旧「澄空」

新ブログhttp://s0510552.cocolog-nifty.com/に引っ越しました

清水寺

2008-08-25 | 京の社寺

2008.7.20、北法相宗音羽山清水寺に来ました。↑はおなじみの本堂(国宝)です。
緑の勢いが夏ですね。


珍しい?角度から本堂


御池通の鴨川辺りからみた清水寺三重塔(高さ30メートル20センチ)と仁王門(高さ14メートル20センチ)。
ここから清水寺まで直線で2㌔ですが、感覚的には結構遠いので見えることがわかってでした。
三重塔の左に見える特徴的な茶色の建物は京都市立有済小学校の太鼓望楼です。1876年作とのことなので結構古いものですね。

愛宕山の千日詣り

2008-08-01 | 京の社寺

2007.3.21、京都市右京区の広沢池の夕焼けです。右には京都市の最高峰、標高924メートルの愛宕山が見えます。
愛宕山は山頂にこぶがあるのでどこから見てもすぐ愛宕山とわかります。


その愛宕山の山頂には防火の神として信仰される全国800の愛宕神社の総本社があります。
毎年7月31日から8月1日未明にかけてこの愛宕神社に参拝すると千日分の功徳があるという千日詣り登山が有名です。


京の台所では千日詣りで授与された火迺要慎(ひのようじん)の愛宕神社のお札をよく見かけます。


愛宕神社に行くには結構本格的な登山をしなければならないんですが、山道ではいろいろ見れて面白いですよ。
写真は保津川ボート下りの様子です。


1929年に開業したものの1944年に太平洋戦争の影響で廃線となった幻の愛宕山ケーブルの廃墟駅舎も見れます。


比叡山や東山三十六峰も見れます。(奥の山々)


遥か70キロ東方には雲海に浮かぶ滋賀・三重県境の鈴鹿山脈の御池岳(標高1247メートル)が見え、


80キロ先の伊吹山(標高1377メートル)も見えます。


山道からの眺望もなかなかです。広沢池が見えますね。


桂川も見えます。


千日詣りは7月31日から8月1日未明にかけて行われるので夜は山道に明かりが燈っています。
愛宕山に夜間登山できるのは一年にこの時だけなので夜景を見に登ってみるのもいいかもしれませんね。
ただホントに本格的な登山となるので注意してくださいね!

以上、去年に父が撮った写真を何枚か使って愛宕山の紹介でした!


愛宕山からの眺望の大きな写真(クリックで拡大します)

法観寺五重塔

2008-02-22 | 京の社寺

京都市東山区にある法観寺五重塔です。法観寺は臨済宗建仁寺派の寺院で五重塔は1440年に足利義教によって再建されました。この塔は八坂神社の近くにあるので「八坂の塔」とも呼ばれています。写真は2007.8.16の様子。舞妓Haaaan!!!と青空が(・∀・)イイ!


2007.12.31、京都霊山護国神社から見た法観寺五重塔。
最上部の五層目だけに勾欄(こうらん)があるのがわかります。五重塔は本来、釈迦の遺骨である仏舎利を納める建物が発展したものとされており、展望を目的とした建物ではないといわれています。そのためほとんどの五重塔の二層目以降は、中空で部屋がないそうです。
しかしながら、明治期の法観寺五重塔の古写真を見ると当時の五層目には転落防止用の網らしき物が写っていたり、中西亨氏が「塔の旅」(芸艸堂、1984)で終戦後しばらくの間は五層目に登り眺望を楽しんだと記していたりと、法観寺五重塔は最上部まで人が登れることをうかがわせる情報がいくらかでてきます。現在も二層目までは登れて常時公開されているので、どうやら法観寺五重塔は一般の五重塔とは違う造りになっているのかもしれません。


2007.11.25、高台寺前から見た法観寺五重塔。


この塔の高さに関しては
「京都市観光文化情報システム」と京都市の立札には46メートル、
中西亨「日本塔総覧」(同朋社、1978)には36メートル40センチ、
長谷川周「仏塔巡礼」(東京書籍、2000)には36メートル40センチ、
森田敏隆著「塔」(光村推古院、2004)には38メートル80センチ、
三村威左男「日本の五重塔総覧」(文芸社、2005)には36メートル40センチ、

とあります。どのデータが基壇から相輪までの正確な高さなのかな??

