読書感想文

ただただ読書記録。

ほがらか森のくぬぎの木

2008-02-24 14:02:10 | 読書感想文
ほがらか森のくぬぎの木
すずきみゆき:作 鈴木まもる:絵
金の星社 1990 新しいえほん


そんなこと、改めて教えられなくても、誰もが気づいている。
誰もがわかっている。

それでも止まらないのは…それぞれが部品に過ぎないから。

良かったね、責任者がついてきていたみたいで。
そうでなければ、何をしてもきっと止まらなかった。




こういう しぜんの かぜが いちばんだなぁ


関連リンク
鈴木まもる 鳥の巣研究所

悲しみの歌

2008-02-24 13:27:05 | 読書感想文
悲しみの歌
遠藤周作
新潮社 2003 改版 新潮文庫


疲れた人間は、何をしでかすか分からない。

そのぐらい、ある程度の期間生きてきた人間なら、誰しも分かることなのではないでしょうか。
それが分からないなんて…。

余程、疲れ知らずの人なんだな。




「そうねえ。自分でも、よく、わからんねえ。おそらく、疲れていたんだろう」


関連リンク
Wikipedia 遠藤周作

過去の感想文
海と毒薬

ぼくらの初恋3days

2008-02-18 23:38:37 | 読書感想文
ぼくらの初恋3days
さとうまきこ:作 やまだないと:絵
ポプラ社 2007 Dreamスマッシュ!


そうか…
親や先生には、本当のことを言っても仕方がないって思ってるんだな…。

そうか…なんにも信用されてないんだな…。

悲しいな。




「ほんと、うぜえよなあ。この緊急事態に。門限なんか知るかよ」


関連リンク
さとうまきこ Days with Sitha
Wikipedia やまだないと

過去の感想文
ぼくらのケータイ3days
ぼくらの家出3days

森は生きている

2008-02-16 18:07:46 | 読書感想文
森は生きている
サムイル・マルシャーク:作 湯浅芳子:訳
岩波書店 1953 岩波少年文庫


知ることこそが大切。
体験することこそが何より大切。

百聞は一見にしかず。
どんな偉い先生より、自分で体験してみるのが一番です。

だけど…それに人を巻き込まないでね。




かわいそうだとも! だれもあのひとに、知恵や分別を教えてあげることはできないんだ。


関連リンク
Wikipedia サムイル・マルシャーク
Wikipedia 湯浅芳子

半分の月がのぼる空 looking up at the half-moon

2008-02-16 17:56:23 | 読書感想文
半分の月がのぼる空 looking up at the half-moon
橋本紡
メディアワークス 2003 電撃文庫


いや…。
あなたの病気も相当重いんじゃないかと思うんですが。

そんな無茶をして、下手したら先に旅立っちゃいますよ…。


これが…若さか?




「こいつはオレの友達のタイガーマスクだ。タイガーマスクだから、正義の味方だ」


関連リンク
Wikipedia 橋本紡

おおきなき

2008-02-16 17:26:59 | 読書感想文
おおきなき
遊子:作・絵
すずき出版 1993 ひまわりえほんシリーズ


一体、なにを作るつもりだったのか。

森と共に生きなければならないはずのきこりが、森の怒りを買うようなことをするものなのか?





これじゃ。
ななせんねんの たいぼくじゃ。