トランプが大統領になり、行動パターンが少しずつ読めて来た。グリーンランドの所有と言い、ガザ地区の所有と言い、まさに不動産業者の発想だな、と、いい意味でも悪い意味でも思った。もう、イーロンマスクを要職につけるとか、彼のやってることは政治じゃなく完全にビジネスで、人々の幸せを直接考えるのではなく、何はともあれ、富さえあれば、勝手に国が豊かになる、と言う発想なのだろう(いわゆるリバタリアニズム)。目の前の課題(というか、ウクライナもガザも民族問題ではなく不動産経済問題と捉えている節がある)にはまるで関心がないが、周り回って豊かな世界が現れるかもしれない。結局のところ、第二次大戦後も戦争が止まないのはアメリカ軍部のせいなので、軍部を弱らせる、ということには期待していいかもしれない(とは言え、そんなのを待っていたら、温暖化は取り返しのつかないレベルになるので、パリ協定は脱退しようがなんとしても守らせなければならない)。
その一方で、世界中に関税戦争を仕掛けているが、私には関税は不況をもたらす経済の毒としか思っていない。相手国も被害を被るが、国内経済も物価高で経済停滞すると、第二の世界恐慌→大戦へ、と言う最悪のシナリオも警戒しなければならない。
その一方で、世界中に関税戦争を仕掛けているが、私には関税は不況をもたらす経済の毒としか思っていない。相手国も被害を被るが、国内経済も物価高で経済停滞すると、第二の世界恐慌→大戦へ、と言う最悪のシナリオも警戒しなければならない。