読書感想文

ただただ読書記録。

メリーさんの電話 ナツカのおばけ事件簿 1

2008-01-19 18:02:46 | 読書感想文
メリーさんの電話 ナツカのおばけ事件簿 1
斉藤洋:作 かたおかまなみ:絵
あかね書房 1999


これは素晴らしいゴーストバスター。
こんなに正攻法で攻めるゴーストバスターは見たこと無いです。

まさか理詰めでおばけ退治ができるとは。

お化けも所詮人間ということか…?
なんか変だけど。




いくらわかれた男でも、
うえ死にさせるわけにはいかない。


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Wikipedia 斉藤洋

かいけつゾロリのきょうふのやかた

2008-01-19 17:56:21 | 読書感想文
かいけつゾロリのきょうふのやかた
原ゆたか:さく・え
ポプラ社 1988 ポプラ社の新・小さな童話 1


情報吸い取り機…
でも、当人の記憶が消えたりはしないんですよね。
それなら、「吸い取り」というよりコピーなのかな。

そして、入力機で入力されるほうも、自分は自分でありながら、さらにその情報の特徴が身につく…。

なかなかの高性能です。
その上、戻るのも自由らしい。

そんなもの作れるぐらいなら、他にやることいっぱいあると思うんだけどなぁ。




そのばん、ゾロリは まっかに なって おちこんでいました。


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Wikipedia 原ゆたか

過去の感想文
かいけつゾロリのドラゴンたいじ

さいはての島へ ゲド戦記III

2008-01-19 17:47:40 | 読書感想文
さいはての島へ ゲド戦記III
ル=グウィン:作 清水真砂子:訳
岩波書店 1977


偉い人の言うことはよう分からん。
ごちゃごちゃ理屈だか、なんだか分からないことばかり言って、何一つ、肝心なことは教えちゃくれない。

もっと分かりやすく話しておくれよ。

アレン君はそう思ったのかもしれません。

でも、多分それはわざとなんでしょう。
物事には、直接的に言わないほうがいいこともある。
自分で考え、行動してこそ、初めて理解できることもある。


しかし…。
まあ、分かりにくいですね。
その上、言ってる本人も、物事をすべて掴めている訳でないのなら、なおさら抽象的で、訳の分からない話になるのでしょう。


だから賢者ってやつはめんどくさい…。




 アレンはこのことばで自分を慰めようとしてみたが、どう努めても、たいした慰めにならなかった。


関連リンク
Wikipedia アーシュラ・K・ル=グウィン
はてなキーワード 清水真砂子

過去の感想文
影との戦い ゲド戦記 I
こわれた腕環 ゲド戦記II

冥王と獣のダンス

2008-01-19 17:27:21 | 読書感想文
冥王と獣のダンス
上遠野浩平:著 緒方剛志:イラスト
メディアワークス 2000 電撃文庫


宇宙進出失敗。
ジリ貧の人類。

だけど争いは忘れない。

考えないことは楽だから。
流されるのは楽だから。
惰性に流されるるままに生きることは、素晴らしくは無いが、辛いことでもない。

諦めたらそこで終わり。
ならば、終わりが来るまで諦め続けよう。


変えよう。変えたいと思う力があるうちは、きっと元気なんですよ。




「……君は、何をしていた?」


関連リンク
Wikipedia
上遠野浩平
緒方剛志