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ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

蛭ヶ岳登山 9月17、18日

2011年09月18日 06時59分46秒 | 山移動

今回は、神奈川最高峰の蛭ヶ岳(1673m)への移動運用を敢行した。

目標は、

1.機材を背負って一日で蛭ヶ岳にたどり着くこと

2.山頂からの十分な無線運用の実現

3.(おまけ)夜景、日の出などを楽しむこと

だ。

結果は、夜景を除き目標を十分に達成できて充実の登山だった。

【始発のバスに乗る】

裏丹沢へは、橋本発6:20の三ヶ木(みかげ)行きのバスに乗るしかない、橋本行4:59の電車に乗った。

ところが、橋本では、雨は弱くなったり、強くなったり。蛭ヶ岳行きは中止?が頭をよぎる。

三ヶ木(みかげ)で、朝一本だけある月夜野行きのバスに乗換えて「東野」に向かった。

【東野から取りつく】

東野に7:40に着く。ここだけは、雨が止んでいた。登山道の入り口にある加藤商店。こんな早い時間から開いている。食料を買い足す。

ここから、舗装路を、しばらく歩く。沢を2つ越える。特に2つ目の沢は、道路のすぐそばに沢水が注いでいて、帰りに頭から水をかけすっきりした。そこから、少しの間、じゃり道だ。

民家が現れて「まっすぐ、この道?」かと思いつつ進んで行くと釜立林道の入り口の柵が見えてくる。

林道の通行は、危険だという看板を二つ通り過ぎ、舗装された林道を登ると右側に「八丁坂の頭」という「指導標」と「入山届けの百葉箱」が現れた。

そこを、林道(こっちにも八丁坂の頭の表記あり)ではなく杉林の中に登っていった。 

自然林の中の急坂が続く、さらにモノレールが現れると一段の急坂となる。

尾根に出る頃には、アキレス腱が伸び切って足が上がらなくなる。

相変わらず、雨は降ったり止んだり。傘が手放せない!!

【姫次で小休止】

黍殻山方向からの登山道へ出ると、暫く緩い上り坂が続き姫次までほぼ平坦な道を歩く。

姫次の最高地点の看板のベンチで買ってきた弁当を食べる。8:00に出発して4時間が過ぎていた。

食べ終わった頃には、大雨になり、ブナの大木から水がザアザア流れ落ちてきた。

 

柚子平山分岐点の姫次へ向かう。景勝地もこの雨では、ガスの中だった。


【地蔵平から豪雨】

姫次からぐんぐん下って、原小屋平に到着。小雨が降り続いている。

ここで、一旦休憩。雨のせいもあり、タオル4枚目を出す。

更に進んで「地蔵平」に到着。風雨も強くなった。傘を諦めて、合羽を着る。

ここからは、落ち葉などで踏み跡が怪しく、ピンクのテープと指導標を目標にして慎重に歩く。

ピンクテープがなかったら相当やばい感じだ。(初めて、通った時は、そう思わなかった)


