読書感想文

ただただ読書記録。

のんのんばあとオレ

2007-12-30 02:45:19 | 読書感想文
のんのんばあとオレ
水木しげる
筑摩書房 1977 筑摩少年図書館 37 心の相談室


やはり、子ども…それも男の子が集まると、いつの時代でもこんな感じなんだなぁ。

そして、大好きですよね…「ウンチ」とか、「チンポ」とか。
言葉は悪いかもしれないけど、実際、小学生の男の子の間には、この言葉はあふれています。
昔も、今も。

遊びだってそう。
大好きですね、秘密基地とか、ちゃんばらとか。

遊びに関しては、今はどうなんだろう。
そんなことする場所があるかどうか…。

言葉に関しては、近くにいるからよくわかるけど、遊びに関しては分からないことが多いしなぁ。

子どもの話を聞いている限りでは、やっぱり外で遊ぶよりは、室内遊びの方が多いみたい。
たまに外であそんでても、DS持ち寄ってゲームしてたりね。

まあ、小学校の運動場はいつも盛況ですけど。

ああ、話がずれました。


好きなことがあるって、いいですよね。
得意なことがあるって、いいですよね。

熱中できることがあるって、すばらしいですよね。

そして、熱中することができる心を持つことって、大事ですよね。


それにしても、絵がすばらしいなぁ。


※本文中に少々不適切な表現がございますが、作品の内容を踏まえ、また私の感想を書く上で必要と考え、あえて使用しております。
ご了承下さい。



 オレはいちど興味をおぼえるとやめることができなくなるタチで、流行がすぎさっても、だれにほめられるわけでもないのに、やり続けるのだ。だから、つい多趣味になる。


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Wikipedia 水木しげる

※現在入手不可能の様子。
図書館でどうぞ。

ぽっぺん先生の日曜日

2007-12-27 16:37:37 | 読書感想文
ぽっぺん先生の日曜日
舟崎克彦
筑摩書房 1973


結局…どんななぞなぞの本だったのか。
かなり斬新な本であったことは間違いないはず。

絶滅動物に、人間の抜け殻に、子守猪、巨大かぼちゃ。

いったいぜんたい、どんなストーリーだったのやら…。

それにしても、このなぞなぞの本。
答えがいまいち納得できかねる…。




「両方の役目をうまくやろうとするから、気がヘンになってくるんです」


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Wikipedia 舟崎克彦

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ぽっぺん先生と帰らずの沼

ゆきだ!それいけ ポッケはべんりやくん 2

2007-12-27 01:31:57 | 読書感想文
ゆきだ!それいけ ポッケはべんりやくん 2
舟崎克彦
理論社 1992


なるほど、このシリーズもパターン化された作品なのかな。
まだ2巻目だから分からないけど、1巻目とまったく同じパターンのストーリー構成だものなぁ。

いつものパターン。
安心して読める、いつものパターン。

まあ、いつも同じでつまらないって意見もあるかもしれないけど。

さて、本当にパターンなのかは、次の巻読んでみたらわかるかな。




「そうか。そりゃ たすかるなあ。
 で、おれいは どうする?」
「きもちで いいよ。」


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もりのにんきもの ポッケはべんりやくん 1

まぼろしのすむ館

2007-12-22 17:38:43 | 読書感想文
まぼろしのすむ館
アイリーン・ダンロップ:作 中川千尋:訳
福武書店 1990


歴史を経た家には、なにかしらあってもおかしくはない。
長い時間の分、様々な人々の想いが詰まっているのだから。

そして、長い歴史を生きてきた人間にも、また様々な想いが詰まっている。

人を知ることは、その人の想いを知ること。

想いを交換しないことには、人を知ることはできない。




 ぽつん、と間があいた。それから、この、笑いにもっともふさわしくない時と場所で、フィリップは、ついに勝った。


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はてなキーワード 中川千尋

ぽっぺん先生と帰らずの沼

2007-12-22 17:16:36 | 読書感想文
ぽっぺん先生と帰らずの沼
舟崎克彦
筑摩書房 1974


生と死のくりかえし。
大いなる生命の連鎖。

数々の死と、そして生を繰り返し体験したぽっぺん先生に、これから怖いものなんてないのではないでしょうか。

あ。でも…
記憶が残ってないのではダメかなぁ。

結局レポートは出来上がったのかしら。




「ですからさ、束の間に生きるたのしみをさがすためのたのしみですよ」


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ぴゅう~ひらひらひら

2007-12-22 17:01:58 | 読書感想文
ぴゅう~ひらひらひら
福田直
文化出版局 1993


春風に吹かれて…。


ほっとたいむのシリーズとは違い、この本の絵は、線画だけでなく、パステル調のあたたかい色使いで彩色がなされています。

おなじみの動物たちもたくさん。




かぜが ぴゅう~ひら ひら ひら


※現在入手不可能の様子。
図書館でどうぞ。


ちゅ

2007-12-22 16:40:16 | 読書感想文
ちゅ
ふくだすぐる:さく・え
岩崎書店 1994 ほっとたいむ 1


積極的アプローチのネズミさんが、唯一、逆にアプローチを受けたのがモグラさん。
それも一気に2匹から。

なんとまあ。


ブタさんはちょっとアブノーマル。




ちゅ

ニューヨークのネズミ 10万ドル大作戦

2007-12-22 16:31:08 | 読書感想文
ニューヨークのネズミ 10万ドル大作戦
T・シードラー:作 きったかゆみえ:訳 F・マルチェリーノ:画
金の星社 1991 新・文学の扉 6


金の亡者は人間なのか、それともネズミの方なのか。

人間にしても、ネズミにしても、金に取り付かれてしまったもの、それはすべて金の亡者となる。


大丈夫、2代目はネズミの価値を分かってくれている。
紳士的な取り引きを続けてさえいれば、将来は安泰だと言えるだろう。




しかし、わたしは誠実を第一に考えて、あの金をネズミにさしだしたんだ。きみたちふたりが、なぜあのネズミを殺すようなまねをしたのか、理解できないね。

もりのにんきもの ポッケはべんりやくん 1

2007-12-22 16:22:11 | 読書感想文
もりのにんきもの ポッケはべんりやくん 1
舟崎克彦
理論社 1991


なぜその雪かきを自分でしないのか。
立派なお仕事じゃないですか。

ちっぽけなネズミなんかにやらせるより、よっぽど効率がいいと思うのだけど。

たきぎ拾いは喜んでやって、雪かきは人に頼む、その理由が分からない。




 風で たんこぶが できることなんか あるでしょうか。
ありません。


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