今日のひとこと

京都の同級生も就職活動でけっこう東京に来ているみたいです。筑波大から六本木ヒルズが見えるくらい筑波と東京は近いので、みんなついでに筑波にも寄ってねー!!!

もうひとこと
友人が花粉症対策で銀行強盗みたいにマスクやサングラスをしていて衝撃でした大学の先生はマスクやサングラスだけでなくタオルまで使って花粉防御をしている姿が怪しすぎて警察から職務質問されたそうです。自分の家族は皆花粉平気派ですが、いつまで大丈夫なのやら。。。

西本願寺唐門

2008-01-28 | 京の社寺

2007.12.31、京都市の浄土真宗本願寺派本山・西本願寺の唐門(国宝・世界遺産)を見に行きました。


桃山時代の豪華な装飾彫刻を施された高さ8メートル70センチの唐門は、伏見城の遺構とされ、彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮門」とも呼ばれています。


その彫刻は本当に豪華絢爛で、まさに「国宝」にふさわしい門です。


日が移るにしたがって影になる装飾と日が当たりよく見える装飾が変わってきます。移り変わる日光によって表情が変わることもこの門が日暮門といわれる由縁かもしれないと思いました。


唐門の隣には、聚楽第の遺構とされる飛雲閣(国宝・世界遺産)がありますよ。
↑はちょっと珍しい南側から見た飛雲閣。

知恩院の除夜の鐘

2008-01-14 | 京の社寺

去年の大晦日(2007.12.31)は、京都市東山区の浄土宗総本山知恩院の除夜の鐘を聞きに行っていました。
1636年に鋳造された知恩院の釣鐘は高さが3メートル30センチ、重さは約70トンもあります


70トンもある大きな鐘、その鐘は17人の僧侶が手綱を引き、鐘を鳴らします。


動画です。「えーい、ひとーつ、そーれ!」の掛け声とともに鐘がつかれます。

夏の知恩院

醍醐寺

2007-12-03 | 京の社寺

2007.11.25、京都市伏見区の真言宗醍醐派総本山・醍醐寺に行きました。↑は951年完成の五重塔(国宝)。築約1000年の京都最古の建築です。

この塔の高さについては、

中西亨「日本塔総覧」(同朋社、1978)には高さ37メートル44センチ、
長谷川周「仏塔巡礼」(東京書籍、2000)には37メートル44センチ、
森田敏隆「塔」(光村推古院、2004)には37メートル80センチ、
三村威左男「日本の五重塔総覧」(文芸社、2005)には37メートル40センチ、

とあります。どのデータが基壇から相輪までの正確な高さなのかな??


伝法学院の紅葉。


弁天堂。音楽や学芸の知識の女神である弁財天が祀られています。


金堂(国宝)。紀州(和歌山県)湯浅の満願寺の本堂を移築し、1600年に完成しています。


1599年建立、高さ5メートル90センチの唐門(国宝)。桐の御紋は「五七の桐」です。

夜の醍醐寺

天授庵

2007-11-30 | 京の社寺

2007.11.23、京都市左京区の南禅寺天授庵に行きました。


天授庵といえば、本堂前庭の幾何学模様の石畳と苔の道が有名です。紅葉もきれいだったので何枚も写真を撮っちゃいました。


本堂前庭から書院南庭に進みます。




水面に映った紅葉。


書院南庭もすばらしい紅葉の世界でした。


書院南庭から見た本堂。


書院玄関から南庭が見えました。

南禅寺

2007-11-23 | 京の社寺

2007.11.20、京都市左京区の臨済宗南禅寺派大本山の南禅寺を訪れると法堂背後のイチョウとカエデがきれいに染まっていました。


2007.11.23、13:33の小方丈の玄関までの苔の道。

↓以下は2007.7.27に撮った南禅寺の様子です↓


楓ってあざやかに色を変えますね。撮影時刻は17:02です。


藤堂高虎が1628年に再建した三門。20日に行った時はこのへんの紅葉はまだ色付いていませんでした。


南禅寺は苔もきれいですね。

醍醐寺万灯会

2007-11-02 | 京の社寺

11月は週2で更新したいと思います!