【最後の400m】

怪しい尾根歩きは、梯子の階段が見えてくると終わる。それからは、いよいよ蛭ヶ岳への本格的な登り返しだ。

崩落した登山道を迂回した、最後の400mの階段が、思いの外きつく、なかなか足が進まない。

残り、200mの指導標を見て、やっとピッチが上がる。蛭ヶ岳山頂はガスの中だった。

自炊室でズブ濡れの服を着替え、やっと生き返った。

今日は、雨のため、キャンセルが出たと、小屋番が言っていた。

今日の宿泊客は5人。うち2人は、山の仕事人。登山客は、自分を入れて、たったの3人だ。

【翌朝】

翌朝は、前日の大雨とはうって変わり、朝から晴れ。それでも、雲に覆われたり、抜け出したりで一瞬で景色が変わる。

しかし、眼下に広がる関東平野や回りの山々と、壮大な景色を堪能できた。

本当に素晴らしい景色だった。

<相模湾から関東平野、スカイツリーがくっきり見えた>

<富士山を望む>



花立山で移動運用 9月10、11日

2011年09月11日 00時30分02秒 | 山移動

来週は、檜洞丸へ移動運用をしたいと考えているので、今週は、大倉尾根で登山訓練でもしようかと考えた。

単に登るだけもつまらないので、「大倉山の家」のテント場に泊まることにした。

10日は、病院に行く予定があり、午後の出発となった。標高600mの「山の家」は、大倉バス停から歩いて1時間弱。

暑い日には、一汗かくのには丁度良い距離だった。

ところが、ここで「大事件発生!!」なんと、大倉山の家の水栓から全く水が流れてないのだ。水があるものと思って、全く水を用意してなかったので、本当に困ってしまった。

まだ、山の家のオーナーは、来ていない。

「往復1時間以上かけて大倉に水を取りに行く?」「今日は、帰って明日出直す」・・・

頭をいろんな案がめぐったが、とりあえず、近くの「見晴らし茶屋」に水を買いに行った。

しかし、見晴らし茶屋には、水がなかった。そんな話を聞いていた通りすがりの登山客が「水ならたくさん持っているので、使ってくれ」と申し出てくれた。

本当にありがたく、水2.7Lの満タン容器ごと頂いた。

登山客と思ったのは、ボッカ訓練をしている人だった。

少しだけ、スリリングなひと時を過ごしたが、それからテント代300円(一見客400円)を払って、テントを組んで、山の家に戻ると、オーナーが、やっと登場。

(翌日の夕方下山時には、大倉山の家の水は、いつものようにタップリ流れていた。)

オーナーの抱えてきた、冷たい瓶ビール450円を美味しく頂いた。氷点下8度に温度をコントロールして持ってきているそうだ。

もうひとりの客と業務無線の話をしたり、食事をしたりしているうちに、暗くなり秦野の夜景が輝いてきた。(三脚なく夜景を撮影したので、手振れモード)

満月に近い月が高原を照らしていた。

翌日は、6時に起きて食事をして大倉尾根を塔の岳へ向かった。

しかし、病気?による食事制限のせいか?はたまた、暑さの大倉尾根のせいか、苦しい尾根登りとなった。

特に、堀山からのガレと階段はこたえた。あまりの汗に、恒例、花立でかき氷を食べる。

花立山で小休止しているうちに、ここでアンテナを上げた。

午前中は、曇りで時折雨が落ちてきたが、午後2時を過ぎた頃から、青空が出てきた。花立のピーク。

大丸、小丸・・鍋割山方向を眺める

最初は、12エレのループを上げていたけど、聞こえる範囲が非常に狭く使いにくいので、14段コーリニアに換装。

6mのグラスファイバーポールにコーリニアを取り付ける。それを立ち木??に立て掛ける。

下山する頃には、下界も見えてきた。房総半島、湘南、三の塔、大山が見える。

山は、雲が多いけど、下界には雲がない。

花立山の登山道から少し入ったブロックのベンチを独占して無線をした。


運用バンド:430MHz 14段コーリニアアンテナ 出力5W

交信局数:27局

交信地域:神奈川、東京、埼玉、千葉、茨城、静岡、山梨

移動地:秦野市大倉尾根 花立山

その他:山に囲まれた複雑な地形では、コーリニアアンテナが抜群に使いやすい。yagiよりもモービルホイップの方が信号が強いとレポートを頂いた局もあった。

 交信頂いたみなさん、ありがとう。また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


駒止茶屋上で無線運用 8月28日

2011年08月28日 22時26分09秒 | 山移動

今日は、都合により駒止茶屋上までしか登れなかった。

多くの登山客の通る大倉尾根の道端?で無線交信と相成った。道行く人、みなが、ドデカイ4mHの12eleループになんだなんだと目をやるのが分かる。

今日の天気は、午前中登っていた頃は、曇り。昼飯時は、今にも雨が降りそうだった。しかし、夕方、曇りまたは夕立ちの予報がが、4時を過ぎた頃から青空が出てきた。

アンテナが空に映えた。

Li電池は2本用意してきたけど、1本が不調。全く電圧が出ない?もうひとつは正常でよかった。

いつものように、5WQRPで運用を開始した。

この場所は、三の塔と烏尾山に阻まれて、飛ぶのは房総、湘南方面だけ。

それでも、各局からの応答が貰えた。本当は、塔の岳から電波を出すはずだったのに。

塔の岳方面からの下山客がほとんど無くなった4時過ぎに閉局した。この辺も足場が悪く、滑らないように注意しながら下山した。

途中、観音茶屋で「かき氷」を食べた。日曜日は、他の茶屋が早く店じまいする中、いつも最後の登山客を見送るまで営業している感じだ。(午後6時少し前)

