京都市東山区にある法観寺五重塔です。法観寺は臨済宗建仁寺派の寺院で五重塔は1440年に足利義教によって再建されました。この塔は八坂神社の近くにあるので「八坂の塔」とも呼ばれています。写真は2007.8.16の様子。舞妓Haaaan!!!と青空が(・∀・)イイ!
2007.12.31、京都霊山護国神社から見た法観寺五重塔。
最上部の五層目だけに勾欄(こうらん)があるのがわかります。五重塔は本来、釈迦の遺骨である仏舎利を納める建物が発展したものとされており、展望を目的とした建物ではないといわれています。そのためほとんどの五重塔の二層目以降は、中空で部屋がないそうです。
しかしながら、明治期の法観寺五重塔の古写真を見ると当時の五層目には転落防止用の網らしき物が写っていたり、中西亨氏が「塔の旅」(芸艸堂、1984)で終戦後しばらくの間は五層目に登り眺望を楽しんだと記していたりと、法観寺五重塔は最上部まで人が登れることをうかがわせる情報がいくらかでてきます。現在も二層目までは登れて常時公開されているので、どうやら法観寺五重塔は一般の五重塔とは違う造りになっているのかもしれません。
2007.11.25、高台寺前から見た法観寺五重塔。
この塔の高さに関しては
「京都市観光文化情報システム」と京都市の立札には46メートル、
中西亨「日本塔総覧」(同朋社、1978)には36メートル40センチ、
長谷川周「仏塔巡礼」(東京書籍、2000)には36メートル40センチ、
森田敏隆著「塔」(光村推古院、2004)には38メートル80センチ、
三村威左男「日本の五重塔総覧」(文芸社、2005)には36メートル40センチ、
とあります。どのデータが基壇から相輪までの正確な高さなのかな??
今日のひとこと
京都の同級生も就職活動でけっこう東京に来ているみたいです。筑波大から六本木ヒルズが見えるくらい筑波と東京は近いので、みんなついでに筑波にも寄ってねー!!!
もうひとこと
友人が花粉症対策で銀行強盗みたいにマスクやサングラスをしていて衝撃でした
大学の先生はマスクやサングラスだけでなくタオルまで使って花粉防御をしている姿が怪しすぎて警察から職務質問されたそうです。自分の家族は皆花粉平気派ですが、いつまで大丈夫なのやら。。。