バデさん、またね。

バデさん。



私達が知ってる、でっかいイエローラブラドール女子。
初めて会った時、女子とは思わなかった。
ほんと、男子なみにでっかかったもん。
ラブ独特のあのステップが、どすっどすっどすっっって感じでさ。



本名はバディ。

その体格の良さからなのか、またの名を「アキコ」。

バディって男の子の名前らしい。
だからそんなに育ったのか。

そのバデさん。
６月４日に天国へ。
１５歳と３カ月。　人間にしたらなんと１１０歳くらいらしい。
なんてご長寿さんだこと。

バデさんは、クマルとゾーイのトレーナーである、minamiさんとこの犬。
当時、高校生だったminamiさんが、お小遣いを貯め、とあるブリーダーさんに「一番でっかいラブを」といい、minami家にやってきたラブラドール。
やってきたそのラブを見てひとこと。

「ブッサイクな・・・」

と、言ったとか言わなかったとか・・・・・

３月３日生まれなので、「ひな」と名付けようとしてたけど、あまりの似合わなさに「バディ」になったとの逸話あり。
ひなちゃんでも似合わなくもないですが・・・えっと・・・その・・・ごにょごにょ・・・・・

でもでも！　この１５年間、その名の通り、minamiさんの立派なBuddyとして大活躍。



去年、minamiさんがご結婚。そしてカナダへの移住。
バディも一緒に連れてく気満々だったけど、バディの体の事を考えて日本に残す事にした時のお話も泣けました。
そして、minamiさんが一時帰国する時にいつも調子を崩してたらしいバデさん。
「離れてる分、ワタシをみなさいよ」って、甘えてたんですって。きっと。

minamiさんが帰国してからたった１週間で、ご家族が見守るなか天国に行ってしまった、バデさん。
がっつり愛されてた感満載のお顔でさ、オヤツを置いたら鼻が動きそうだった。
最後に会えてよかった。



「私がバディを見てたんじゃなくて、バディが私をみてくれてた」

そう言ったminamiさんを、これからもBuddyとして、きっと見守るはずです。
だってminamiさんってばさ・・・ごにょごにょごにょ・・・・・(秘)

こっそり監視するために、身軽になって何処にでも移動しやすくなったんでしょ？　ちょっと見えなくなっただけよね。



そーでしょ？　バデさん。



私達が透明になる日まで。

またね、バデさん。