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静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

たいめいけん@日本橋

2019年07月25日 07時13分29秒 | ラーメン(静岡県以外)
たいめいけん@日本橋

 青春18きっぷを使っての夏の東京ツアー、まずは1回目です。
前日の大雨で電車が少し遅れていましたが、ほぼ変わらない時間に熱海の駅に着きました。
いつものように東海道線を乗り継いでいきますが、熱海駅を出たところで恒例の乾杯です。
ボックス席で飲む缶ビールもとい発泡酒は最高の味ですね。



 今日の目的地は東京駅ですから、そのまま順調に進んでいきます。
東京駅で降りてそこから徒歩で1軒目のお店に向かいました。
雨上がりの歩道を歩きますが、意外と水たまりが多かったです。
その後は雨も降らずに快適な一日でした。







 さて、着いた先は日本橋の「たいめいけん」さんです。
老舗の西洋料理店ですが、ここでラーメンを食べようという算段です。
まずはお店の右手にある麺コーナーに行きますが、そこは閉まっていました。
ということはレストランに入っていただくことになりますね。



 お店の入り口に着くと、そこには待っている方が8人ほどいらっしゃいました。
入口の脇に椅子があってそこに座っている方が先頭のようです。
あたりを見回しながらその後に並びます。



 こちらはランチメニューです。
一流のレストランで980円ですから人気もあるんでしょう。
そしてたいめいけんさんには二階の席もあります。



 こちらが二階でのメニューです。
1回に比べると同じ品物でもお値段が高くなっています。
これは料理が違うんではなく、席が違うだけだそうです。
1階はあわただしい中でしかも並ばなくてはいけませんが、2階ならゆったりとお食事ができるからですね。

 つまりグリーン車と同じようなシステムでしょうか。
私たちは庶民ですからなかなか二階には上れません。
並んでいると案内のベテラン女性が人数を確認しに来ます。
この方の差配がまた見事でした。

 やはり老舗のお店ですから店員さんもしっかりされていますね。
てきぱきと案内をしていき、私たちの番もすぐそこです。
すると、狭い席なら空きましたが、ゆったりした席が空くまでお待ちいただけますかと聞かれました。

 待ちますと答えると、私たちの後ろにいた一人客をそこに案内します。
なるほどこういう気配りもされるんだ。
待つといっても二三分ですぐに席に案内されました。



 お冷やが出てすぐに注文を伝えます。
「ラーメン(750円)と、コールスロー(50円)をお願いします」
ついに念願のコールスローをいただくことができました。
まずはそのコールスローが出てきます。



 昔は「酢油キャベツ」と呼んでいましたが、コールスローのほうがわかりやすいですね。
とても50円とは思えない量で、しっかり前菜としての立場をこなしています。
これは「ボルシチ」と並ぶたいめいけんの名物料理で、昔から受け継がれているものです。
席から見える料理人たちの動きも、気のせいか無駄のないように見えました。



 そしてメインのラーメンです。
うーん、間違いなく正統派ですね。
具には食紅で彩られたチャーシューが一枚、メンマにノリそして絹さやです。



 麺は細麺の縮れでしっかり腰もあります。
そしてスープはあっさり系の醤油味でした。
洋食屋さんの作るラーメン、
ストレートにわかりやすい味です。



 コショーを掛けていただきますが、普通に美味しいラーメンでした。
最近流行のとんこつとは全く違う、極めて日本風のラーメンでした。
しかしこういうラーメンも少なくなってきましたね。

 洋食屋さんなので席はゆったりしています。
私たち二人は四人掛けのテーブル席でしたが、余裕をもって座れます。
さりげなくお冷やを注いでくれるなど、サービスも手抜きがありませんでした。
お客さんの注文ではランチや名物のオムライスが多く、ラーメンは少数派でした。

 席待ちのお客さんは相変わらず並んでいますが、その回転が早くスムーズに流れています。
とはいえ長居は禁物ですから、食べ終わるとすぐにお会計をしました。
美味しいラーメン、ごちそうさまでした。



 お店の正面にもラーメン屋さんがあり、そこも行列でした。
ここもそのうち尋ねてみたいです。



 
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一番鶏@大忙し

2019年07月24日 07時12分07秒 | 居酒屋
一番鶏@大忙し

 土曜日の夜です。
前回満員で入れなかった「あさひ」さんにリベンジしようと7時半ごろやってきました。
しかしお店の前には席待ちがお二人、中にも一組いらっしゃいました。
うーん、またもや返り討ちか。



 そこで引き返して、「一番鶏」さんにやってきました。
よく考えると2週間前も全く同じ経路でした。
お店に着くとそこそこ混んではいますが、カウンターはお二人だけでした。

 そこで何とか端の席に座ります。
今夜はご主人と焼き台の男性、バイトの女性がお二人という体制でした。
ボトルを出してもらおうとバイトの女性に言いますが、名前を聞かれます。
もちろんすぐに本名を名乗りましたが、ここで気になることが。

