読書感想文

ただただ読書記録。

図書館へ行こう!図書館クイズ オリエンテーション・図書委員会資料付き 知識と情報の宝庫=図書館活用術

2007-07-28 20:59:10 | 読書感想文
図書館へ行こう!図書館クイズ オリエンテーション・図書委員会資料付き 知識と情報の宝庫=図書館活用術
山形県鶴岡市立朝暘第一小学校:編
国土社 2007


一目見た瞬間に、「あっ!欲しい!」と思った本。
だって、こんなの自作するのは物凄く大変ですからね。

まあ、しかし、もちろんこれをこのまま全部使うと言うわけにはいかなくて。
自分の図書館の実情に合わせないといけません。

なによりもまず…このクイズを行えるだけの、下地があるのかが不安だったり…。
子どもたち、きっとこういうの大好きなんだろうけどなぁ。

職員図書として買おうかな。
だけど、少ない予算をこっちに使っていいのかな。
他の希望を満たしてから、お金がまだあれば…か。

おおっと、なんか感想を通り越してしまいました。




本書に掲載したワークシートやプリント・資料は、学校内での利用にかぎり、そのままコピーしてお使いいただいても結構です。


関連リンク
山形県鶴岡市朝暘第一小学校 学校紹介

ドアD

2007-07-28 18:03:16 | 読書感想文
ドアD
山田悠介
幻冬舎 2007


あら、なんかこんな話を、どこかの映画で見たような気がする。


何の実験かは知らないが、永遠なるループを期待しているのなら、それは無駄だろう。

初期メンバーならともかくとして、第2期メンバー以降は、まず間違いなく共倒れをする。

彼らの生への執着は8人分。
8人分の執着がぶつかり合うのだから…。




 それがこの俺だ。どう考え立って俺しかいないだろう。こんなカスども、死んだってどうってことない。生き残る価値はない。


関連リンク
Wikipedia 山田悠介

あわてた王さまきしゃにのる

2007-07-28 17:50:56 | 読書感想文
あわてた王さまきしゃにのる
寺村輝夫:作 和歌山静子:絵
理論社 1989 ちいさな王さまシリーズ 9


相変わらず、お話が良くわからない。

そして、相変わらず、エミちゃんは超人的だ。




「エミったら、どこまでとんでいっちゃったのかな。」


関連リンク
Wikipedia
寺村輝夫
和歌山静子

過去の感想文
はらぺこ王さまふとりすぎ
そっくり王さま大さわぎ
うそつき王さまいぬをかう
おりこう王さまおとしもの
さむがり王さまおばけの子
くやしい王さまがいこつじけん
わすれた王さまうみのなか
やくそく王さまたんじょうび

三姉妹探偵団 8 人質篇

2007-07-28 17:41:55 | 読書感想文
三姉妹探偵団 8 人質篇
赤川次郎
講談社 1994 講談社文庫


なんか…薄い。
キャラクターが薄い。

お父さんは頑張ってるけど…他のキャラクターがなんか薄い。
父娘の場面にしても…うーん。

私が急いで読んじゃったから…?

まあ、とにかく、三姉妹…得に綾子さんは、いつも通りのようでなによりです。




「申し遅れました、私、佐々本綾子です」
 人質になって、いちいち自己紹介する人間も少ないだろう。


関連リンク
Wikipwdia 赤川次郎

過去の感想文
三姉妹探偵団 1 失踪編
三姉妹探偵団 2 キャンパス篇
三姉妹探偵団 3 珠美・初恋篇
三姉妹探偵団 4 怪奇篇
三姉妹探偵団 5 復讐編
三姉妹探偵団 6 危機一髪篇
三姉妹探偵団 7 駆け落ち篇


しらべる力をそだてる授業!