いつも、暗い大倉尾根を下りている自分には、明るい大倉尾根は新鮮に思えた。


運用バンド:430MHz 12エレループアンテナ 出力5W

交信局数:5局

交信地域:湘南、千葉

移動地:秦野市大倉尾根 駒止茶屋上

その他:相変わらずアンテナの切れは良く、使いにくい

 交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


月山登山(移動運用) 8月14日

2011年08月14日 18時19分08秒 | 山移動

8月14日の朝起きるとガスは晴れて綺麗な青空が見えていた。

仏生池小屋前から空を眺めた。今日は、ついに月山山頂へ向かう。

いつも通り、最後に7時半出発。一緒に宿泊した人は誰もいなくなっていた。

小屋がだんだん遠くなっていく。時折、ガスが迫ってくる。

先ほどまで見えていた鳥海山は、ガスの中。

山頂までもう一息。山頂小屋と神社が見える。

雪渓も白く見えている。

山頂は、まさに天上世界。

眼下には雲海が広がり、真っ青な空が広がっている。

 山頂の広場から見下ろす雪渓。時折、ガスがかかってくる。

夕暮れ時には、月山山頂の雲海の向こうに鳥海山が白雲を被って見えた。

八合目レストハウス起点で登る月山は、ゆったりと景色と高山植物を楽しみながら歩く道だ。

刻々と天候が変化し、様々な姿を見せてくれた。

2mの3エレを設置。

430MHzの自作15エレループを北に向ける。

運用バンド:144、430MHz 3エレ八木・15エレループアンテナ 出力10W

交信局数:30局

交信地域:多い順 山形、新潟、秋田、富山、宮城、兵庫(2m)、長野、福島

移動地:鶴岡市月山山頂および周辺

その他:たった一日の運用だったので、1エリア・8エリアとの交信は出来なかった。また、1エリアからの帰省している各局と繋がった。

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


月山登山(移動運用) 8月13日

2011年08月13日 10時48分24秒 | 山移動

8月12日(金) 22時30分発の庄内交通、鶴岡行きのバスに乗って、月山を目指した。

予定では、翌朝6時5分に鶴岡へ到着する。

目標は、「無線運用して、1エリアとの交信」だけど、福島からも1エリアは遠かった。なので、更に遠い今回は、諦め気味だ。

帰省のピークを迎えた東北自動車は、相当の渋滞で動けなくなり、郡山でついにバスは、一般道に降りた。これは翌朝5時。

鶴岡への定刻での到着は、ここでなくなった。

結局、3時間35分遅れで9時40分に鶴岡エスモールへ到着した。鶴岡も暑かった。

10時40分の羽黒山行きバスに乗り込んで、乗り換えの荒沢寺 月山ビジターセンターへ向かった。

11時35分頃、荒沢寺に到着した。月山へ行くために降りたのは、たったの5人だ。11時56分の月山8合目行きのバスを待った。

月山行きバス到着。

バスが通ると車がすれ違えない道を、1合目から8合目まで約1時間かけて登っていった。

自家用車も多く、カーブではクラクションを鳴らしながら走っていった。

8合目レストハウスでは、バス旅での疲れを取るために肉うどんを食べた。

今日は、8合目はガスに包まれている上に、20分ほど激しい雨が降った。不安定な天気だ。

13時過ぎ月山への登山開始だ。弥陀ヶ原を無量の池へ向かった。

今日からSIRIO(シリオ) P.F.301GTXを実戦投入した。

日本人向けの幅広の29センチの靴なので、ゆったりとして履き心地は良い。

さらに、Vibramソールで岩への食いつきがよい。

またまた、ガスに閉ざされる。

ガスが晴れて弥陀ヶ原を眼下に見る。無量池が見える。

9合目小屋近くで430MHzでハンディ機にモービルホイップでバンド内のワッチを開始。しかし、全く何も聞こえてこない。

試しにメインへ行き250mWで、応答がないだろうと、パソコンも筆記用具もないままCQを出してみた。

すると、早速、酒田局から応答があって慌てた。

バスが4時間近く遅れ、途中で交信したり、景色を眺めたりで、仏生池小屋に着いたのは、午後4時。

素泊まり、布団なしを選択した。

19時頃に月山を撮影に来たカメラマンが秘密の場所で撮影するというので、ついていった。

午後のガスもすっかりなくなり、月明かりが綺麗だった。

その場所は、電波の飛びもよく、144MHzで3エリアの移動各局と、それを呼ぶ1エリア各局が聞こえてきた。

3エリアとの交信には成功したが、1エリア局は、北方向にアンテナを向けてないようで、交信できなかった。

しっかり、聞こえていたのになあ。


福島 高山 移動運用(登山) 7月17日

2011年07月17日 20時20分01秒 | 山移動

福島での移動運用2日目。昨日は、6mのみだったので、今日は430MHzで運用だ。

移動場所は、考えた末に高山に決定、兎平野営場をあとにした。

1時間近く吾妻スカイラインに並行する登山道を歩くと突然視界が開けて、湿原が現れた。ここが鳥子平だ。

本当に綺麗な空だ。

木道を歩いて行くと高山、土湯の分岐の表示が現れた。もちろん高山へ向かう。

高山への登山道は、丹沢のような整備された登山道からすると、獣道という感じだ。しかし、ふみ跡はしっかりしており、迷うことはない。

山頂が近づくと突然、反射板が見えてくる。この反射板は、2枚立っており一辺が7m近くはあるだろうか?

さすがに単峰だけあって、眺めは素晴らしい。

福島県内の名だたる山は一望できる。

今回は、50W機を持ってきたので、電流、電力を確認しながらの運用となった。そのため、バッテリーアナライザー(写真の青い装置)で電圧、電流、積算電力量をチェックしながら運用した。