 というのは前回入れたニューボトルに自分では名前を書いていません。
しかし何とか出てきたので一安心します。
ご主人がちゃんと代筆してくれていました。
どうやらこの新人のバイトさんはまだ不慣れらしく、先にボトルとコップだけが出てきました。



 これだけ出されて見ながら待つのはお預けを食った子犬のようで、思わずワンと吠えたくなりました。
それはともかく遅れて氷とお水が出てきて、無事スタートです。
ここで気が付きましたが、今夜はお通しが遅いですね。
いつもは一番に出てきますが、忙しいのかな。



 じっと待っていると、注文したやきとりが先に出てきました。
毎回同じメンバーのとり皮につくねです。
焼き台担当はご主人ではなく例の男性ですが、申し分ない焼きかげんです。



 そして同時に手羽先も出てきました。
そこで持ってきたバイトさんに、お通しが出ていないことを告げます。
彼女は慌てて厨房に帰っていきました。

 「すいません、これサービスで増量しておきました」
あっという間に出てきたのがこれです。
ご主人が自ら持ってきてくれましたが、これが二人前ぐらいありますね。
たぶん、大繁盛で器が間に合わなかったんでしょう。



 シャキシャキのキャベツは美味しいですね。
これで全員集合完了、後はのんびりとやるだけです。
土曜日の夜とあってか、お店は大繁盛です。
というのも皆さんくつろいでいるので滞在時間がかなり長いからです。

 私がいた1時間少しの間を見ても、帰ったお客さんはたった一組だけでした。
おかげで厨房も大忙しの状態が続いています。
前回不調だったご主人ですが、今回は元気に動いているようで一安心しました。

 さて、お隣のカウンター席に女性の二人組が入りました。
そのファーストドリンクが、「コーラにウーロン茶」と聞いて驚きました。
なんと、アルコール抜きでの宴会ですか。
こういう使い方もできるんだ。

 お通しはどうなるのかと思っていましたが、普通に提供されました。
ということはお酒を飲む飲まないにかかわらず、席料として出て来るということでしょうね。
そして彼女たちの注文がなかなかのものでした。
やきとり(やきとん)を何種類も二本ずつ、ガンガン頼んでいます。

 一番鶏さんはやきとりが1本税込みで88円からなので気軽に食べられるからでしょうね。
しかも居酒屋さんにしては気軽に入れますから、こういう方もいるんだと感心しました。
ノンアルでやきとり三昧というのは、こういう時代なんでしょうね。

 今回は少し長く滞在しましたが、割り水が切れてお会計です。
気になるご主人の体調でしたが、ほぼ回復したと聞いて安心しました。
これからもよろしくお願いしますね。

 ごちそうさまでした。


 
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鹿島屋@鰻肝焼き

2019年07月23日 07時09分24秒 | 居酒屋
鹿島屋@鰻肝焼き



 今夜の宴会は静岡の居酒屋界の老舗、「鹿島屋」さんにやってきました。
あいかわらずの良い風貌です。
お店の前には魚編の漢字がずらりと並んで出迎えてくれます。





 メニューの真ん中にはご主人の似顔絵が書かれてありますね。
お店に入るともうだいぶ席が埋まっていました。
今夜は予約してあるので、その席に案内されます。
私が一番最後だったようで、すぐに宴会が始まりました。



 今夜のお通しはジュンサイときゅうりの酢のものでした。
まずは生ビールで乾杯です。





 たまにはお造りでもと二人前の盛り合わせをお願いしました。
これが登場して歓声が上がります。
お刺身は居酒屋の花形ですから、見た目も重要ですね。
こういう見栄えのする、いやインスタ映えする盛り付けがうれしいもんです。



 鹿島屋さんの看板であるカツオは生とたたきの二種類。
蛸にイワシ、白身は鯒、そして生シラスです。
これをつまみにちびちびやります。





 ビールが空いて、二杯目はお馴染みの「磯自慢」をぬる燗でいただきます。
ご主人が自らつけてくれるぬる燗は絶妙ですね。
ちなみにこれは二合徳利です。



 店員さんは普通のお猪口を出してくれましたが、ご主人が大きめのグラスに代えてくれました。
そうそうチェイサーも必要でした。
お冷やをお供にしてぬる燗が進みます。



 こちらはお馴染みのはんぺんフライです。
今回は私はパスでした。



 日本酒のお代わりです。
鹿島屋さんは全面禁煙なのでいつでも気楽に過ごせますね。
目の前のカウンター席には常連さんらしいお客さんがずらりと並んでいます。



 私のおつまみは「鰻肝串焼き」です。
今夜はこの肝焼きが大人気で、それを乗せたお皿がお客さんにどんどん出ていきます。
カウンター席の方5人ほどが全員それを注文されていました。



 この肝焼きが美味しかったですね。
量もあるし日本酒にはぴったりです。
もう1本日本酒の追加です。



 撮るのを忘れてしまいましたが結局4本倒してしまいました。
そろそろ終盤で、恒例のお新香です。
嬉しい無料のサービスですが、今回はそれにラッキョウが付いてきました。
これは珍しいです。





