いこい支店@赤羽
「土鍋大餃子」さんを出て、東十条を散策します。
せっかく来たのでもう一軒ぐらい回っていこうかな。
そこでメモしておいたお店を探すことにしました。
しかしやはりこのお店もまだ開店していませんでした。
まあこういうときもありますから、ここは諦めて撤退です。
というのはお隣の駅が赤羽ですから、そこに行けば大丈夫です。
東十条の駅に戻って、京浜東北で赤羽に着きました。
赤羽は好きな街ですが、意外と久しぶりですね。
ここに来たら大体の地図は頭に入っていますから、もうスマホはいりません。
2軒目に入ったお店は「立ち飲みいこい」さんの支店でした。
本店もいいんですが、最近は支店が専門になりました。
ただ今の時間は午後2時の少し前ですが、わりあい空いていて良かったです。
まずは入口で体温のチェックです。
機械で測るようですが、これはすんなりとセーフでした。
しかし他のお客さんはなかなか動かないので、店長さんが手持ちの温度計で測っていたりします。
お客さんはほとんどが年配男性の一人客でした。
席に立って、まずはチューハイと煮込みです。
なお、店内には携帯やスマホでの通話は絶対禁止と書いてあります。
そのため今回はスマホは使っていません。
今は通話不可能になった前の携帯で撮っています。
最近は写真を撮るのにも気配りが必要な時代になりましたね。
久しぶりにいただくチューハイは量が多いように感じました。
そして煮込みも同時に出てきます。
席の前にはお店によくある小銭置きのトレイがあって、そこに千円札を置きます。
すると店員さんがお札を取り引き換えにお釣りを返してくれます。
ここは元祖ともいえるキャッシュオンデリバリーのシステムです。
昔このスタイルに初めて出くわした時は驚きましたが、今ではよく見かけますね。
そして煮込みです。
いこいさんに来たらこの煮込みだけは外せません。
七味を掛けていただきますが、相変わらずいい味出してるなあ。
あれ、今日は大根も入っているぞ。
もう数年来ていないので正確には分かりませんが、昔はシロだけだったような気がします。
そしてお隣に新しくお客さんが入りました。
そのお客さんが「まぐろ脳天刺し」を注文しました。
あ、これは良さそうだぞ。
私も便乗して同じ脳天刺しを追加しました。
この美味しそうな刺身が200円です。
ぼんやりと飲んでいると奥の席のグループ客がお会計です。
こちらのお店では一人客はカウンターで、グループ客は奥にあるテーブルに入ります。
お会計のシステムも違っていて、テーブル席のほうは後会計になります。
4人ほどのお客さんが帰られましたが、その金額が九千いくらということで驚きましたね。
これは結構長く飲んでいたんだな。
私もチューハイのお代わりをします。
お隣の年配男性が店長さんにお店のことを聞いています。
するとその答えには、現在いこいのお店は二店だけだということでした。
もちろん本店とこの支店です。
そこでついでに上中里のことを聞くと、やはり大将は引退されたそうです。
そしてお店は別の経営者になって、営業しているとか。
これは一度覗いてみますか。
面白いことにその話がきっかけでお隣のお客さんと会話することになりました。
とはいえ周りのお客さんに迷惑ですから、会話は小さな声でかわします。
まあ、こういう見ず知らずの方と話ができるというのも居酒屋の醍醐味です。
その会話が弾んで、もう1杯チューハイの追加です。
お客さんもだんだん増えてきて、カウンターがほぼ埋まってきました。
すべて中年以降の男性一人客です。
時間はそろそろ3時の手前ですから、これで最後にしましょう。
名残は惜しいですが、ここでお店を出ることにしました。
先払いはこういう時に気軽ですね。
どうもごちそうさまでした。