許容電流7Aなので、最大で15Wしか出せなかった。

1エリアが聞こえる角度にコーリーニアを調整し、バンド内をワッチした。

ときおり、浮き沈みしながら1エリアが聞こえており、お声がけした。

やはり、「福島市と初めて交信できました。」と言われると、移動したかいがあったと、つくづく思う。

高山山頂から安達太良山を望む

浄土平から見た高山。山頂の反射板がはっきり見える。」

運用バンド:430MHz 14段コーリニアアンテナ 出力15W

交信局数:17局

移動地:福島県福島市 高山山頂 1805m

その他:1エリアとはQSBの中でかろうじて交信出来る場面あり。

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう


福島 一切経山(いっさいきょうやま)登山・移動運用 7月16日

2011年07月16日 19時57分52秒 | 山移動

ほんの小さなきっかけで福島の山へ出かけたのだけど、本当に素晴らしい景色と活火山は、心に深く感動を与えてくれた。

7月16日(土)は、浄土平から午後になって一切経山に登った。

火山活動が活発で火口側登山道の脇から噴煙が上がっているために、迂回路しか使用できなかった。

丹沢とは全く異なる景観だった。

東吾妻山、高山植物の広がる平原(酸ヶ平)。そして沼(鎌沼)。

<一切経山登山道から>

火口から噴煙を上げる一切経山

山頂に設置した6mのアンテナ。アンテナの先に見えるのは、山頂の巨大なケルン。

浄土平からも山頂のケルンは、はっきり確認できる。

1エリアは遠かった。栃木局までは聞こえたが、今回はそれ以南は聞こえなかった。

ただし、アンテナを上げたのが15時過ぎだったせいかも。


7月17日に福島市への移動運用を敢行します。予告。

2011年07月12日 20時25分51秒 | 山移動

来る7月16、17日に、福島市への移動運用を敢行します。

標高2000mクラスの山からの運用を予定していますので、ご期待下さい。

17日は5エレYAGIの6mSSBで少なくともQRP運用をします。ひょっとすると、30Wで運用するかもしれません。

宜しくお願いします。

ただし、現地の天候によっては運用の制限または中止があるかもしれません。


大山夏季訓練(登山)移動運用 7月10日 ヤビツ峠から

2011年07月10日 19時42分17秒 | 山移動

今日も朝から焦げる様な暑さだ。外へ出たくないが、山岳運用局としての面目がない。

そこで、「大倉尾根」に向かうことにした。しかし、寝過ごして出かけたのは、8時過ぎ。

そこで、仕方なくヤビツ峠行きのバスに乗ることにした。秦野のバス停はすでに20人が並んでいた。

時間は、もう8時55分を過ぎていた。

「臨時便を先に出します。路線バスは遅れています。」その声に、臨時便に殆どの登山客が乗り込み立ち客も出て満員になった。

残ったのは、たったの8人だった。臨時バスが出て5分すると路線バスも到着してバスに乗り込んだ。

バスの中は、こんな感じだ。

ヤビツ峠まで約40分で着いた。

バスを降りてふと気づく。ヤビツから大山に行ったことがないな!!そこで、行き先決定。

大山に向かった。これまでの中では、一番楽な登山道といえるくらい、気楽に登れた。

ただし、猛暑の登山道では、汗が激しく出てタオル2枚が汗で雑巾状態になった。

でも、汗をかくのが気持ちよい。

山頂は、夏にしては、まあまあの見晴らしだった。

運用地の6mの2エレアンテナと眼下に、仏果山、経ヶ岳、華厳山、山肌の見えている付近が荻野高取山。

