「株価下落での考え方」という同じ表題を使ったのは、昨年8月の中国景気減速を受けた世界的な株価下落の時だ。
この時、12月には株価が20000円に戻ると予想していたが、実際にそうなった。
で、当時は、中国問題は一過性か?と思っていたが、その後、「原油価格低迷」「新興国の経済減速」等を背景にして、2016年に入ってから大幅な株価下落へ繋がっている。
『持っている物(現物株・投信)をどうする?』
現物株を持っている方は、株価20,000円再び!と期待しているだろうけど・・暫くは無理かもしれない。二度とそんな日は来ないかもしれない。
昨年9月に知人の持ち株の話になって、『12月には必ず上がる、年が明けたら株価は下がる』と話した。
別に本を読んだわけでも、何でもない。それは毎年恒例だから分かっていたのだ。(今年は下げすぎ)
つまり、株も投信も「僥倖」に恵まれない限り、高いときに売って、安いときに買うを繰り返すしか資産を増やせない。
また、危ないと察知したら事前に預金性投信に移動、または現物株は現金化するのが正解だ。
ま、「安定的に利益を生む資産をお持ちの方」以外の資産運用には
- リスク管理
- 経済・株価動向(下落しやすいのは何月とか・・傾向がある)
の把握は当然で、株価下落等に巻き込まれないように慎重に運用を行う必要有りだ。
Yahooより転載
2014年の株価レベルに低下。実はそれでも株高。まだ買えないわ。
話は、変わるが、株価下落時に儲けの出る投信がある。ベア型投信だ。この投信は2倍型から4倍型くらいまである。
(10%下落すると20%儲かるのが2倍型、40%なら4倍型、逆に動くと2倍4倍の損)
この株価下落時に、これを購入していた方は、ウハウハだろうな!
逆に株価上昇時に買うのが、ブル型投信。
但し、思った方向へ動けば、大儲けだけど・・逆に動くと大損となる。くれぐれも気をつけて自己責任で購入してみては。
『現物をお持ちの方』
今よりも高い頃に購入した株式投信や現物株等を持っている場合は、
- 高くなるのを願って持ち続ける。(→これを塩漬けという。オリンピックまでには、株価が戻るかもしれない????)
- 損を覚悟で売却して、上記で紹介したような投信で改めて資産形成を目指す。
官製相場は、終わっただろうから、自分ならば2を選ぶ。
しかし、確定拠出年金系にはブル・ベア系はないので・・債券系投信で時間を過ごす。
春までには、相場環境は良くなっているかな?
新年の株価予想で、各企業のトップや経済評論家が今年は2万2千円を目指すと言っていたが・・無責任限りない。
但し、また年末に『今年も1月が底値だった』ねえと年末には、言っているかもしれない。
実際に、去年は『1月に買っておけば』と少し後悔した。
さて、これからどう動くか?単なる個人のたわごとでした。
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