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脱衣室へ。高い天井はもちろん格天井。吊り扇風機が最後まで現役でした、長い間ご苦労様でした。なぜか編み籠の代わりにクリーム色のプラスチック籠があります、まあ普通の鍵付きロッカーを使いましたがw
浴室へ。湯道具はややくたびれた水色の洗面器と水色台形座椅子、青緑色丸座椅子もあります。もちろん二段色天井。
島カランは1列、カラン数は7・6・6・7。最終日と言うのはどうも地元民よりも遠方客が多いようだ。先客は6人くらい。
ペンキ絵は中島さんの奥多摩かな?女湯側は富士山の様子。なんかキャンヴァスみたいな額縁?があるのがユニーク。その下にチップタイル絵で熱帯魚。
浴槽は3槽。左側深湯は無設備。中央浅湯は床バブル、割と強めです。右側は寝風呂2人分。湯温は44度くらいの熱め、王道の銭湯ですね。
9時半を過ぎると新たな客はもう来ない、つまりこんな家から遠くの銭湯で廃棄直前の最後のお客になってしまった、ちょっと畏れ多いです。湯上がりはこじんまりした待ち合いスペースでオロナミンC100円。最終日だし、乳飲料系は品切れ、このオロナミンCの値段も普段より値引きかも。浴室から出てまだ入浴中のお客があと2人、脱衣室でのんびり涼んでいれば最後の入浴客も上がる。これはもうご主人に許可を取ってペンキ絵を撮影させてもらわない訳には(^o^)女将さんはあまり最終日と言う思い入れがないようで黙々と片付け仕事をされている、撮影は手短に、と言う条件で撮影、女湯側脱衣室はすでに灯りが落ちています。
店を出てもう少し外観を眺めているとあっさりとシャッターが閉まりました。終わっちゃったなあ、とよそ者ながらもしばし感慨に耽る。地元客の方も名残惜しそうに眺めてましたが、自分が遠方からの客と気づき(って、撮影してるのを見られてましたがなw)、どこから情報を得たんですか、としばしお話しする。いちおう銭湯ナイトの宣伝もしときました(笑)。夏の暑さも終わり、湯上がりの夜風が気持ち良い季節に灯りを消した銭湯を惜しんできました。帰りは大江戸線に乗り、中井駅から落合駅まで歩いて東西線で帰宅。距離は大したことないのだが、落合に向かってずっと登り坂なので汗かいた(汗)。