2エレは、本当は3エレだったけど、ブームの延長金具を忘れて2エレにまでしか出来なかった。

しかし、2エレでも59から53くらいまでのサイドの切れはあった。

今日の設備。コーリニア14段、2エレyagi。

パソコン、FT-817、電池。

運用バンド:50MHz 2エレ八木アンテナ、430MHz 14段コーリニア

交信局数:22局

移動地:神奈川県伊勢原市 大山山頂 1250m

その他:当初の予定通り、大倉尾根を進んでいたら、暑さで倒れていたかも。

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう。


顔振峠見晴らし台 移動運用(登山) 6月26日 その2

2011年06月26日 21時01分23秒 | 山移動

顔振峠は、「かうぶり」と読み、義経主従がここを越える際に、あまりの景色の良さに何度も振り返ったことから、その名が付いたという。

そして黒山バス停から登山道をどんどん登って行くと、忽然と民家らしきものが現れて、

「何でこんなところに民家???」

ハイカーのつぶやき声が聞こえた。「ついに峠に到着したんだ」と心のなかで思った。

民家の裏と思えたのは、顔振峠に建つ茶屋の裏の姿だった。


 今朝、6時頃に目を覚ますとテントに雨音がしていた。今日の移動運用は、無理かと諦めて、またフテ寝した。

次に起きたのは、9時。この時は雨音はしていなかった。

しかし、雨。仕方なく10時まで待機して、雨が弱くなった頃、「ゆうパーク」発10時10分のバスでとりあえず、越生駅へ向かった。

駅でバスを乗り換えて、黒山へ向かった。

雨でなければ、朝早く起きて2時間歩いて「越上山」へ向かう予定だった。しかし、雨のため予定を変更し、顔振峠へ向かった。

バスを降りて雨が強ければ、そのまま引き返せば良いし、雨でなければ顔振峠に向かうつもりだ。

終点の黒山で下車。雨は止んでいた。黒山三滝入口とは反対方向に歩き始める。

  舗装道路を10分ほど歩くと登山道の表示が見えた。

ここの登山道は、軽トラならば、顔振峠まで行けてしまいそうな広さがある。その上、傾斜も殆どが緩く歩きやすい。

しかし、登山道に入ってしばらくすると、霧雨になった。雨音がするくらいに降ったりしていた。登山道は楽な上り坂だけど、湿度100%では、汗がひどい。

峠に着くころには、持っていたタオルから水が滴るほど汗をかいた。

 

茶屋は、あいにくの天気なのにかなりの人がいた。一休みしてビールを手に入れ見晴らし台へ向かう。しかし、霧雨では視界など全くない。

【14段コーリニアアンテナの素晴らしい切れを体感!!】 

さて、撮影用に持ってきた三脚を利用して今回もコーリニアアンテナを設置した。この方法が、すこぶる便利だった。

交信相手によって、傾き(仰角)を変えるとシグナルが54が59++または51が54等、大きく変化すること分かった。(仰角は、もちろん地上側に少し倒す)

多段コーリニアアンテナの打ち上げ角の狭さ=高利得を実証出来た気がする。

これまでは、ほぼ固定していた為に気付かなかったようだ。今後はコーリニアには三脚必須だな。でも、重たい。

帰りは、西武線の吾野駅へ向かった。最初だけ山道があったが、半分以上は舗装路で楽な帰りとなった。

運用バンド:430MHz 14段コーリニアアンテナ

交信局数:20局

移動地:入間郡越生町 顔振峠見晴台(スマホGPSで尾根位置を確認した。飯能市との境。車移動の顔振峠は飯能市)

