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alan_k『Echolocation 』エコロケーションWord,Sound,Art,Spirit,connect…

エコーロケーション。水中ではクジラが自分で発した声による、反響(音)を受け止める。音と言葉により私たちは繋がっていく。

9月が終わる頃 "Wake Me Up When September Ends”Green Day (和訳)

2018-09-21 22:47:58 | 2005 in music

9月も終盤へと向かっております。
さて本日ご紹介するのはGreen Dayのこちらの曲。



2005年にリリースされたアルバム”American Idiot “に収録されてます。
フロントマンであるビリー・ジョーの父親は彼が幼い頃亡くなりました。その父親のことを思いながら詠った作品です。

MVはショートフィルムになっており、思わず見入ってしまう作品です。ストーリーには、互いに愛し合っている若い恋人達が出てきます。純粋無垢な愛と純粋無垢な正義感。そしてただ目の前に訪れる現実。作中の恋人同士のやり取りも今回の和訳に入れ込みました。(B)が男性のセリフ、(G)が女性のセリフです。曲途中にも会話のやり取りがあるので、歌詞との境に「〜」を入れて分けてございます。
そういえば、このMV。Nirvana の”Smells like teen sprite “を作成したサミュエルベイヤーが監督だって13年前のBillboard Top40でVJの中村まりさんが話してたなあ。(ってよう覚えてたな自分)

ビリー曰くMVとこの曲に直接的な繋がりはないようなのですが…
なんだろう。私達各々の、いわば「9月の終わる頃」がそこに浮遊しているような。そんな気がします。


September is coming to the end little by little.
I introduce today "Wake me up when September ends" by GreenDay.This music video is short story,My eyes were glued in this.

I remind it...I'm remembering what VJ Mari Nakamura talked in 13 years ago that this video was made by Samuel Bayer ,and He made a MV "Smells Like Teen Spirit" .

Billy who front man of GreenDay ,said this song and this Mv are not linked.
But...What can I say...I feel like that, In a sense,the respective "September ends" is floated in this world.I suppose that.


"Wake me up when September ends"

(B)
なあ、人生は短いと思わないかい?
ある朝目が覚めて
その日に
自分が描いた全ての夢や
誰かの為に祈ったことの全て
それらが
何もなかったみたいに
ただ去っていくんだ
人っていうのは年をとるだろう?
その中で考えとか色々変化して
環境や状況も変化する
僕が大事なのは…ただ
今日というこの日の
今 この瞬間なんだ
君への僕の想いと君が僕を見つめ
僕が君を見つめる ただ 見つめ合う
この瞬間が永遠に続くことを
心から願ってるんだよ

(G)
ええ、分かってる
私達が互いに過ごしてきた日々
私達が持っている全て
どんなことが起きても
それらを変えられるものなんて何もないわ
たとえ何があろうと
私はただあなたを待ってる
あなたのためにここにいる誰かは
あなたの側にいつもいるのよ
離れたくない
愛してる

(B)ああ 分かってるよ

(G)何処へも行かないで

(B)行かないよ

(G)一人にしないでね

(B)ああ もちろんだよ

〜〜

夏は訪れ
そして去って行く
無邪気さは永遠に続けられないんだ
9月の終わる頃
僕を起こしてくれないか

父さんが初めて目の前に現れて
そして去っていったみたいに
7年という月日はとてつもなく
早いものだよ
9月の終わる頃
僕を起こしてくれないか

僕の元に
再び雨が降りだしては
輝く星達が降り注ぐ
痛みの渦に
再び勢いよく落ちて
びしょ濡れになっては
僕らはいつもの僕らに
なってるんだ

僕の記憶が穏やかに安らぎ
でも同時に
失くしたものを
忘れることは決してない
だから
9月が終わる頃
僕を起こしてくれよ

〜〜

(G)何も言ってくれなかった…あなたは何も言ってくれてないわ!何も…

(B)…どうした?

(G)何も言ってくれてないじゃない…なんでこんなこと…どうして…愛してるのよ

(B)落ち着いて、落ち着こう…僕も愛してるよ

(G)ああ…なんで…こんなことに…行かないで…

(B)…どうして分かってくれないんだ…どうして分かってくれないんだ!?君なら誇りに思ってくれると思ってた!僕らのためだよ、僕らのためなんだよ!?君なら…君は理解してくれる人だと思ってたよ

