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青森県 つがる市木造亀ヶ岡考古資料室②遮光器土偶 漆製品 石器

2024年04月10日 14時14分15秒 | 青森県

つがる市木造亀ヶ岡考古資料室。つがる市木造(きづくり)舘岡屏風山。

2022年9月25日(日)。

つがる市木造亀ヶ岡考古資料室世界遺産・亀ヶ岡石器時代遺跡から発見された土器・石器や土偶など、1,000点を超える資料を展示している。

祭祀に用いられたと考えられる遮光器土偶や、赤い漆を塗った土器、植物を編んだカゴに漆を塗った籃胎漆器(らんたいしっき)など、縄文人の高い芸術性や高度な精神性を表している。

「亀ヶ岡文化」とは、縄文時代晩期(約3000年前〜2300年前)に北海道渡島(おしま)半島から東北一円にかけて盛行した文化のことで、青森県亀ヶ岡遺跡から出土した土器にちなんでよばれている。

亀ヶ岡文化では、亀ヶ岡式土器(大洞式土器)遮光器土偶で知られるように精巧な作りの土器、土製品、石製品などが多数製作された。

亀ヶ岡文化で特徴となるのが祭祀具で、土偶・土版・土製仮面・動物型土製品・岩偶・岩版・石冠・石刀・石棒・独鈷石など、豊富な祭祀具が確認されている。

 

青森県 つがる市木造亀ヶ岡考古資料室①亀ヶ岡式土器


青森県 つがる市木造亀ヶ岡考古資料室①亀ヶ岡式土器  

2024年04月10日 11時19分05秒 | 青森県

つがる市木造亀ヶ岡考古資料室。つがる市木造(きづくり)舘岡屏風山。

2022年9月25日(日)。

つがる市木造亀ヶ岡考古資料室は世界遺産・亀ヶ岡石器時代遺跡から発見された土器・石器や土偶など、1,000点を超える資料を展示している。

祭祀に用いられたと考えられる遮光器土偶や、赤い漆を塗った土器、植物を編んだカゴに漆を塗った籃胎漆器(らんたいしっき)などは縄文人の高い芸術性や高度な精神性を表している。

「亀ヶ岡文化」とは、縄文時代晩期(約3000年前〜2300年前)に北海道渡島(おしま)半島から東北一円にかけて盛行した文化のことで、青森県亀ヶ岡遺跡から出土した土器にちなんでよばれている。

亀ヶ岡文化では、亀ヶ岡式土器(大洞式土器)や遮光器土偶で知られるように精巧な作りの土器、土製品、石製品などが多数製作された。

美しく装飾された工芸的な土器で知られており,複雑な器形と変化に富んだ文様をもつ精巧な土器で、磨消縄文(無文部と縄文部を沈線によって区画する文様)による雲形文、光沢ある表面研磨、赤彩が特徴である。

なお、現在は、亀ヶ岡式土器ではなく大洞式土器の型式分類でよばれるようになっている。

亀ヶ岡文化圏は東北地方を中心とするが、指標となる亀ヶ岡式土器は強い斉一性をもつことが特徴で、北海道から福岡県・沖縄県まで広く出土する。

亀ヶ岡文化で特徴となるのが祭祀具で、土偶・土版・土製仮面・動物型土製品・岩偶・岩版・石冠・石刀・石棒・独鈷石など、豊富な祭祀具が確認されている。

特徴として、他の時代・地域に比べて漆製品が多いことが挙げられる。漆は生成漆にベンガラや水銀朱を混ぜた赤漆で、赤の発色を良くするため下塗りに炭を混ぜた黒漆を用いるなど工夫もみられる。

青森県つがる市 世界遺産・亀ヶ岡石器時代遺跡

青森県つがる市 世界遺産・田小屋野(たごやの)貝塚