その他:群馬、栃木、茨城、埼玉、神奈川、東京、千葉とくまなく飛んだ

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう。


顔振峠見晴らし台 移動運用(登山) 6月25日 その1

2011年06月25日 22時50分07秒 | 山移動

週も予報は降水確率40%と微妙な感じ。でも、移動運用に出発した。

行き先は、「ゆーうパーク おごせ」だ。理由は、なんのことないフリーテントサイトがあるからだ。

どの山に登るかは、全く決めずに出てきた。

土曜日に家を出る頃、神奈川は、雲ひとつない青空だった。湘南新宿ラインに乗って池袋に着く頃には、曇り空になってしまう。

池袋からは、東武線で越生町に向かった。

まあ、天気予報通り、午後、雨なんだ!!と思いつつ、越生町に着くころには、普通に雨が降っていた。

駅から1分ほどの観光案内所兼「ゆうパーク」行きのバス乗り場で、一時間に一本のシャトルバスを待った。

バスが来るころには、雨は上がった。

バスに乗って5分ほどで、「ゆうパーク」に到着。チェックインをしてテントサイトへ行く。

テントサイトから見た「ゆうパーク」だ。建物のガラス張りの丸い部分が水着エリア。

詳しく、こちらを見てください。

今日は、テントサイトで一泊だ。

その前に、18時からは入浴料が600円になるので、お風呂に入った。水着を借りるために更に200円払う。

今度からは、水着持参だな。

裸風呂と水着風呂があり、裸風呂で体を洗って、水着風呂へ入る仕組みだ。

いろんな風呂があって楽しめた。21時頃にテントに戻ってきた。さて、寝るかと思ったが、バーベキュー場の騒ぎは22時近くまで収まらず(営業時間が22時迄なので仕方ない)、さらに、宴会場のカラオケの歌声が響きわたっている。

しかし、水着風呂を堪能したせいか、知らぬ間に朝までぐっすり寝込んでしまった。

(手持ちで撮影したので、ブレている。テントの向こうに写っているのは、三脚)