2007-07-28 17:25:24 | 読書感想文
しらべる力をそだてる授業!
赤木かんこ、塩谷京子:著
ポプラ社 2007


総合的な学習の実践例…これでいいかしら。
図書館によりすぎか。

しかし、お上手です。
しっかりとした下準備があるからこそなんでしょうけど…やっぱりお上手。

同じことをうちでもやってみようとしても…きっと今の私の能力では無理ですね。

まあ、無理無理言ってても始まらないので、参考に出来るところを積極的に取り入れていきましょう。




 そんなこと言ったって、人の書いた文章をそのまま使ったらダメに決まってんじゃん。


関連リンク
Wikipedia 赤木かん子
塩谷京子のホームページ

最澄 教科書に出てくる人物 まんが日本の高僧 3

2007-07-28 17:14:48 | 読書感想文
最澄 教科書に出てくる人物 まんが日本の高僧 3
ひろさちや:原作 辰巳ヨシヒロ:漫画
すずき出版 1998

こだわりすぎたのではないでしょうか。
自らの願いと、ひとつの教えは、完全に一致しているわけではない。

足して引いて。
自分の考える道に近いと思うのなら、年齢がどんなに厳しくても、学び続けても良かったんじゃないでしょうか。

それすらも、歳のせい…なのでしょうか。




それにほとけの教えを
学ぶのに
地位など
関係ない


関連リンク
Wikipedia ひろさちや
はてなキーワード 辰巳ヨシヒロ

過去の感想文
聖徳太子 教科書に出てくる人物 まんが日本の高僧
鑑真 教科書に出てくる人物 まんが日本の高僧 2

くらやみ谷の魔物 小さなスズナ姫

2007-07-26 21:50:02 | 読書感想文
くらやみ谷の魔物 小さなスズナ姫
富安陽子:作 飯野和好:絵
偕成社 1996


お父さんはベテランすぎるんだよね。

一手に大量の問題を抱えているから、ひとつひとつの問題を、なるべく簡略的に解決しようとする。

問題がある山なら、消してしまえ。

そんな、大雑把な解決法を取ろうとする。
根本的な原因など気にしなくてもいい方法を。

小さいものには、小さいものならではの方法がある。
小さいからこそ、ひとつのことに、より大きな力を割くことができる。

よりキメ細やかなサービスを。


まあ、一番いいのは、どんなに大きな存在になっても、全てをキメ細やかにやることなんですけど…そんなの人間には無理。

あ…そうか、神さまだったよね。お父さん。
神さまにも限界がある…?




 そんな中で、ただ一匹、モッコウギツネだけはしずかに、大巌尊の目をじっと、みかえしているのでした。


関連リンク
はてなキーワード 富安陽子
Wikipedia 飯野和好

過去の感想文
小さな山神スズナ姫 小さなスズナ姫
スズナ沼の大ナマズ 小さなスズナ姫
大雲払いの夜 小さなスズナ姫

メメント・モーリ

2007-07-26 21:25:26 | 読書感想文
メメント・モーリ
おのりえん:作 平出衛:絵
理論社 2001


変化がない。
変化したくない。
変化は怖い。

このままでいたい。
このままを守りたい。

だけど、既に変化は始まっているのです。

守ろうとした。
いつもと違う行動をした。
それはもう、すでに「いつも」じゃない。

分かっていたのでしょう?




「そう。毎日、同じことをするのは……あんがい楽なのよ。頭では変えなくちゃと分かっていても、だんだん慣れてきてしまって……。今では役を演じる役者のようだわ」

きみとぼくの壊れた世界

2007-07-26 20:49:14 | 読書感想文
きみとぼくの壊れた世界
西尾維新
講談社 2003 講談社ノベルス


全ては、世界と自らの繋がりを確認するために。

当たり前ではいけない。
黙っていてはいけない。
わからないことは許されない。

忘れられるのは耐えられない。

繋がりを確かめるために…。
繋がっていたいから…。


大丈夫。繋がって…いるよ。


うむ。伊達に表紙を飾っているわけではない。




「どうして僕は……こんなに最悪なんだ」


関連リンク
Wikipedia 西尾維新

ふしぎな木の実の料理法 こそあどの森の物語

2007-07-26 20:27:30 | 読書感想文
ふしぎな木の実の料理法 こそあどの森の物語
岡田淳
理論社 1994


確かに人付き合いってのは面倒なものかもしれません。
家でゆっくり、読書に没頭していたいこともある。

だけど、面倒な分、楽しいことも沢山あるんですよね。

そして、それを一度知ってしまったなら…。
もう一人はさびしくて、つまらなくて、仕方なくなってしまうのです。




 静かすぎる。そう思って、雪の森を静かすぎるなんて思ったのははじめてのことだと気づきました。


関連リンク
Wikipedia 岡田淳