
12月29日(木)
竹輪麩や大晦日まであと二日
相変わらず寄せては返す波のごとく飛来するジョウビタキ。縄張り争いが強いというにはたぶん同じえーちゃんだろう。やってくるものは拒まずの精神ゆえに下にプラダンを敷く。写真の裏打ちで使っていたこんなことで役に立つとは。梅園でもよく見かけるので今年は庭に咲く花桃の相方になってもらえそうだ。ミカンなど食べてくださるだろうか試みる価値はある。残り物のカレーは、ユリカモメが好きなかっぱえびせんなんかは、
ユリカモメの撮影は食パンの8枚切りを冷凍しておくとよろしいです。1月2月は風が強い海風は半端じゃありません冷凍食パンは上へ投げられます。とにかく投げてりゃ石でも食らいつくでも石じゃかわいそうだものねモデルだもの。
コロッケを作りましょうと男爵を茹でていたらドアチャイム、出たらこの間のガイジンだった。上へ上がれというつまり部屋へかなと問うと水が出とない言っている。単語のつなぎ合わせでも意思の疎通はできるのだから大したものだ。アタシがガイジンなったら同じ状況を作ることがができるだろうかガイジンにはなりませぬ
エレベーターで6階へ。つないだ洗濯機の水が出ないのだった。この蛇口だけ詰まっているというのはおかしい。つないだホースをいじっているうちにぴゃーつと噴き出る水。アナタねえつなぎ方が悪いんでねえの。外したジョイントと蛇口バケツを用意してもらいまず蛇口から出る水を目視してもらう。ゴムのパッキンがあったので注意深くジョイントをつなぐ持ってきたドライバーで四つのねじを締める。蛇口をひねる水漏れはなし、洗濯機のスタートを押すボタンを洗いにする。しばらくして洗濯機本体に水がいきわたったのかめでたく水が出たのでした。やれやれ、アタシねコロッケ作るのよ。
これっていわば営繕作業、OKと手振りで作業の終わったことを伝える。奥さんはきれいで男の子は大きな目をくりくりしていてしていてカワイイ。垣間見た部屋はアタシの部屋よずっと明るかった。親戚縁者お友達はいるだろうが咄嗟の対応はアタシがやらねばなるまい。これも国際交流ということでしょうな。二世帯のガイジンが越してきたなんか厄介になりそうな気配を禁じえません。
おめえかわいいなあと目リくりくり男の子の頭を押さえて下に降りる。この頃自分が年寄りという同じ範疇になっていてわからないけれど お父さんは子どもと年寄りに好かれるねえ と言っていた妻の言葉をしみじみと思い出す。あの妻どこへ行ったのだろうマリコさんーーーーー。
泳ぎ納めのプールへ。1キロバタフライ200のメドレー。40分をこなして上がる。泳ぎながら距離を数えている時計を見ている心電図を見ているカラスを見ているスズメを見ているゾウアザラシを見ているラッコを見ているピラミッドのスフィンクスを見ているついでにプールサイドの女子水泳部員を見ている。結構脳細胞を働かせているのですまだまだ当分ボケないぜ。
痛む膝の裏にモーラスを貼りつけながらまだ正月三日の矢作川を考えている。出ようか出まいか走ろうか走るまいか部屋に潜んで飛来するジョウビタキを撮っていようか一日中一杯二杯三杯と飲んでいようか四杯と、たぶん走れないことはないような気がするただお釣りは確実にくるそのあと膝をまた炒めるひざを炒めてどうする炒めた膝など食いとうない考えるたぶん明日も考えている直前まで行くだけ行ってみようかカメラマンじゃない市民ランナーだもの。
大空から見下ろせばゴミのごとく、あ、ゴミだ。失礼、ゴミのごとくのアタシの部屋のベランダになにゆえに飛来するのかジョウビタキ野鳥の心は計り知れない閉じた画廊辻むらの心の奥底も楽になったやがて先には人恋しさが飛来しますぜ店を閉じたアタシの心のように。
今年最後のフォトコンの応募も済ます結果の出ない暗闇へこころは新春明治村へ。
厨房メモ
コロッケ。
牛だけのひき肉はヤマトにもクックマートにもありません。
男爵を茹でる そのあいだ玉ねぎを裁断する 裁断した玉ねぎと合いびき肉を炒める 茹で上がった男爵の皮を竹串で剥がす潰す潰すこすりつぶす。炒め合わせた玉ねぎとひき肉を放り込む脚立に乗って3段目あたりからボウル定めてほうりこむ見事キャッチ。竹べらでこね合わせる
冷めたころ合いを見て片手でコロッケ状にまとめる小麦粉玉子パン粉に順にコロコロ合わせて油に静かにすべらせる。
結局自家製コロッケなどと言っても食して3つでんな。でもおいしうございました。手間を省いてはいけません。後どうするるわかりません。
根津甚八逝去69歳。かつて 菊屋 の根津甚八といわれたこともあった。似てるのは額くらいだ。合掌。アタシはまだ生きてます75歳。
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