2007.8.5、京都市伏見区の醍醐寺(世界遺産)に行きました。
この日は年に一度の万灯会の日で明かりに照らされた醍醐寺を見ることができます。
↑は951年建立の五重塔(国宝)。京都最古の建築です。


金堂(国宝)


火で照らされていました。


某大学のO先生は授業で「君は1000年後の世界を想像できるか」と問いかけます。
自分はまったく1000年後の世界を予想できませんでした。
けど、醍醐寺のこの五重塔は1050年前から存在しています。
そう考えると1000年って意外と短い期間なのかなとも思えます。



今日の一言
一昨日、大学で台湾人がドラゴンボールのサイア人は台湾で賽亜人って書くって教えてくれました。
メキシコ人はサイヤ人の語源は「菜野人」だって教えてくれました。みんな物知りやね~!

祇王寺・高台寺

2007-10-01 | 京の社寺

2007.8.4に京都嵯峨野の真言宗祇王寺を訪れました。
祇王寺はこじんまりとしてますが、見事な苔が広がった落ち着いた空間でした。


訪れたのは真夏の2007.8.4でしたが、苔庭の上は楓のカーテンで涼しく散策できました。


祇王寺を視察した後は、東山の臨済宗高台寺を訪れました。
高台寺のライトアップはいつも工夫されていますが、今回は夏の夜間拝観ということで妖怪たちが登場していました。


現代版鳥獣戯画のようなかわいらしい妖怪がたくさん登場していましたよ。
この映写は古道具が化物や妖怪に姿をかえ、夜の闇を行列する「百鬼夜行」をテーマとしています。
竹や傘の妖怪もかわいらしかったのですが、書いた方は誰なんでしょう??



高台寺の春

知恩院

2007-09-10 | 京の社寺

2007.8.16、京都東山の浄土宗総本山知恩院を訪れました。上は三門(国宝)です。この三門は高さ23メートル80センチ、1621年の建立です。

三門は何回も見ていましたが、今回は門をくぐってみました。(でも実際は門の後の石段登るのしんどそうやったので、無料の境内バスでショートカットしました。)


門を上がると1639年築の御影堂(国宝)が現れます。


経蔵横の噴水ではっきりと虹が見えましたよ♪

夜の三門

データは「京の門」京都新聞出版 2006 より。

青蓮院

2007-06-15 | 京の社寺

 2007.4.30、京都市東山区の青蓮院(しょうれんいん)を訪れました。青蓮院は天台宗の門跡寺院で、天明八年(1788)の大火で御所が炎上した時には、仮御所となったことから粟田御所と呼ばれています。
 青蓮院を訪れると優美な青色LEDのライトアップが迎えてくれました。そして建物を照らす電球の光、参拝者が持つ提灯の火、人類が手にしてきた過去、現在、未来の光で青蓮院は照らされていました。近くの高台寺もライトアップをしていますが、青蓮院はよりおおらかな印象でした。

 
↑は2007.5.3に訪れた青蓮院飛地境内の将軍塚大日堂から見た京都駅と京都タワーです。京都タワーは基部が最近青い光を放つように改装されて格好よくなりました。左には東寺の五重塔も見えます。

三室戸寺

2007-06-01 | 京の社寺

2007.5.3、京都府宇治市の三室戸寺(みむろとじ)を訪れました。


1805年に建立の本堂。


ツツジがたくさん境内に咲いてました。


春モミジの紅葉がきれいでした!


五月の時点では青葉だったアジサイも今頃は咲いているんでしょうね♪


三室戸寺の後は、宇治川沿いの道を歩いていました。ツツジが見事な京阪電鉄の保養所です。


行儀よく刈り込まれています。


こっちは茶道関係の建物だったと思います。


宇治に来たので宇治茶のパフェもいただきました。