続く


富士山移動運用 6月18日 6合目雨

2011年06月19日 21時09分12秒 | 山移動

今日は、梅雨空をついて山開き前の富士山へ移動運用。

横浜からの河口湖行きの7時半発、高速バスに乗った。片道2000円。2時間半で河口湖に到着する。

富士山に行くならば、これは便利だ。

出かける前に、どのバンドを運用しようかと考えたが、天候も悪いので430MHzのみを持って行った。

富士山が雨でないことを祈った。

10時丁度、定刻にバスは河口湖へ着いた。ここは、まだ雨が降ってはいなかった。

しかし、富士山は、厚い雲の中だ。

止まっているのは、トーマスランドバス。後ろは、レトロバスだ。

トーマスバスには、なぜか老人会??と思われる団体が乗っていた。

レトロバスは、2日間1300円。でも、富士山および西湖・河口湖周辺の観光地を目一杯周回してこの値段。なので、かなりお得かも。

 さてさて、6番のバス乗り場からいよいよ吉田口五合目に向かうことにした。

雨予報のせいか、バス乗り場で待っているのは、2人だけ。

五合目へ向けて走り出したバスの中は、ガラガラだ。

片道1500円、往復2000円という運賃だ。切符を買うならば絶対に往復で買うのがお勧めだ。

五合目でバスを降りて、佐藤小屋に向かう。雲の中を歩いているので、霧雨が降り続いている状態だ。

いつの間にか髪から水が滴ってくる。山開きあとの喧騒は、全くない。

すれ違う人は、ガスの中で黒く浮かび上がる。馬2頭、5人とすれ違った。「こんな日に登山してたのか?」とお互い思ったろう。

霧雨の中、佐藤小屋到着。

外は雨だけど、小屋はいろんな人で賑わっていた。インド人、宗教人(たくさん)。

早速、小屋で飲み物と食事を頂く。シーズンオフのせいか、昼食はカップヌードルしか置いてなかった。

午後1時頃からは、雨が本降りになった。これじゃあ、移動運用なんて無理だと、半ばあきらめた。

夕方になると雨も上がったが、やはりガスの中だ。一瞬、ガスがなくなり雲海らしき物が見えてきた。ほんの一瞬の景色だった。

その後、夕食は、焼き肉と雑煮を作って食べた。

いつも通りに遅く起きた翌朝は、やはりガスの中。

ガスの切れた時間を見計らって、七合目を目指す。

新六合目が見えてきた。結局、ガスの中だ。

七合目に登り雨が降ってきては、無線が出来ないので、安全策を取り六合目で無線運用を開始することにした。

いまのところ、霧雨が降り注いではいないので、リグやパソコンは使用出来そうだ。

いつものように、コーリニアアンテナ14段を設置して交信を開始した。

途中、霧雨になって、機材にタオルをかけたり、拭いたりした。しかし、雨まで降ってきて、ザックから傘を取り出して機材を守る。

相変わらず景色は、ほとんど見えなかった。

運用バンド:430MHz 14段コーリニアアンテナ

交信局数:33局

移動地:富士吉田市 富士山新六合

その他:DX局 宮城県石巻市、福島耶麻郡磐梯山

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう。


南山尾根移動運用 愛甲郡愛川町 6月12日

2011年06月12日 21時02分17秒 | 山移動

最近は、片道4時間以上の山移動が続いたので、今日は少し楽な山に移動運用だ。

そこで、今回は宮が瀬にある南山の尾根に移動した。

南山遊歩道の入り口は、愛川公園を登った先にある。ここには、東屋と水栓があって、休憩&水の補給だ。

今日は、雨上がりのせいか、本当に蒸し暑い。

丹沢を縦走した今となっては、南山も準備運動レベルかもなあと思いながら。

なので、50MHzの3エレアンテナも携えている。

登山道の登り口が一番急坂だ。

登山道入り口には、熊が出たとの注意看板があった。昨年の8月末に移動運用したのだが、一日いて誰にも会わない日があった。

それも、そのはず。前日に熊が目撃されていたとも知らず、移動運用をしていたというわけだ。

知らないって事は、良いことだ??!!

登山道に入って景観が変化していることに気づいた。登山道にあった杉が切り倒されていて、登山道の見通しが非常に良くなっていた。

おかげで、明るくて気分が良い。ただ、夏は木陰が減ってしまう??

南山は、途中の東屋までは、すべて階段だ。なので、こっちの登りは、きつい。そのため権現平から宮が瀬方向に下山する人が殆どだ。

今日来た5人も、すべて権現平からだ。

<無限階段>

尾根に出て、アンテナを設営。

50MHzの3エレと430MHzの13段(一段分の同軸が切れた)コーリニアだ。

50MHzは8エリアが開いていて、1エリア各局が8を呼んでいる。

一緒になって声を掛けたが、5Wでは限界が。そこで、430にQSYしてCQを出した。

ALL JAでも活躍した3エレ八木。

運用バンド:430MHz 14段-1段コーリニアアンテナ

交信局数:20局

移動地:愛甲郡愛川町 韮尾根

交信頂いたみなさん、ありがとう。

また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう。


大倉から政次郎尾根を通り木の又へ 6月4日(画像追加)

