7月1日(火)
競技場足跡無数夏来る
編隊から飛び出して駆け寄るタクロウ。カイイと見せる脚にデカイ虫に食われたあと。蚊かなあ。蚊にしてはでかすぎる。明日から用意するムヒをアームバンドに。掻きむしっているタクロウ、学校に着いたら先生に言いなさいと編隊へ戻らせる。キヤはペットボトルの首が折れ曲がっている。直してと渡されるがアタシの力じゃ無理だ。ミサキと言ったら ちゃんは、とうるさい一年生。ミサキちゃんと言ってもらいたようだ。麦茶だとは思うが飲みたくないと顔をしかめている。濃すぎたようだ見れば真っ黒。うーーん、タシロさんの好きな人の秘密をばらしたと二人で。兄と妹関係、タシロさんがお母さんのこと好きだって言う秘密お母さんに言っちゃった。言っちゃったのあーあ事件になるぞバカ、秘密ってのは黙ってるから秘密なんだよ。ミサキもばらしたよ、いつだったか並んで歩いていたお母さん３人、ミサキがあの中で誰が好きと聞いたのだ。様々を抱えて朝の通学団は行く。信号まで見送る。一番後ろに付いたタクロウが手を振る。
いただいたキタアカリと隣のバアサン自家製のジャガイモを一緒にして茹でる。キュウリを買いに行く。来年の家賃の査定になる収入申告書が建築課から届けられる。そうかそんな時期なのだ。
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厨房メモ
退職してすぐの六月はなんやらせわしいまま過ぎた。やっと生きるゆとりの事始め