(G)ああ…どうして…

〜〜

夏は訪れ
そして去って行く
無邪気さは永遠に続けられないんだ
9月の終わる頃
僕を起こしてくれないか

再びベルが鳴り響く
それは
春の訪れを得た時の僕らみたいだ
9月の終わる頃
僕を起こしてくれないか

僕の元に
再び雨が降りだしては
輝く星達が降り注ぐ
痛みの渦に
再び勢いよく落ちて
びしょ濡れになっては
僕らはいつもの僕らに
なってるんだ

父さんが初めて目の前に現れて
そして去っていったみたいに
20年という月日はとてつもなく
早いものだね
だから9月が終わる頃
僕を起こしてくれよ

〜〜

(G)
たとえ何があろうと
あなたのためにここにいる誰かは
あなたの側にいつもいるのよ

私はあなたの側にいるのよ



Summer has come and passed
The innocent can never last
Wake me up when September ends

Like my father's come to pass
Seven years has gone so fast
Wake me up when September ends

Here comes the rain again
Falling from the stars
Drenched in my pain again
Becoming who we are

As my memory rests
But never forgets what I lost
Wake me up when September ends

Summer has come and passed
The innocent can never last
Wake me up when September ends

Ring out the bells again
Like we did when spring began
Wake me up when September ends

Here comes the rain again
Falling from the stars
Drenched in my pain again
Becoming who we are

As my memory rests
But never forgets what I lost
Wake me up when September ends

Summer has come and passed
The innocent can never last
Wake me up when September ends

Like my father's come to pass
Twenty years has gone so fast
Wake me up when September ends



Green Day - Wake Me Up When September Ends [Official Music Video]

重なる「陰」と「陽」 “Golden hair” Slowdive(和訳)

2018-08-26 18:35:54 | 2005 in music

シューゲイザーからシューゲイザーへ。
今日は彼らの曲を紹介します。


Slowdive

彼らはイギリス出身で、1990年代前半に風を起こしたシューゲイザーサウンドの代表的なバンドです。
今日ご紹介するのは”Golden Hair”という曲。未発表曲だったのですが2005年に1991年リリースされたアルバム”Just for a day”のボーナストラックが発売され、そちらに収録されています。原曲はピンクフロイドの初期メンバーだったシド・バレットのものです。そして歌詞なのですが、これは作家、詩人であるジェイムズ・ジョイス(1882-1941)の詩を使っています。

詩とメロディーと曲構成の、時代を超えたコラボレーション。時を挟んで漂う「同じ”陰”と”陽”」がそこにあって重なるもんだから仕上がりがほぼ涅槃的。是非最後まで聴いて頂きたい。

私たちはいつもどこかで「救い」みたいなものを求めてるのでしょうか。

You know the next band Shoegazer sounds has.
I introduce this song “Golden Hair” by Slowdive today.This music is composed by Syd Barrett.And This lyric is written by James Joyce(1882-1941).

The words and Melody and Arrangement,These was collaborated and mirrored「The same “light “and”evil”」.so I feel like similar Nirvana. I hope you listen to the end of this song.

Well, we always ask for something like "salvation" somewhere?



“Golden Hair”

黄金色の美しい髪が
窓から身を乗り出していて
真夜中の漂いの中に
君の歌声を聴いた
僕の本は閉じられた
もうこれ以上読むことができないと
僕は本を置いて
部屋を置き去りにした

陰気な薄闇を
歌声がすり抜ける
ああなんて
陽気な誘いなんだろう

窓から身を乗り出して
黄金色の美しい髪よ

Lean out your window, golden hair
I heard you singing in the midnight air
My book is closed, I read no more
Watching the fire dance, on the floor
I've left my book, I've left my room

For I heard you singing through the gloom
Singing and singing, a merry air
Lean out the window, golden hair...



Golden hair - Slowdive

勝手にColdplay④ "Fix You"(和訳)

2017-11-23 21:41:27 | 2005 in music


続きましてー
こちらも「X&Y」からシングルカットされた曲です。
当時ボーカル クリスのパートナーだったグウィネスパルトロウの実父が亡くなり、悲哀に暮れる彼女を見てこの励ます曲を作ったそうです。
ラストに向かう直前のインストに涙腺が刺激される。いつも私はこの部分を、祈るような気持ちで聴いてます。

「僕が君を受け止めて、君の傷を癒すよ」


「Fix You」

一生懸命頑張っても成功を手に入れられない時
望むものを手にしてもそれが必要でなかったと感じる時
とても疲れているのに眠りにつけない時
君はこう感じてるんだろう
何度同じ道を彷徨えばいいのか。って

涙が瞳から君の頬へ流れ出す時
かけがえのないものを失った時
誰かを愛しても
色んな事を犠牲にしなくてはいけない時
君はこう感じてるんだろう
まだこれ以上辛いことが起きるの?って