2011年06月11日 15時43分13秒 | 山移動

今日は、オール神奈川コンテストの日。山岳移動で、地上の強力局を撃破だとばかりにコーリニアアンテナとループアンテナを持って山に向かう。

本当は、ヤビツ峠から表尾根を目指す予定だったけれど、電車に乗り遅れて、ヤビツ行きの事実上の終バス(8:55)にわずかに間に合わなかった。

仕方なく、大倉から政次郎尾根を登ることにした。

県立戸川公園では、春の花たちが咲き乱れていた。

林道を1時間半歩いて、作治小屋にたどり着く。冬に来たときは、追い越す車もなかったが、今日は、多かった。

作事小屋では、明日の小屋祭りの準備。戸川の広場は、キャンプ客で一杯だった。

途中の竜神の泉では、いつものごとく車一杯のペットボトルに水を汲む人がいた。

更に途中の新芽山荘で、缶ジュースをいつものように買って休憩する。

沢に降りて昼食を取った。

朝出てきた頃は、晴れていたけど山は、どんよりとした雲の中か。右の山がこれから登る政次郎尾根だ。

政次郎尾根は、距離が短い分急斜面の連続だ。

少し傾斜が緩んだあたりから今度は石のごろごろの高山帯に入ってくる。それまでが、杉林の中だけに表尾根が近づいた感じがする。

実際に、合流まであとわずかだ。

しかし、ここから三の塔が見えるはずだけど、 雲の中だ。

高山帯には、いろんな花が咲いていた。

書策小屋跡、新大日を越えて、そして木の又へ急いだ。

木の又到着は16時だった。早速、名物カキ氷を頂いた。小屋の主人曰く「今日は寒くなったので、氷は片付けた」。

汗だくの体は、飲み物とカキ氷で生き返った。

その辺は、ツツジが群生し、その奥に三の塔が見える。表尾根は、この時期あちこちに、ツツジが見られた。

今日の設備をチェック。

コーリニアアンテナと9エレループアンテナ。

ポールに取り付けた、9エレループ。これが、バルサ材で作ったループアンテナの完成図だ。あとは、設置するだけ。

木の又の近くに上げた、コーリニアアンテナと9エレループアンテナ。今日は、ここからオール神奈川コンテストに参加する。

木の又小屋の夕食には、酢豚が出た。圧力鍋で炊いたご飯は美味しかった。

何よりも、小屋のご主人夫妻が気さくで優しいので住み心地は最高だった。

汗を出し切った後で頂いた、小屋のお茶で生き返った。

翌日の木の又の朝食。

大会で0時まで起きていたので、朝食には間に合わなかった。

が、7時くらいに起きたら朝食が1人分が机に置いてあった。

9時に木の又を後にして、三の塔を目指した。

行者岳の手前の鎖場。ここは地図に危険箇所と書いてあったけど、やはり伊豆ヶ岳の男坂の方が怖かったぜ。

烏尾山荘は、閉まっていた。

三の塔からは三の塔尾根を大倉へ下った。

ところで、オール神奈川コンテスト、昨年は、430Mhz2位だったけど、今年は????100局にも満たなかった。

残念。


大山見晴らし台移動 5月22日

2011年05月22日 15時07分33秒 | 山移動

今日は、午後から雨の予報の中、大山見晴らし台を目指すことにした。

昨年は、見晴台には寒い時期の雨の日中心の移動運用だったので、今日は雨になる前にたどりつく予定。

伊勢原で大山行きのバスに乗ったのは、10時20分だ。

11時くらいから登り始めて見晴らし台には、13時くらいの到着か??

予定通り11時にケーブル駅下の登山道入り口に着いた。

今日は、女坂を登り見晴らし台を目指す。

今日は、登りながら新しいデジカメのテストをするので、少し到着に時間がかかるかな?

女坂には沢山の仏様が置かれている。江戸時代の年号が多く見られる。

この参道は神聖な場所だったんだろう。今では、電車やバスであっという間にくることが出来る。

当時は、大変な苦労をして来ていたはずだ。

ここまで、来れば大山寺はあと少し。

荷物は軽いけれど、足が重い。

大山寺に登る階段。今日は、大山寺から大きな音が聞こえてくる。法要か?

それにしても、街歩きの服や靴で多くの人が登っている。ザックにストックを使って登るのが、大袈裟すぎる気がしてきた。

でも、階段も多く、下社手前の石段は険しいのになあ。

ま、荷物の重さが違うけど。

予定通り12時半過ぎに山頂到着した。見晴らし台への道でこんなに多くの人とすれ違ったのは初めてだった。

いつも、冬場の雨の日を狙ってここに来ていたからな。

昼を食べて、無線機を出そうとしたが、雨がポツポツ落ちてきて、いかにも危うい天気。

慌ててザックを担いで、九十九曲がりへ向かって降りた。

結局、無線もせずに九十九曲がりへ向けて駆け下りた。すぐに雨が降り出した。

30分して林道に出る頃には、激しい雨になってしまった。

傘を差して、更に登山道を下り、日向ふれあい学習センターにたどり着いた頃には、豪雨となり傘は役立たなかった。

日向薬師バス停に着いた頃には、下半身がずぶ濡れだった。

尻だけは、ザックの影だったので、バスで席に座れた。日向薬師から乗ったのは、僕のほか1人だけだった。

まあ、カメラのテストも出来たし、毎週の山歩きも出来たので良しとするか。