静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

多可能@金曜日は

2023年05月22日 07時13分06秒 | 居酒屋

多可能@金曜日は

 雨の金曜日ですが、それにも懲りずに街中に出かけてきました。
最近は散歩が趣味になっているので雨でもまったくノープロブレムです。
しかしまだ時間が早いんで、歩きながらしばらく時間をつぶします。
あれ、こんなところに新しくお店が出来たのか。

 

 さて今日のお目当てはこちらのお店です。
お馴染みの老舗居酒屋「多可能」さんですが、まだ開店時間までにはだいぶ時間があります。
ちらりと中をのぞいてみますが、誰もいない感じでした。
そこでしばらくお店の近くに立って開くのを待っています。

 

 すると通りの反対側には中年のご夫婦が立っているのが見えました。
このお二人もたぶん開店待ちなんでしょうね。
静岡人は遠慮深いので決してお店の前に行列などはしません。
そして待つこと10分ほどで、開店時間の午後4時半になりました。

 

 そこで私は一番乗りでお店に入ります。
ところが今回もすでに常連の方がお一人カウンターの端席に座っているではないですか。
ずっと見ていたんですが、一体この方はいつ中に入ったんだろうかと不思議になります。
まさか裏口でもあるのかな。

 それはともかく、私はその一つ置いてお隣の席に座りました。
そしてもちろん待っていたご夫婦も私の後に入ってきました。
さらにはどこからともなくお客さんが詰め掛けてきて、あっという間に席が埋まっていきます。
私は毎回同じでホッピーの注文です。

 

 最初にサービスのお通しが出てきました。
その間に空いていた私の両隣の席も埋まってしまいます。
席に座ったお二人がともに珍しく若い女性の一人客だったので驚きました。
まさか多可能さんで女性に挟まれるとは思いませんでした。

 

 お二人ともたぶんこのお店は初めてのようでした。
それは注文の仕方でわかりますね。
でも、女性の一人客がどんどんと入ってくるとは居酒屋さんもだいぶ変わってきているような気がしました。
さらにはお二人ともお酒をガンガン注文するし、これはかなりの居酒屋マニアだな。

 

 しばらくして私の注文した手羽先ワイン焼きが出てきました。
実は多可能さんは私としても半年ぶりぐらいになりますから、これもまた懐かしい感じでした。
しかし今夜の多可能さんの繁盛ぶりは半端なかったです。
ものの10分ほどですべての席が埋まってしまいました。

 奥の座敷は空いていますが、これは予約客が入るようです。
4時45分以降に入ってきたお客さんはすべて断られていました。
そして電話もまたひっきりなしに掛かってきます。
席の予約をする電話がほとんどですが、もちろん席は空いていません。

 そこでご主人が丁寧にお断りをするんですが、その言い口が丁寧で好感が持てます。
しかし何度も同じ言葉でお断りをするのは見ていても大変だなと感じました。
雨降りなのに金曜日は大人気のお店なんですね。
いやはや一番乗りでよかった。

 

 混んでいるお店で長居は禁物ですから、私は30分でお会計です。
しとしとと降る雨の中、お店を後にしました。
ごちそうさまです。

 

コメント
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