EDUCATION JOURNEY ☆幼児教育世界の旅☆ 

LOOKING for UNBELIAVABLE moments...and CHILDREN's SMILE.

人間教育実践報告大会★ 高校教諭

2011-11-30 | Most important- Education
内容を全部覚えていないので、ポイントだけ。 このスピーチをしたのは男性で、たぶん、私くらいの年齢。 私が勤務している高校は、留年が確定した生徒、万引きが発覚し退学寸前、ひきこもりで全く家から出られなくなった、対人恐怖などの心の病をかかえる生徒などが通う学校です。 私は、Sくんとの二人三脚の体験を話します。 Sくんは、高校に入学してから3日で登校拒否になり、それから全く学校にいけなくなった。 最初会ったとき、全くあいさつもできず、なかなかコミュニケーションがとれないので人とあうことが怖いと感じ、僕はていねいな対話のつみかさねが必要だと感じました。そんな風に、毎日少しず一緒に話ながら目標をたてていきました。なにかを自分自身で決めることは、勇気のいることです。 最初は自分で学校にいけず、保護者が車でおくってくれていました。 そこで、自分の力で、学校へいこう!と励まし、なんとか自分でいけるようにはなったものの、体育の授業になると、体育館の入り口まできて一歩も足が出ないのです。 競争系の種目が苦手な彼には体育は辛いものでしかなく、私は体育の専門教師に、選択制でスピードだけを重視しないような種目もとりいれるように提案し、彼も少しずつ参加できるようになりました。 体育に参加できないときは、見学するかわりに何か社会に貢献することをしよう、と彼に提案し、自分で考えてもらいました。すると、プルタブやペットボトルキャップを集めたい!と言ったので毎週体育館の周りを清掃し始めました。それを始めてから、地域の清掃ボランティアの方と話す機会が増え、少しずつ、知らない人とでもコミュニケーションがとれるようになりました。 また、廊下に、箱を設定したところ、ペットボトルキャップがどんどん集まり、それを週ごとに彼が自ら役所に届けることが習慣になりました。それでも、まだ、あいさつがしっかりとできなかったかれに私はきつい口調で、あいさつもできない人間を社会は必要としていないよ。といいました。彼はそれを真剣にきいてくれました。少しずつ努力してくれました。自分が、中心になりなにか行動をおこしたことで、自信がつきました。みんなが受験や就職の準備をしだしたころ、私は彼を連れて高卒採用の広告を見に、何度もハローワークに足を運びました。彼が、試験の勉強をしたいと言ってきたのでそれにむけて勉強し、むかえた就職試験、残念ながら不合格でしたが彼は涙を流し、人生でこんなにがんばってくやしい気持ちは初めて。また挑戦したい、といいました。お母さんは、先生にまかせます。お願いします!とゆだねてくださったので、 徹底的に、なにがよくなかったのか、彼の得意を伸ばすような分野の採用はないかを探しました。彼の勉強をみていると、彼は数字にとても強く人よりも早く計算ができることに気っきました。数学に強い人を積極採用する企業を見つけ問い合わせたらすでに募集は終了し、選考段階でした。だけど、直接企業に出向き、試験を受けさせてくれないか交渉したらokがでました。彼は、すでにきまった人誰よりも良い成績で余裕の結果でした。社長が、驚き例外採用とし、いままであきらめていた資格の取得ができる人材があらわれた、と喜んだそうです。 (っとここで、なんども彼は泣きそうになるので私はすでに号泣です。 以前にそのような生徒をもったことがあります。。。でも私は救えなかった。 ) 卒業、就職まで大変な道のりでした。でも、彼を信じ、地道に対話を重ねてきたことで彼自身が変わっていけました。 っとまたここで半泣き。。 僕は、一生 彼を忘れません! (会場あちこちで泣きごえ聞こえる。) 私は、これ聞いて あぁ。。私の環境ってめぐまれてるぅ。。。て感じ、 なにがあっても子供を信じて、地道に対話していこう!と、決意しました★

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