今回の旅は、いまや、すっかり忘れ去られている、ユースホステル(YH)へ泊まってみた。
昔は、隆盛を極めたYHだけど・・今は、衰退の一途をたどっているようだ。
高千穂YHでの宿泊者は、自分達だけ、由布院YHでは、殆どが外国人、いや韓国人という状態だった。
つまり最近の日本では、若者が一人旅をしない、YHを使わないらしい。
『高千穂YH』
ここは、夕食は止めたようだ。朝食は、地産地消で高千穂町仕様?の、それなりに豪華なものだった。
メニューの写真を見て貰った方が良いだろう。
メインは、ニジマスの甘露煮と地鶏卵、手製の水羊羹・・・どれも美味しく、朝からご飯を3杯食べてしまった。
[本日の朝食メニュー]
[朝食は”さらえ”に入って出てきた]
放し飼いの『にわとり』の有精卵らしい。食事の後に、この卵の生産者がユースに顔を出して紹介された。
『卵の生産者よー』『いやいや、鶏が生んだだけだ!!』
小ぶりな卵だったけれど、醤油をかけて卵ご飯で美味しく頂いたーーーー
[新鮮な卵をアツアツのご飯にかけて食べた。]
小松菜の味噌汁。出汁は、煮干しで・・やはりちょっと違う味だ。
というか?実家の大分でも味噌汁は、煮干しだったけど・・関西は煮干し文化だよね。
[小松菜も大ぶりで、スーパーの野菜とは異なるね]
『由布院カントリーロードYH』
博多へ向かう為に、翌朝、珍しく8時にユースを出ようとしたら・・
オーナー夫婦(まだ30才なるか、ならないかの御夫婦)が、わざわざ挨拶に出てきて、何が起こるのかと思えば・・・玄関に置いてあるギターを取り上げて・・
「COUNTRY ROADS」
を歌って見送ってくれた。自分がこの曲を知ったのは、Qlivia Newton-johnの歌からだ・・
こりゃまた来たくなるわーー。このユースは、どうりでカントリー風!?
ユースの裏には、温泉が吹き出していて「掛け流し」温泉のユースだ。温泉は、ヌルヌルの美人の湯。
これだけでも、行く価値がある。
これで1泊2食で5,900円だ!!あーー、但し、基本は相部屋、2段ベッドだ。家族で出かけると、運が良ければ、1部屋確保出来る。
これは、どのユースも同じ。
このユースの利用者は、アジアの玄関口、福岡から近い土地柄のせいで殆ど外国人(韓国・中国・・・アジア)だという。この日も日本人は4人だけ!!
温泉で会ったのは、韓国人ばかりだった。
[奥さんの実家の野菜を使った夕食]
[朝食]
YHも探せば、いろんな宿がある。
レベルが高いのは、北海道と聞いた。あたるも八卦で、たまには会員登録してYHへ出かけてみませんか??
北海道は、YHも高レベルですが「とほ宿」もなかなかです。というか「とほ宿」システムはほとんど北海道にしかないです。よろしければ是非。
関東UHFでも、ありがとうございます。
実は、この年で初めてYHに、お世話になりました。
どの宿も話好きのオーナーで、面倒なくらい?
高千穂YHの「おかあさん」が言っていました。
「国道は、移動して今は、行き止まり。鉄道はなくなるし」ってね。
夕食のあった頃は、どんな夕食だったんだろう?
楽しい旅でした。これに味をしめて・・「とほ宿」にも