2月8日(水)
冷たさもここに極めり今朝の川
プール筋トレと水曜はフルセット。
新作で今日が返却日の一つはコピーし一つはお昼前に観終わるあまりのB級映画でびっくりする。お金かけてよくもこんな映画つくるもんだ。選んで借りたのだからアンタが悪い。TSUTAYAまでは風も冷たくさすがに遠く車で行く。
どっかのグループで訃報がスマホに飛び込む。18歳ですか。朝の映画では砂漠の中から生還できたけれどヒトの明日はわからない。
火祭りでストロボを使ってみようかと防湿庫を探ってたらルミックスのストロボがあった。えーー、びっくりする。買ってあったのだまったく記憶にない。たぶん一度も使ってない。使ってないことの事実にもびっくりする。そしてすっごく儲けた感じで再びびっくりする。防湿庫で生まれるわけがない買ったのだ。
カメラから画像をスマホに飛ばせることができるはずこれをやらねば。
チョコレートを齧りながら芋焼酎をのむけっこういいものだ。齧るチョコレートは白く斑になっていたいつのだ。
ぬか床のごきげん というエッセイがある・川上弘美<晴れたり曇ったり・講談社> ほうっておくとぬかみそはだめになる。表面に白いもろもろが浮く。においが変る。最後には世にも恐ろしい青黒い物象が表面を覆い、乳酸菌は死に絶え、沈まり帰った真夜中の沼のようになり果てる。ずっしりと重いぬかみその遺骸を、ポリ袋にみちみちと詰め込んで捨てる時の、心の痛み。自己嫌悪。そうやってぬか床を全滅させては再び新しいぬか床を始め、その繰り返しを、この三十年ほどで少なくとも五回は行った記憶がある。
ここのところだけ娘に読ませたい。
少なくともずいぶん昔に一度、ここ最近夏に入る前に三度こうして死滅させたぬか床を再生し渡したのだ。大事に育て上げたぬか床を娘にまた譲り渡す。たぶん娘本体はぬか床の漬物をそんなに好きじゃないのだ亭主のために漬け込んでいるだけなので油断して死滅させている。この辺のところをきっちり聞いておこう。材料は全部渡してあるので作る気になれば作れるのにそれをしない。塩分をなるたけ摂りたくないのでたくさんは食べれないが漬物は美味しい。目覚めた朝夜勤明けの朝何を一番初めにやるかと言えばまずぬかみそに手を入れひっくり返す作業から一日が始まる。
ところで<かじりたい>という小文はおかしく切実にノスタルジアがあります。ふーーん高校生か。何もなかったな。
小ぶりのナスなんて最高に美味いですぜ糠味噌漬け。
死んだけれど阿佐ヶ谷一番街ヘッドライトのおやじは白菜を樽で漬けていた。これだけはまだできない。やってみるかポリのバケツで。ああーもう置く場所がないなしかもひとりじゃ塩分超過食べきれるわけがない。
二つの職場の包丁をひっそりと研ぐ。切れない包丁は包丁ではありません。バッグに砥石を常備する。板場の修行はしていませんが切れない包丁は切るたび苦になる。
厨房メモ
鶏もも 白菜 豊川白ネギ こんなものをひたひたの水で煮る コンソメ 生クリームを投入。牛乳でもいいですけれどね。もったりと胃は膨れるここが難題。
雪の宿に泊まりたい。