そのとき
光が君を帰る場所へと導いて
奥底に炎を灯すだろう
そして僕は
君を両腕で受け止め
傷を癒すよ

天にも昇るような気持ちと
地の底に落ちるような気持ち
恋に盲目になりすぎて
自分のままでいられない時
もし君が考えようとしなければ
ずっと分からないままだよ
自分の何がいけないんだろう。って

そのとき
光が君を帰る場所へと導いて
奥底に炎を灯すだろう
そして僕は
君を両腕で受け止め
傷を癒すよ

かけがえのないものを失って
涙が君の頬をつたう
涙が止めどなく君の頬を濡らすんだ
そのとき僕は

涙が君の頬をつたう
僕は約束するよ
過去の失敗を二度と起こさないことを
涙が止めどなく君の頬を濡らす
そう 僕は約束するよ
両腕で受け止め
君の傷を癒すことを

勝手にColdplay③ "Speed Of Sound" (和訳)

2017-11-22 16:54:47 | 2005 in music



こちらは2005年にリリースされたアルバム「X&Y」に収録されています。
あまりご存知ない方もいらっしゃるみたいですが、この曲2005年当時、日本のipodのCMで使われてたんです。2008年にCMで流れてたのが「viva la vida」だったので、そっちの印象が強いのかもしれないですね。
この曲は、おそらく「あの頃の自分」へ向けて作った曲ではないかと思われます。美しい電子ピアノのイントロから始まるこの曲は私を軽くする、そして夜空を浮遊させてくれる。そんな気がしてます。

「迷って、うずくまって、どうすればいいのかただ分からなかったあの頃の自分へ」


「Speed Of Sound」

僕が「それ」を得るまでどれくらいなのかな
それらを始めるまで
君が決めるまでどれくらいなのか
「それ」が何なのか僕がなんとなくつかむまで
どれくらいかかるんだろうか
どこへ向かうべきか
もし君がやらなかったら
君は永遠に知ることはないだろう

僕は辿り着くまでどれくらい登らなければ
いけないかな
僕自身のこの山を登りきるまで
どれくらいかな

夜空を見上げて 毎晩見上げて
惑星たちの軌道を眺めてた
木の上まで登って 頂上まで必死で登った
君の手にチャンスはいくつもある
あとは君がそのチャンスを握るだけなんだ
砂の下に埋もれて
立ち往生してる僕が
地に足をつけて立てるまでどれくらいかかるのか
僕は行くよ
立ち止まってしまう前に
夜が明ける前に

全てのノイズに
全てのサウンドに
そしてそれらの全ての場所に
僕は見つけたんだ
鳥たちが音速にのせて
空を飛んでいく
君の最初の一歩を見せるために
鳥達は地面のしたから飛んで上ってきた
君がそれらを理解したときに
彼らを見ることができるだろう

アイデアが必要だよ
君が決して見つけられないような
どんな発明家でも発案できなかったような
君は城を築き上げるんだ
日本や中国の復興のように
僕が気付かなかったいくつかのサイン
僕が見ることができなかったいくつかの道を
君はただそれらを信じるべきなんだ
そのほかのことは
僕らを混乱させるだけだよ

それらのサイン全てが
何を意味するのかもう僕には分かった
君にもできるよ
発見して創造して
送り伝えるんだ

鳥たちが音速にのせて
空を飛んでいく
君の最初の一歩を見せるために
鳥達は地面のしたから飛んで上ってきた
君がそれらの話を理解したときに
彼らを見ることができるだろう


How long before I get in?
Before it starts, before I begin?
How long before you decide?
Before I know what it feels like?
Where to, where do I go?
If you never try, then you'll never know
How long do I have to climb
Up on the side of this mountain of mine?

Look up, I look up at night
Planets are moving at the speed of light
Climb up, up in the trees
Every chance that you get
Is a chance you seize
How long am I gonna stand
With my head stuck under the sand?
I'll start before I can stop
Before I see things the right way up

All that noise, and all that sound
All those places I have found
And birds go flying at the speed of sound
To show you how it all began
Birds came flying from the underground
If you could see it then you'd understand

Ideas that you'll never find
All the inventors could never design
The buildings that you put up
Japan and China all lit up
The sign that I couldn't read
Or a light that I couldn't see
Some things you have to believe
But others are puzzles, puzzling me

All that noise, and all that sound
All those places I have found
And birds go flying at the speed of sound
To show you how it all began
Birds came flying from the underground
If you could see it then you'd understand
Ah when you see it then you'll understand

All those signs, I knew what they meant
Some things you can invent
and some get made, and some get sent
Ooh ooh

Birds go flying at the speed of sound
To show you how it all began
Birds came flying from the underground
If you could see it then you'd understand
Ah, when you see it then you'll understand

Coldplay - Speed Of Sound