読書感想文

ただただ読書記録。

よるはドキドキ ポッケはべんりやくん 4

2008-01-30 23:14:23 | 読書感想文
よるはドキドキ ポッケはべんりやくん 4
舟崎克彦
理論社 1992


いつもと違う、夜の雰囲気の絵がとても素敵です。

停電中でも、カンで食事はできるのかもしれませんが…。
多分、あんまり美味しくないんじゃないかなぁ。
人間って、結構視覚でものを食べているところがあるみたいですから。




「なければ かえれよ。」


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Wikipedia 舟崎克彦

過去の感想文
もりのにんきもの ポッケはべんりやくん 1
ゆきだ!それいけ ポッケはべんりやくん 2
ポッケのたんぽぽサラダ ポッケはべんりやくん 3

へえーすごいんだね おにのこあかたろうのほん 2

2008-01-29 23:03:57 | 読書感想文
へえーすごいんだね おにのこあかたろうのほん 2
北山葉子:作・絵
偕成社 1977


すぐそうやってはやしたてる。
たまにはウソをつきたくなるときだってあるよ。
そんなに、はやさなくたっていいじゃないか。

でも、またすぐに仲直りできるところが、子どもたちのいいところなのかな。




ぼくは
どこから きたんだろう?

かいけつゾロリのまほうつかいのでし

2008-01-29 22:44:32 | 読書感想文
かいけつゾロリのまほうつかいのでし
原ゆたか:さく・え
ポプラ社 1988 ポプラ社の新・小さな童話 5


ベタな方法なんですが…。
魔法の杖の魔法で、魔法の杖自体を呼び出したらダメなんでしょうか。

回数制限以外、特に能力の制限はなさそうだし…。
まあ、そんなこと言い始めたら、なんでもできちゃうんですけどね。

しかし、やっぱりこの頃のイシシ・ノシシにはキュートさが足りない。




おれさまの しあわせを
こわすのは だれだー。


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Wikipedia 原ゆたか

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かいけつゾロリのドラゴンたいじ
かいけつゾロリのきょうふのやかた

最悪

2008-01-26 18:10:05 | 読書感想文
最悪
奥田英朗
講談社 1999


これもいわゆる一つの人種差別か。

差別。
人の上に人を作り、人の下に人を作る。

すべてのきっかけはそこからだった。
だけど、それだけじゃない。

一つのミスから、次のミスが生まれ。
仕方が無いことも多いけれど、彼らは少なからずミスを犯しています。

結局のところは、自ら招いた最悪の事態。
それならば、自分で切り開かなければ。

萎える気力を押し上げて…。
最悪の後には、もう悪は残ってないのですから。

問題は、自分じゃどこが最悪の限界なのか分からないってところなんですけどね。

なんとかなる。
なんとかする。

…自分のことだけで済まないのがツライよなぁ。




「それ、あんたの口癖だね」


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Wikipedia 奥田英朗

ポッケのたんぽぽサラダ ポッケはべんりやくん 3

2008-01-26 17:50:57 | 読書感想文
ポッケのたんぽぽサラダ ポッケはべんりやくん 3
舟崎克彦
理論社 1992


今回は、少し新しいパターンで来ました。
完全パターン化って訳ではないらしい。

まあしかし、結局あんまり変わらないんですけど。

たんぽぽサラダを「うまうま」言いながら食べているようでは、立派なオオカミにはなれないと思うんだがどうだろうか。




「あの、わたし おじいさんですが、家の ポッケは……?」


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Wikipedia 舟崎克彦

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もりのにんきもの ポッケはべんりやくん 1
ゆきだ!それいけ ポッケはべんりやくん 2

恐怖のろくろっ手 ナツカのおばけ事件簿 2

2008-01-26 17:39:40 | 読書感想文
恐怖のろくろっ手 ナツカのおばけ事件簿 2
斉藤洋:作 かたおかまなみ:絵
あかね書房 1999


どこまでも物理攻撃。

そんな対処法が効いちゃうなら…。
お化けや幽霊の世界も、あまり楽ではなさそうですね。




でも、あるきかたがヨレヨレになっている。


関連リンク
Wikipedia 斉藤洋

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メリーさんの電話 ナツカのおばけ事件簿 1

ぼくらのケータイ3days

2008-01-26 17:30:21 | 読書感想文
ぼくらのケータイ3days
さとうまきこ:作 やまだないと:絵
ポプラ社 2005 Dreamスマッシュ!


リアルだよな。
あまりにリアルすぎて、学校で働く私には痛いところもあります。

そうなのかな…こんなに軽い感覚なのかな。

この事件を含め、これから生きていく中でさまざまな物事に出会い、経験することで、もっと深く物事を考えることができるようになるのだろうか。

しかしなぁ。
この続編の、「ぼくらの家出3days」を読む限りでは、あまり変わってるようには見えないんだけど…。




「どこにかけたの?」
「110番」
 ぼくは爆笑してしまった。


関連リンク
さとうまきこ Days with Sitha
Wikipedia やまだないと

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ぼくらの家出3days

なぞなぞのすきな女の子

2008-01-26 17:13:11 | 読書感想文
なぞなぞのすきな女の子
松岡享子:さく 大杜玲子:え
学習研究社 1973 新しい日本の幼年童話


素直な良いオオカミです。
青い長ぐつがチャームポイントの、とてもかわいいオオカミです。

ウサギにまでバカにされ、彼はこの先、きちんと生きていけるのだろうか。

だいたい、子どもとか狙うからいかんのだよね…。
もっと地道に行かないと…。




なにが うすのろだ。


関連リンク
Wikipedia 松岡享子

Dearサンタさん

2008-01-26 17:02:44 | 読書感想文
Dearサンタさん
ふくだすぐる:さく・え
岩崎書店 1995 ほっとたいむ 5


キス魔め…。

みんな勝手なことやってます。
まあ、本人が喜んでいるのならそれでいいんですけど…

ルナさん…あなたの写真はどこの方向に向かおうとしているのか。




もう
サンタさんは
ヘビなしでは
いきられない
ほどです。


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ちゅ
ただのおじさん
とってもタヌキさん
ゴリラさんのハンコ

帰還 ゲド戦記最後の書

2008-01-26 16:51:49 | 読書感想文
帰還 ゲド戦記最後の書
ル=グウィン:作 清水真砂子:訳
岩波書店 1993


魔法の力は失ったかもしれない。
だけど、彼には、知識という力が残っている。

それは、それだけで、とても大きな力なのではないのだろうか。

ただ、彼にあるのは、魔法使いとしての知識だけなのかもしれない。
だがしかし、そこに彼女の、一般人としての知識が加わった今、彼らに怖いものなどありはしないのではないだろうか。

そしてさらに、かの子どもの、大いなる力も加わった。

あとは、大きすぎる力に振り回されることにさえ気をつければ…。
そこは、彼の魔法使いとしての知識がきっと役に立つのだろう。


しかし…。
まさか「ビッチ」なんて言葉がこの物語に出てくるとは…。
なんとも似合わないなぁ。




子どもがふり返ったとき、すでにイライズンは今別れたばかりの父と母を自分の支配化におさめ、そのかくれがに引っぱっていくところだった。


関連リンク
Wikipedia アーシュラ・K・ル=グウィン
はてなキーワード 清水真砂子

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影との戦い ゲド戦記 I
こわれた腕環 ゲド戦記II
さいはての島へ ゲド戦記III