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alan_k『Echolocation 』エコロケーションWord,Sound,Art,Spirit,connect…

エコーロケーション。水中ではクジラが自分で発した声による、反響(音)を受け止める。音と言葉により私たちは繋がっていく。

僕らのラストダンス “Under Pressure “ Queen & David Bowie (和訳)

2019-03-21 16:54:54 | 1981 in music
今年のアカデミー賞、「ボヘミアン・ラプソディ」は最多の四冠に輝きました。
今でこそ他国のアーティスト作品を容易に聴くことができますが、60〜70年代世界の人々に自分の音楽を認知してもらうには、アメリカでツアーを行うことが大前提でした。情報共有のツールがラジオか紙媒体くらいしかない頃、そのツールを通して繋がれた発信者と需者のパイプは非常に強靭なものだったのだと思います。
彼らの沢山の素晴らしい作品の中から本日はこの曲を。


"Under Pressure "
1981年リリース、故デヴィッドボウイとの共作曲です。第二次世界対戦の爪痕であったベルリンの壁。1989年崩壊の生中継を今でも覚えています。
灰色コンクリートに根を張ったこのメッセージは、時代を移いでも尚、深く根の先を伸ばし続けています。そして恐らくこれからも。


I really remember well a moment of broken Berlin Wall. When I was just a child, so didn’t know why the people were crying ,exulting,holding each other.But I remember well that.
This message rooted in gray concrete, continues to extend it roots even now. And probably from now on.




プレッシャーが伸し掛かる
誰一人要求など
していないのに
圧力と権力の下では
建物は焼き払われ
家族を二つに切り離し
路頭に迷う人々を
置き去りにする

世界で何が起こっているのかを
知る窓口の輩は
「解放しろ!」と叫ぶ
真の友人を眺めてるだけだ

〜明日を祈ろう
天高く昇るために〜

路上に人々が蔓延り
その上に圧力の雲が広がる

床に散らばった破片は
蹴り飛ばされた
僕の脳の欠片で
ここに雨は降らないのに
欠片は降り注ぐ
そして
なにも見えていないかのように
全てを払い除ける
働くこともせず
ただフェンスの上に座る
次々に湧き出る「愛」を
ズタズタに切り裂くんだ

なぜだ?
なぜなんだ?

圧力の下で
人々が壊れていく
狂気の笑いが渦巻いてる

僕らはもう一度
自身にチャンスを
与えられないか?
なぜ僕らは
もう一度
僕らを愛するチャンスを
与えないんだ?
なぜチャンスを与えない?

「愛」っていうのは
昔ながらの
古くさい言葉だから
だからこそ
君を気にかけて
敢えて
そこにいる
夜の帳が注ぐ中
僕らのやり方を
変えるために
敢えて
そこにあるんだ
僕ら自身に目を向けて
これは僕らの
ラストダンスだ
そう、これが
僕ら自身だよ



Queen & David Bowie - Under Pressure (Classic Queen Mix)

Best Hit '80s① "Upside Down" Diana Ross

2011-12-19 23:55:27 | 1981 in music
これもやりたかったの。

80年代は音楽界にとってとても革命的な時代だったんですね。
というのは1981年は皆様も御存じ、世界共通音楽局「MTV」が開局した年なのです。

それまでアメリカでヒットするには、アメリカでの大規模なツアーが必要でした。
ですがMTV開局によってUKや他国のアーティストはアメリカにどんどん参入できたわけです。

よって音楽業界はより華やかに、そして豊かになっていきました。
同時に商業的な部分も大いにあり、音楽好きの中には80年代の音楽は音楽じゃねえっ<`ヘ´>なんて意見を持つ人もいますね。確かに歌詞やスピリットなどに重点をおいて見てみると、そういった要素は現在の音楽に比べて薄く感じることもあります。でも本当に良い曲もたくさんあるんです。80年代はメロディに重点をおいた時代だと私は思います。メロディアスな曲がよく売れました。


今日ご紹介するのはDiana Ross 「Upside Down」


1980年リリース。4weeks No.1。
シュープリームスで活躍後、ソロになって10年目。
それまで壮大な曲を歌うことの多かったダイアナが、セクシーかつウィスパーボイスとディスコサウンドで新境地を開きヒットしました。


「当時思春期だった方、懐かしい・・と思い出に浸りながら。
 若者は、この曲いいかも!と新しい感覚で。

いろんな感情を抱きながら聴いていただけたら。と思います」

これをこのコーナーのテーマにしよう。(今決めた)

Diana Ross - Upside down