女は音楽家らしいことがわかり、、、』
恋の顛末を自分のブログで日記風に綴り、その時々の感情とリンクする歌を私が歌う。
舞台をユージの部屋(たたみに座布団、ちっちゃなテーブルの上にノートパソコン)とコンサート会場に二次元化、
ブログを読むユージ役を、舞台上(いい味出すぎ!)と陰アナ(味しめちゃったでしょ?)
の2回線に分けたりと、みんなで持ち寄って膨らませたアイデアが、見事に完成されたステージをつくりあげました!

脚本(絶対食べていかれる!)、照明(ミラーボールまで、注文多くてごめんなさい)、舞台監督、ステマネ、
小道具(ちゃぶ台がなかったのが残念でしたね)、プログラム(似顔絵上手すぎ!)、客席案内、等々、
どの人も適材適所、当日たった一度のリハーサルだけで、あんな素敵な舞台を創れて、
今回その場にいられたことに感謝したし、私は歌いながら感動してました。

もちろん、B班も、田中・白石コンビにふさわしく、渋くてギンギン(←白石用語)なステージを創り上げてましたよ!

みなさん怒涛の4日間を終え軽い(というよりヘトヘト?)疲労感の中、閉講式を迎えていらっしゃいましたが、
どうぞ、こんなことはもう懲り懲りだとかアレルギーだとかトラウマだとかになってしまいませんように!
それぞれのお仕事場に戻っても、今回のクレバーでユニークで、そして熱い時間を忘れてしまいませんように!
いつも高熱だと疲れちゃうから、時々微熱って感じで、愛されるホール作り、頑張ってください
また皆さんにお会いできる日を楽しみにしてます


あ、写真は、帰りのJR津駅にて。
「つ」ってかわいらしいでしょう?