 ラッキョウをかじってこれでお会計です。
やはり静岡の居酒屋さんでは鹿島屋さんは外せませんね。
いつもごちそうさまです。



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久松@三万円じゃないよ

2019年07月22日 07時19分06秒 | ラーメン(静岡市内)
久松@三万円じゃないよ



 静岡ラーメン放浪記、最近連続している「街中華」シリーズです。
今回は常磐町の老舗、「久松」さんにやってきました。
開店時間から10分ほど遅れてお店に入りましたが、すでに一人のお客さんがお食事中です。



 まずは久しぶりにメニューのチェックです。
あいかわらず安いですねえ。
ここで面白いものを見つけました。
それは「サンマンメン(700円)」です。



 お値段が三万円なら面白いんですが、当然そうはなりません。
これは何でしょうかね。
私の予想では、横浜名物の「サンマーメン」ではないかと思うんですが、自信はありません。
こういう時には当たって砕けろです。

 「すいません、サンマンメンください」
確認されることもなくすんなりと注文が通りました。
期待半分不安半分で出来上がるのを待ちます。
まあ、ラーメンですから食べられないことはないでしょう。



 「おまちどうさまです」
そのサンマンメンが意外に早く出来上がってきました。
うーん、これは私の予想した「サンマーメン」とは全く違いますね。



 どんなものなのかといいますと、キャベツに白菜キクラゲに玉ねぎタケノコ、そして豚肉を炒めたものに卵でとじたあんかけです。
味付は塩味で、いうなればタンメンの卵とじあんかけという感じでしょうか。
私はモヤシのたっぷり入ったラーメンと思っていたので、びっくりしました。
まずはコショーを掛けていただきます。



 うん、麺は細麺の縮れで良い腰がありますね。
硬めにゆでられていて、これがよく合っています。
そしてあんかけのスープはかなり熱いです。
これはなかなか美味しいですね。



 最近塩味のラーメンはあまり食べていないのでかえって新鮮でした。
しかし熱いので、急いでは食べられません。
今日はそれほど気温が高くないので良かったですが、どちらかと言えば冬場に適したラーメンだと思います。
後半はラー油を足して味変して楽しみました。

 さて、先客もお帰りになっていて、お店は私一人です。
そこに電話で出前があったようです。
年配のご主人がお店の前の歩道に置いてあるバイクに岡持をセットしていました。

 そのバイクが出発しようとした矢先に、たぶんご近所の方と思われるおばちゃんがご主人に何にやら話しかけています。
世間話なのかよくわかりませんがそれが数分続いている。
ラーメンを食べながらそれを見ている私は、麺が伸びてしまわないかと気になりました。
チャーハンならいいけれど大丈夫かな。

 まあ、余計なおせっかいですがね。
そんなわけでいつもよりもゆっくり食べてお会計です。
これで三万円ではなく700円はお値打ちですね。
今度はタンメンでも食べて、比較してみたくなりました。

 これからも頑張ってくださいね。
ごちそうさまでした。



 
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松屋@四川風麻婆豆腐定食

2019年07月20日 07時21分04秒 | グルメ
松屋@四川風麻婆豆腐定食




 「まるちゃん」さんから地上に出て、向かった先はお馴染み「松屋」さんでした。
普段飲んだ後の締めは行かない私ですが、今夜は一度食べてみたいものがありました。
それは松屋さん恒例の期間限定商品で、「四川風麻婆豆腐定食」です。

 松屋さんはイベントが上手で、定期的に新商品を入れ替えて提供されています。
1.2か月の周期で入れ替わるわけですが、これがなかなかそそられます。
今回は激辛の麻婆豆腐だというので、これが食べたくなりました。

 このセットは通常「生卵」か「温玉」が付いているんですが、私は卵はいらないので、無しのセットにします。
そしてもちろんご飯もミニサイズにしておきました。
松屋さんはミニサイズのご飯が選べるというのがうれしいんです。
まずは券売機でそのセットにハイボール二杯をつけて購入します。



 お店は半分ほどの入りで空いてはいますがカウンターは避けてテーブル席に陣取ります。
すぐに店員さんが来て食券をもぎりました。
その店員さんが両手にハイボールを持って、こちらに帰ってきました。
そのグラスの向きですが、持ち手はどちらに向けるのが正解でしょうか。




 そして、意外に早く麻婆豆腐定食が出てきました。
ご飯の量もちょうどいいです。
キャベツサラダにはごまドレッシングを掛けていただきます。



 さて、メインの四川風麻婆豆腐です。
おや、豆腐以外にナスも入っていました。
そして激辛と書いてありましたが、辛さはそれほど強くなかったです。
これなら生卵はいらないですね。









 ご飯が少ない分おつまみになります。
野菜も取れるのでヘルシーでもありますね。
これでしっかり二杯のハイボールを片付けて、今日は無事終了しました。
定食で「松飲み」もこれでありかな。



 この期間限定商品は、油断しているといつの間にか終わってしまいます。
開始の1週間ぐらいは「ライス大盛り無料」というサービスが付いていますが、なかなか使えないですね。
これからも期待したいと思います。

 ごちそうさまでした。

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