アルスターが続く。
色々万年筆を所有してきたが、こういった場合、結構な割合でインクに対しての興味も深まる・・。
多分に漏れず・・・。
最初はブルーだのブルーブラックだのブラックだのといったインクの中で、お気に入りを探す旅にでる。
そしてある程度その辺りの色に目処がついたら、今度はカラフルなインクに目がいき始める・・・。
で、紫のインクを使ってみたくなり、何となく今持っている万年筆から紫のインクが出てくるのがイメージ出来ず、じゃあ紫の軸の万年筆欲しいなと本末転倒な思考回路・・・。もうこうなっちゃおしまいだな。。。
ただ、そういったある種道傍な色のインクを入れる物として、比較的安価なアルスターを選んだ辺り、まだ理性が残っているのかもしれない。何より、最初に手に入れた万年筆がアルスターであり、その性質を知っているからに他ならないのだが・・・・。
色見本からこの軸に一番近そうな色としてPILOT色彩雫「山葡萄」を選択。
思った以上に鮮やかに過ぎる。ある程度レギュラー化するにはもう少し落ち着いた紫が欲しいところ。
しかしLAMYのF先と相まってなんとも気持ちのよい筆致となる。毎日文字を書いているが、1週間に1回は使いたくなる。野球で言うと7番バッターと言う感じ(?)。まっ、欠かせない存在って事で・・・。